『松江市史』通史編のご紹介

更新日:2023年02月01日

通史編(5巻)

通史編1「自然環境・原始・古代」

見開きになった『松江市史』通史編1の書籍本体と函のサンプル写真

松江市域は、古代から現代にいたるまで、出雲地域、島根県の政治権力の中枢が置かれた場所であり、そのため、多くの遺跡や史料が残されています。本巻は、松江市の社会や文化はどのようにして築かれたのか、それはまた日本史、世界史の中でどのような特質をもっているのかを、歴史の舞台となった自然環境と原始・古代の歴史記述を通して示すものです。現在までの研究を振り返り、今後の歴史研究の進展に役立つ通史を目指しました。

書籍情報

  • 編集:松江市史編集委員会
  • 発行:松江市
  • 発行年月日:平成27年(2015)3月30日
  • 判型:A5判縦組、布クロス装、函入
  • 頁数:口絵カラー8頁、本文892頁
  • 定価:5,000円(税別)
  • ISBN:978-4-904911-28-0

通史編2「中世」

本巻では、11世紀後半の院政期から戦国の争乱が終結する慶長5年(1600)の関ケ原合戦までの時代を対象としています。中世は、その全体が大変躍動的で、国家や社会の枠組みも流動的で捉えにくいという特徴を持っています。本巻では、中世の松江市域の社会や文化はどのように推移していったのか、それはまた日本史、世界史の中でどのような特質をもっているのかを、最新の歴史研究に基づき記述しました。

書籍情報

  • 編集:松江市史編集委員会
  • 発行:松江市
  • 発行年月日:平成28年(2016)3月25日
  • 判型:A5判縦組、布クロス装、函入
  • 頁数:口絵カラー8頁、本文782頁
  • 定価:5,000円(税別)
  • ISBN:978-4-904911-33-4

通史編3「近世1」

通史編「近世」は、慶長5年(1600)の関ケ原の合戦から明治4年(1871)の廃藩置県までの時代を対象として、松江地域の歴史や文化の推移を執筆しています。松江藩の特徴に留意しながら、最新の歴史研究を踏まえ、全国的な視野に立って記述しました。本巻では、この時代を支配した堀尾氏、京極氏、松平氏の統治機構や領域行政について論じています。

書籍情報

  • 編集:松江市史編集委員会
  • 発行:松江市
  • 発行年月日:平成31年(2019)3月25日
  • 判型:A5判縦組、布クロス装、函入
  • 頁数:口絵カラー8頁、本文818頁
  • 定価:5,000円(税別)
  • ISBN:978-4-904911-47-1

通史編4「近世2」

通史編「近世」は、慶長5年(1600)の関ケ原の合戦から明治4年(1871)の廃藩置県までの時代を対象として、松江地域の歴史や文化の推移を執筆しています。本巻では通史編3「近世1」に引き続き松江藩の特徴に留意しながら、諸産業、交通・流通の発展、人々の暮らしや信仰、教育・文化について論じています。

書籍情報

  • 編集:松江市史編集委員会
  • 発行:松江市
  • 発行年月日:令和2年(2020)3月31日
  • 判型:A5判縦組、布クロス装、函入
  • 頁数:口絵カラー8頁、本文874頁
  • 定価:5,000円(税別)
  • ISBN:978-4-904911-56-3

通史編5「近現代」

最終巻である本巻は、明治4年(1871)の廃藩置県から2011年(平成23)に八束郡東出雲町を編入合併して現在の松江市が成立するまでの、近代・現代の140年間を対象としています。松江市域の歴史を、地域と住民の側に視点を据えて見ることで、そこに地域と住民の主体的・自律的で多様な活動の跡を見出し、松江市域の近現代史の特徴ある様相を明らかにしています。

書籍情報

  • 編集:松江市史編集委員会
  • 発行:松江市
  • 発行年月日:令和2年(2020)3月31日
  • 判型:A5判縦組、布クロス装、函入
  • 頁数:口絵カラー8頁、本文944頁
  • 定価:5,000円(税別)
  • ISBN:978-4-904911-55-6

この記事に関するお問い合わせ先

文化スポーツ部 松江城・史料調査課
電話:0852-55-5959(松江城係)、0852-55-5388(史料調査係)
ファックス:0852-55-5495
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