5歳から11歳の人の新型コロナウイルスワクチン接種
新型コロナウイルス感染症は5歳から11歳の人においても中等症や重症例が確認されています。特に、基礎疾患を有するなど重症化するリスクが高い5歳から11歳の人には接種の機会を提供することが望ましいとされています。
5歳から11歳の人のコロナワクチン接種の「努力義務」適用について
令和4年9月6日から、5歳から11歳の人のコロナワクチン接種について「努力義務」が適用されていましたが、令和5年5月8日(令和5年春開始接種)以降、基礎疾患のある者、その他重症化リスクが高いと医師が認める者以外は「努力義務」の適用が除外されました。
令和5年9月25日から本市で開始した令和5年秋開始接種においては、基礎疾患のある人は引き続き「努力義務」が適用されていますが、基礎疾患のない人は「努力義務」の適用が除外されました。
接種は強制ではなく、これまで通りご本人および保護者の判断に基づいて受けていただくことに変わりはありません。
努力義務とは
「接種を受けるよう努めなければならない」という、予防接種法第9条の規定のことです。
Q&A_なぜ小児(5~11歳)の接種に「努力義務」が適用されるようになったのですか。(厚生労働省のサイト)
コロナワクチン接種の判断について
コロナワクチン接種を受けるには、ご本人および保護者の同意が必要です。
ワクチン接種をお考えの場合は、予約をする前に下記の厚生労働省と日本小児科学会のサイトを必ずご確認いただき、新型コロナウイルス感染症の発症・重症化予防の効果とリスクの双方を理解したうえで、接種を受けるかどうか、ご本人と保護者と一緒にお決めください。
厚生労働省
日本小児科学会
接種を検討されているお子様と保護者向けのリーフレットが公開されています。
新型コロナワクチンについてのお知らせ(5歳から11歳のお子様と保護者の方へ) (PDFファイル: 4.1MB)
初回(1・2回目)接種について
接種対象者
これまで新型コロナワクチン接種を受けていない5歳から11歳の人
- 小児用ワクチンは、5歳の誕生日の前日から12歳の誕生日の前々日に該当する人を対象に使用します。1回目の接種が12歳の誕生日の前日以降となる場合は、12歳以上用のワクチンを使用します。
- 1回目接種後、2回目接種時までに12歳の誕生日の前日を迎えた場合は、2回目接種にも1回目と同じ小児用ワクチンを使用します。
使用ワクチン
小児用オミクロン株XBB.1.5対応1価ワクチン(ファイザー社製)
- 12歳以上用及び乳幼児用とは用法・用量が異なります。
使用ワクチンの説明書
【5~11歳のお子様の保護者の方へ】新型コロナワクチン予防接種についての説明書(初回接種用)(ファイザー社) (PDFファイル: 715.3KB)
接種回数・接種間隔
原則として、1回目接種から3週間後に2回目を接種
- 1回目接種から3週間を超えた場合は、できるだけ早く2回目の接種を受けてください。
接種券
- 初回(1・2回目)接種の接種券は既に対象となる人に送付しています。
- 詳しくは、次のリンクをご確認ください。
令和5年秋開始(3回目~6回目)接種について
接種対象者
初回(1・2回目)接種が完了し、令和5年秋開始(3回目~6回目)接種を希望する人
- 従来型ワクチンでの3回目接種実施の有無にかかわらず対象となります。
- 乳幼児用ワクチンで初回(1~3回目)接種を完了した人は、5歳の誕生日の前日から令和5年秋開始(4回目)接種の対象となります。
使用ワクチン
小児用オミクロン株XBB.1.5対応1価ワクチン(ファイザー社製)
使用ワクチンの説明書
【5~11歳のお子様の保護者の方へ】新型コロナワクチン予防接種についての説明書(令和5年秋開始接種用)(ファイザー社) (PDFファイル: 705.7KB)
接種期間・接種回数
令和5年9月25日から令和6年3月31日までの期間に1人1回接種
接種間隔
前回の接種から3か月以上
- 前回接種した日の3か月後の同日以降に接種可能となります。3か月後に同日が無い場合は、その翌月の1日から接種できます。
接種会場について
個別接種会場
- 会場:松江市内の5歳から11歳の人の接種実施医療機関
- 予約方法:5歳から11歳の人の接種実施医療機関へ直接予約
- 接種実施医療機関などの詳細については、以下のリンクをご確認ください。
予約空き状況(5歳から11歳の人の新型コロナウイルスワクチン接種)
集団接種会場
- 集団接種会場は、令和6年1月29日(月曜)で終了しました。
- 令和6年2月からは、各医療機関(個別接種会場)のみとなります。
5歳から11歳の人の接種の注意事項
接種日当日の注意事項
接種日当日は、必ず保護者の人が接種会場に同伴していただくようお願いします。(接種を受けるお子様の健康状態を把握している親族などの人でも同伴可能です。予診票には必ず保護者の人が署名をお願いします。)
接種者本人や保護者の人が、接種日当日、体調がすぐれない場合は予約を取り消し、別の日に接種をしてください。
接種日に持っていくもの
- 接種券一体型予診票…初回(1・2回目)接種は、台紙ごと一式(シールははがさずにお持ちください)
- 予診票…事前にご記入ください
- 本人確認書類…健康保険証など
- 母子健康手帳…予診の際に接種履歴などを確認させていただきます
注意:特に接種券と母子健康手帳を忘れると接種できませんので、必ずご持参ください。
接種後の注意事項
コロナワクチンを接種した日の注意点
- 接種会場で15分以上は座って様子をみましょう。
- 激しい運動などは控えましょう。
- 接種部位は清潔にしましょう。注射した部分は強くこすらないようにしましょう。
コロナワクチン接種後、数日以内に現れる可能性のある症状について
発現割合 | 症状 |
---|---|
50%以上 | 注射した部分の痛み、疲れた感じ |
10~50% | 頭痛、注射した部分の赤み・はれ、筋肉痛、寒気 |
1~10% | 下痢、発熱、関節痛、嘔吐 |
ごくまれですが、軽症の心筋炎を発症した例が報告されています。接種後、数日以内に、胸痛、動機、息切れなどの症状があれば、すぐに医療機関【注意】を受診し、ワクチン接種を受けたことを伝えてください。
【注意】病院と診療所の機能分担の推進のため、200床以上の病院をほかの保険医療機関などからの紹介状なしに、初診で受診された場合、保険適用外の選定療養費の負担が必要になる場合があります。
新型コロナワクチンに関する相談先
- ワクチン接種後に、体に異常があるときは、かかりつけ医や、しまね新型コロナウイルス感染症健康相談コールセンター(電話:0852‐33‐7638)へご相談ください
- ワクチン接種全般に関するお問い合わせは、松江市コロナワクチン接種総合相談窓口(コールセンター)(電話:0570‐085277)へご相談ください
新型コロナワクチン接種後の注意点(5歳から11歳のお子さまと保護者用) (PDFファイル: 1.2MB)
ワクチン接種に関する各種問い合わせ先
松江市コロナワクチン接種総合相談窓口(コールセンター)
- 松江市で実施するワクチン接種についての問い合わせ
- 集団接種の予約・キャンセル・予約変更など
- 接種券の再発行などの各種申請についての問い合わせ
なお、松江市コロナワクチン接種総合相談窓口(コールセンター)は令和6年3月29日(金曜日)午後5時15分をもって業務終了となります。
電話番号
0570-085277(ナビダイヤル:通話料有料)
受付時間
月曜~金曜:午前8時30分~午後5時15分
(注意)土曜・日曜・祝日は受付を休止いたします。
お願い
オペレーターへの怒声や暴言、威圧的な発言、ハラスメントなどの入電はお控えください。
皆様のご理解・ご協力をお願いいたします。
この記事に関するお問い合わせ先
松江市 新型コロナウイルスワクチン接種実施本部
郵便番号:690-0045 住所:松江市乃白町32番地2 松江市保健福祉総合センター3階
電話:0852-67-7548/ファックス:0852-67-7545
更新日:2024年03月11日