御風呂屋修理状況(平成28-29年度)
平成30年3月
屋根工事

南東より見る。
木工事左官工事

木工事では補修した造作材の取付を完了した。
左官工事では壁下地小舞掻きを完了した。
平成30年2月
屋根工事下屋庇柿葺完了

屋根工事茅下地組完了

修理前の破損状況では、軒が垂下し一部竹垂木の折損が見られたことから、今回垂木の約3本に1本の間隔で力垂木(桧丸太径2寸)を入れた。
平成30年1月
下屋の庇復旧

下屋庇化粧軒裏の復旧状況。化粧垂木は現状通り谷中竹を掛蔓(葛)で取付、葭の簾を復旧した。
下屋庇柿葺

下屋庇野地を復旧し、柿葺に着手した。
茅葺下地組の状況

谷中竹の取付状況。
平成29年12月
小屋梁組立の完了

平成29年11月
軸部組立の状況

補修した柱、貫を組み立てた。
平成29年8月
柱繕い状況

破損が比較的軽微な柱は解体せずに、柱を30ミリから40ミリ揚屋して補修を行った。
平成28年12月
12月末現在の現場の状況
1期工事での解体範囲を終了した。


平成28年10月
下屋庇柿葺の状況

前回の修理は平成14年に行われ、現在14年が経過している。柿板は杉材が使われているが、前々回の修理では椹材が使われていて、軒付けと茅葺の下に残存していた。
下屋庇野地の状況

平成28年9月
茅の解体完了

垂木、屋中の解体完了

写真手前の桁が、蟻害により折損し垂下している状況がわかる。
平成28年8月
素屋根の組立完了

茅の解体状況

御風呂屋の茅は菅田庵、向月亭と同様に、主に男葭(男木)、葭(女葭)、ススキが混ぜて使われている。前回の全面葺替修理は平成3年に行われ破損が進んでいる。
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更新日:2023年02月01日