表彰工事概要(松江市立内中原小学校空調整備工事)

更新日:2023年02月01日

表彰工事の概要

表彰業務概要
部門名 機械設備工事
工事名 松江市立内中原小学校空調整備工事
工期 令和元年5月9日から令和元年12月19日まで
工事場所 内中原町
表彰事業者名 株式会社オンチョウ
代表者名 代表取締役石倉一男氏
表彰技術者名 主任技術者大塚祐貴氏
工事概要 普通教室(22教室)にガスヒートポンプ式エアコンを整備するもの。
表彰理由 本工事は、普通教室のエアコン整備工事で、機械設備工事の中に付帯する電気設備工事を包含したものです。学校との協議を的確に行い、十分な安全管理のもと実施されました。当該施設は構造が複雑で、配線や配管の施工が困難でしたが、空調機器の設置に並行し、電気配線が的確になされました。また、手戻りのない計画的な工事の進行管理を実施した結果、工事が早期に完成し、全体として優良な工事でした。

現場レポート(表彰工事紹介・技術者インタビュー)

GHP方式で設置された内中原小学校の空調設備の写真

松江市では、児童・生徒の健康と、より集中できる教育環境を確保するため、令和元年度にかけて市立小・中学校の普通教室や多目的教室等の空調設備整備が進められた。その中でも本工事の工事場所である内中原小学校は、松江城や県庁に程近い市内中心部に位置し、児童数700人弱という、市内でも比較的大規模であり、特殊な構造(後述)の施設である。同校に整備した空調設備の数は、22部屋で室内機44台、室外機4台である。空調設備は一般的に、電気モーターを使うEHP(電気式ヒートポンプ)方式と、ガスエンジンを使うGHP(ガスヒートポンプ)方式に大別される。EHP方式の場合、同校では対応した受変電設備への改修が必要になるが、敷地が狭く設備改修する範囲が制限されるため、本工事ではGHP方式が採用された。

内中原小学校の外に設置された空調設備の写真

表彰技術者である株式会社オンチョウの主任技術者(当時)の大塚祐貴氏は、受賞の感想をこう述べる。「初めての受賞で大変光栄に思っています。多くの関係者様のご協力のお陰であり、大変感謝しています。」

同校は、校舎の形状がハニカム構造(ハチの巣のように六角形を敷き詰めたもの)であることが大きな特徴だ。大塚氏も「苦労したのは、建物が六角形の構造であり、配管ルート・おさまりについて悩んだことです。施設の方々、協力業者の方々のご協力のもと、無事に完成することができました。」と当時を振り返る。

代表取締役の石倉氏と主任技術者の大塚氏が表彰状を手にして並んでいる写真

株式会社オンチョウ
(写真左)代表取締役 石倉氏
(写真右)主任技術者 大塚氏

大塚氏は、仕事における今後の目標について「お客様に満足して頂けるよう、自分自身のスキルアップを含め努力していきたいです。」と語る。

建設業のやりがいと、これから建設業界を目指す人へのメッセージとしては「この業界のやりがいは、幅広い分野の知識・技術が必要ですが、携わった工事が形として残ることが一番大きいと思います。」と話す。

最後に、大塚氏が所属する株式会社オンチョウについて紹介してもらった。「話しやすく働きやすい会社です。またメーカーを問わず修繕できる強みがあります。」

新たな空調設備が、子どもたちの学習環境を向上させる。

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(注意)本記事の内容は取材当時のものです。

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