島根県知事への「中核市移行に向けた協力要請」について

更新日:2023年02月01日

(2016年9月7日更新)

松浦松江市長は、平成27年10月7日(水曜)、溝口島根県知事に対し、中核市移行に向けた協力要請を行いました。(要請文:中核市移行に向けた協力要請)

要請内容は、中核市移行前における市職員の派遣研修受入れと県・市連絡会議の設置です。

この要請に対し、溝口島根県知事は「平成30年までの時間はそう長いわけではない」「松江市の職員派遣の受入れは大事な話なので、きちっと協力をしていきたい」「連絡会議の設置についても、準備が円滑に進むよう、協力していきたい」と、松江市の中核市移行に協力する意思を示されました。

溝口島根県知事に要請書を手渡す松浦松江市長の笑顔の写真

また、協力要請の後、近藤安来市長も交え、保健所の設置方法について懇談を行いました。

これは、松江市が中核市に移行し保健所を設置することが、現在の島根県松江保健所が管轄する安来市にも関係があるためです。

この懇談の中で、松浦松江市長は、保健所の設置方法は、円滑な事務の引継ぎや市民の安心感などを考慮すると、全国で例はないが、島根県と松江市の共同設置(注釈1)が適当であると考えていることを伝えました。

近藤安来市長は、「共同設置していただくことが、今のところではベストではないかと思っております」との考えを示されました。

溝口島根県知事は、「保健所の共同設置ということは全国で初めてのことですので、何か問題があるかも含めてよく検討していきましょう」と発言されました。

今後、保健所の設置方法について検討していくこととしました。

(注釈1):共同設置とは、島根県と松江市がそれぞれ職員を配置し、1つの保健所を設置する方法。1人の所長の下、松江市域に関することも安来市域に関することも担当する。最終的な指揮命令は、島根県知事と松江市長それぞれが責任を持つ形となる。

溝口島根県知事(中央)を囲んで懇談する松浦松江市長(右)と近藤安来市長(左)の写真

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