土木学会デザイン賞

更新日:2023年02月01日

主な関係組織として「松江市景観審議会」も表彰

公益社団法人土木学会の景観・デザイン委員会が主催する土木学会デザイン賞において、2016年度の最優秀賞4作品をはじめ14作品の受賞が決定され、松江市袖師町、灘町にある「天神川水門(事業者は国土交通省中国地方整備局出雲河川事務所)」が最優秀賞を受賞しました。

天神川水門を建設するにあたっては、「松江市景観審議会」は平成22年度に2回にわたり審議を行い、水門デザインへの助言を行っており、松江市景観審議会も主な関係組織として平成29年1月29日に表彰されました。

松江市景観審議会については、天神川水門への助言に留まらず、これまで松江市の良好な景観形成に向けて逐次適切な助言をいただいており、今後も引き続き松江市の景観形成にお力添えいただきたいと思います。

扉体の両端が円盤となっており、洪水流入による浸水被害を防ぐために設置された天神川水門の写真

天神川水門

永島真吾さんの横に立ち額縁に入った賞状を持っている平塚貴彦会長の写真

(左)松江市歴史まちづくり部次長(まちづくり文化財課長)、永島真吾

(右)松江市景観審議会、平塚貴彦会長

松江市景観審議会が平成22年度に助言した主な内容

  1. 宍道湖への眺望保全のための形態・意匠について
    • ゲート形式については、ライジング・セクター・ゲート(回転式ゲート)方式とすること
    • ゲートの位置は、嫁ヶ島橋西側とすること
    • 県立美術館など周辺の景観に充分に配慮した計画とすること
    • 操作室については、開かれた水辺の空間となるよう色彩や素材等、周辺の景観との調和に充分配慮すること
    • 操作盤は、操作室内に設置すること
  2. 水門の取り付け護岸の色彩、素材等について
    • ゲートの宍道湖側の取り付けについては、岸公園と白潟公園との一体性に配慮すること

(注意)参考

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