菅田庵及び向月亭修理状況(平成28-29年度)

更新日:2023年02月01日

平成30年3月

構造補強工事

生コンクリートを枠の中に流し込み、床下の基礎部分を作っている写真

鉄骨フレーム基礎ベースコンクリート打設完了。

平成30年1月

礎石据直し

礎石を格子状に組んで据え直し作業をしている写真

捨てコンクリートの上にモルタルで高さ調整を行い据え直した。

平成29年11月

基礎工事

床下の基礎部分に砕石やコンクリートを打ち据え直し作業をしている写真

取替、含侵強化処理を行う礎石下は砕石敷厚さ50ミリメートルの上に捨てコンクリート50ミリメートルを打設し据え直す。

平成29年9月

床下土壌の鋤取り

格子状に組まれた木材の隙間に立って床下土壌の鋤取り作業を行っている3人の作業員の写真

床下土壌を厚さ約10センチメートル鋤取りを行った。床下叩き土は周辺の地山同様の赤土が用いられていた。

平成29年6月

向月亭丸太柱の繕い

根継ぎされた向月亭丸太柱の写真

風食した外周部を取り除き、健全な柱芯の部分を残して差し込む形として根継した。

平成28年12月

12月末現在の現場の状況

解体された建物を上から撮影した写真
床材がはがされて基礎部分がむき出しになっている建物の内部の写真

1期工事での解体範囲を終了した。

平成28年9月

菅田庵屋根の解体状況

骨組みだけになった菅田庵の屋根の写真

菅田庵化粧垂木は、向月亭下屋同様、杉磨丸太、白竹(真竹)、種類の異なる皮付雑木丸太が不規則に配されている。

平成28年8月

くつろぎの間妻壁杉皮張り下地の状況

劣化して板が所々はがれているくつろぎの間妻壁杉皮張り下地の写真

下地の胴縁には角釘痕が見られる。

平成28年7月

くつろぎの間天井裏の砂壁

くつろぎの間天井裏の砂壁の写真

くつろぎの間は、明治の初期に有澤本邸から移築されたと考えられ、移築以前の砂壁が天井裏に残存していた。

向月亭下屋柿葺の解体完了

柿葺がはがされて骨組みだけになった向月亭下屋柿葺解体完了時の写真

平成28年6月

向月亭の棟の仕様

真竹や縄で固定されている向月亭の棟の写真

現状の棟の仕様は、真竹を銅線で結び、その上から棕櫚縄で結び、押鉾竹から棕櫚縄で固定していた。

向月亭茅の解体完了

茅がはがされて下のススキだけになった向月亭の屋根の写真
ススキがはがされて下の骨組みだけになった向月亭の屋根の写真

茅下は、ススキを藁縄で編んだものが敷かれていた。

平成28年5月

素屋根の組立完了

建物の周囲に組まれた足場に白いシートがかけられている写真
周囲に足場が組まれ、茶色の素屋根の組立が完了している写真

平成28年4月

素屋根の組立状況

建物の周囲を囲むように足場が組まれている写真

素屋根組立に先立ち、飛石、延段は土嚢を並べ、その上にゴムマットを敷き養生を行い、その上に足場板を敷き建地を組上げた。

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