成年年齢引き下げ後の成人式について

更新日:2023年02月01日

民法改正により令和4年4月から成年年齢が、20歳から18歳に引き下げられました。

松江市では令和4年度(令和5年1月開催)以降の成人式の対象年齢及び開催時期について令和元年度に検討を行い、その結果、下記のとおり決定しました。

対象年齢は、現行どおり20歳とします。

20歳を対象とした理由

  • 18歳を対象とした場合、受験又は就職など人生において大切な時期と重なり、そのタイミングで式典を開催することは、ご本人にもご家族にも大きな負担がかかることが懸念されること。
  • 松江市内の全高等学校の2年生(令和4年度改正民法施行時の20歳となる年代)を対象にアンケートを実施した結果、86.6%がこれまでどおり20歳を対象に開催することを希望していること。→下記アンケート結果参照
  • 20歳は飲酒や喫煙も含め、全ての年齢制限がなくなる区切りの年齢であり、大人としての自覚を促すにふさわしい時期であること。

(注意)なお、名称は「はたちの集い」に変更します。

開催時期は、現行どおり1月とします。

1月に開催する理由

  • これまでどおり「1月」を希望する意見が85.7%であったこと。→下記アンケート結果参照
  • 特に女性対象者に関しては「晴れ着を着たい」「晴れ着姿を親に見せたい」という願望が強いことも、冬季の開催を望んでいることにつながっていること。

アンケート結果

対象者:松江市内の全高等学校の2年生(令和4年度改正民法施行時の20歳となる年代)2,269人

回答数:1,984人(男子1,114人、女子864人、その他6人)

対象年齢回答のグラフ

【皆さんが成人式に参加するのなら、何歳の時に開催するのがふさわしいと思いますか】

20歳開催を希望が1,718人・86.6%あったのに対して18歳開催は252人・12.7%という結果になり、大多数が20歳での開催を望んでいることが分かりました。

開催希望時期のグラフ

【成人式の対象年齢が20歳のままであれば、いつ開催するのが出席しやすいと思いますか】

【成人式の対象年齢が18歳に変わるとすれば、いつ開催するのがふさわしいと思いますか】

対象年齢に関係なく 1 月開催のニーズが多いことが分かりますが、その中身はそれぞれの対象年齢において若干傾向が異なっています。
対象年齢 20 歳では 1 月開催を希望する意見が 85.7 %と大勢を占めていますが、対象年齢 18 歳では 60.2 %と 25 ポイント近く差異が認められ、 1 月開催への抵抗があることが窺えます。対象年齢 20 歳と比較して 8 月開催が 3 割近くあるうえ、その他・無回答の割合が多くなっていることからも 1 月開催を回避したい気持ちが窺えます。

詳しいアンケート結果は下記ファイルをご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 青少年支援室
【青少年支援センター】電話:0852-25-2583
【青少年支援室】電話:0852-24-7602
ファックス:0852-20-2852
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