光化学オキシダントについて

更新日:2023年02月01日

光化学オキシダントとは?

光化学オキシダントは、工場や自動車から排出される窒素酸化物及び揮発性有機化合物(VOC)を主体とする一次汚染物質が、太陽光線の照射を受けて光化学反応を起こすことにより発生する二次的な汚染物質(オゾンを主体とした酸化性物質)です。

光化学オキシダントの濃度が高くなり、空が白く「もや」がかかったような状態を「光化学スモッグ」と呼びます。

松江市の測定値(1時間値)は?

島根県の大気情報(速報値)の「オキシダント(ppm)」のページをご覧ください。

「オキシダント」を選択してください。

何か基準があるの?

1時間値が0.06ppm以下であること。

環境基準は、人の健康を保護するうえで維持されることが望ましい基準として設定されるものであり、大気環境濃度が基準値を超過した場合でも、直ちに人の健康に影響が表れるものではありません。

基準を超えた場合のお知らせはあるの?

  • 都道府県から注意報(大気汚染防止法第23条第1項)・警報が発令されます。
    <発令される場合>
    注意報は、1時間値が0.12ppm以上で、気象条件から見て、その状態が継続すると認められる場合に発令されます。
    警報は、1時間値が0.4ppm以上で、気象条件から見て、その状態が継続すると認められる場合に発令されます。
    島根県大気汚染緊急時対策要綱のページ(外部サイト)はこちら
  • 島根県から注意報等が出された場合には、市町村及び報道機関に連絡が入り、屋外の活動を控え、窓をできるだけ閉め、目やのどに刺激を感じた方は洗顔、うがいをするように呼びかけが行われます。
  • 松江市では、島根県から連絡を受けたら、防災安全課の防災メール・マーブルの屋内告知端末お知らせ君による周知のほか、幼稚園、保育所、小中学校などへ連絡し、子どもたちの屋外活動を屋内活動に変更するなど対応する体制を整えています。(PM2.5と同じ連絡体制です。)
  • なお、注意報、警報は、解除されない限り、翌朝9時まで有効です。

どんな行動をすればいいの?

光化学オキシダント注意報等が発令されたからといって、すぐに健康に被害がでるわけではありませんが、次の対応をお願いします。

  • 屋外での活動を控え、窓をできるだけ閉めましょう。
  • 学校・幼稚園・保育所などでは、児童生徒を屋内に戻しましょう。
  • 目、のどなどに刺激を感じた方は、洗眼やうがいをしましょう。

関連サイト

島根県の光化学オキシダントに関する情報もあわせてご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先

環境エネルギー部 環境対策課
郵便番号:690-0826 松江市学園南一丁目20番43号
【事業系一般廃棄物、浄化槽、不法投棄・野外焼却に関する相談】
電話:0852-55-5679(廃棄物対策係)
【産業廃棄物、PCB、自動車リサイクル法に関する相談】
電話:0852-55-5671(廃棄物規制係)
【大気・水環境、騒音・振動、悪臭等に関する相談】
電話:0852-55-5274(生活環境係)
ファックス:0852-55-5497​​​​​​​
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