弾道ミサイルによる武力攻撃事態の発生

更新日:2023年02月27日

全国瞬時警報システム(Jアラート)を用いた情報伝達

北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する可能性があるときは、国から関係する地域の住民に対して全国瞬時警報システム(Jアラート)を使用して情報伝達されます。当該情報伝達の流れや注意点等について、国民保護ポータルサイトに掲載されているほか、同サイトには武力攻撃やテロなどから身を守るためにどのように行動するべきか等についても掲載されています。

市内における情報伝達

ミサイルが日本に落下する可能性がある場合は、国がJアラートを使用して、緊急情報をお知らせします。
松江市にJアラートからの情報が送信された場合は、市の防災行政無線等が自動的に起動し、屋外スピーカー、屋内告知端末(おしらせ君)から情報が流れるほか、携帯電話やスマートフォンに緊急速報メール等が配信されます。
北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する可能性がある場合におけるJアラートによる情報伝達メッセージは下記のとおりです。
(注意)下記のメッセージは、状況に応じ、変更される可能性があります。

(1)日本の領土・領海に落下する可能性があると判断した場合

1.ミサイル発射情報・避難の呼びかけ

「ミサイル発射。ミサイル発射。北朝鮮からミサイルが発射されたものとみられます。建物の中、又は地下に避難して下さい。」

(注意)まず、上記の発射情報を伝達し、避難を呼びかけます。

屋外にいる場合は近くの建物(コンクリート造り等頑丈な建物が望ましいですが、頑丈な建物がなければ、それ以外の建物でも構いません)の中、又は地下(地下街や地下駅舎などの地下施設)に避難して下さい。
屋内にいる場合には、すぐに避難できるところに頑丈な建物や地下があれば直ちにそちらに避難して下さい。それができなければ、できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動して下さい。

2.直ちに避難することの呼びかけ

「直ちに避難。直ちに避難。直ちに建物の中、又は地下に避難して下さい。ミサイルが、●時●分頃、●●県周辺に落下するものとみられます。直ちに避難して下さい。」

(注意)ミサイルが日本の領土・領海に落下する可能性があると判断した場合、直ちに避難することの呼びかけを行います。

屋外にいる場合には、直ちに近くの建物の中、又は地下に避難して下さい。また、近くに適当な建物等がない場合は、物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守って下さい。
屋内にいる場合には、できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動して下さい。

落下場所等についての情報(日本の領土・領海に落下)

「ミサイル落下。ミサイル落下。ミサイルが、●時●分頃、●●県●●市周辺に落下したものとみられます。続報を伝達しますので、引き続き屋内に避難して下さい。」

(注意)ミサイルが日本の領土・領海に落下したと推定された場合は、落下場所等の情報を伝達します。
続報を伝達しますので、引き続き屋内に避難して下さい。

(2)日本の領土・領海の上空を通過した場合

1.ミサイル発射情報・避難の呼びかけ

「ミサイル発射。ミサイル発射。北朝鮮からミサイルが発射されたものとみられます。建物の中、又は地下に避難して下さい。」

(注意)まず、上記の発射情報を伝達し、避難を呼びかけます。
屋外にいる場合は近くの建物(コンクリート造り等頑丈な建物が望ましいですが、頑丈な建物がなければ、それ以外の建物でも構いません)の中、又は地下(地下街や地下駅舎などの地下施設)に避難して下さい。
屋内にいる場合には、すぐに避難できるところに頑丈な建物や地下があれば直ちにそちらに避難して下さい。それができなければ、できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動して下さい。

2.ミサイル通過情報

「ミサイル通過。ミサイル通過。先程のミサイルは、●時●分頃、●●へ通過したものとみられます。不審な物を発見した場合には、決して近寄らず、直ちに警察や消防などに連絡して下さい。」

(注意)ミサイルが日本の上空を通過したことが確認された場合は、その情報を伝達します。
引き続き屋内に避難する必要はありませんが、不審な物を発見した場合には、決して近寄らず、直ちに警察、消防や海上保安庁に連絡して下さい。

(3)日本の領海外の海域に落下した場合

1.ミサイル発射情報・避難の呼びかけ

「ミサイル発射。ミサイル発射。北朝鮮からミサイルが発射されたものとみられます。建物の中、又は地下に避難して下さい。」

(注意)まず、上記の発射情報を伝達し、避難を呼びかけます。
屋外にいる場合は近くの建物(コンクリート造り等頑丈な建物が望ましいですが、頑丈な建物がなければ、それ以外の建物でも構いません)の中、又は地下(地下街や地下駅舎などの地下施設)に避難して下さい。
屋内にいる場合には、すぐに避難できるところに頑丈な建物や地下があれば直ちにそちらに避難して下さい。それができなければ、できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動して下さい。

2.落下場所等についての情報(日本の領海外の海域に落下)

「先程のミサイルは、●時●分頃、●●海に落下したものとみられます。不審な物を発見した場合には、決して近寄らず、直ちに警察や消防などに連絡して下さい。」

(注意)ミサイルが日本まで飛来せず、領域外の海域に落下したと推定される場合は、上記の情報を伝達します。
引き続き屋内に避難する必要はありませんが、不審な物を発見した場合には、決して近寄らず、直ちに警察、消防や海上保安庁に連絡して下さい。

弾道ミサイル落下時の行動について

弾道ミサイルは、発射からわずか10分もしないうちに到達する可能性もあります。

ミサイルが日本に落下する可能性がある場合は、国からの緊急情報を瞬時に伝える「Jアラート」を活用して、防災行政無線で特別なサイレン音とともにメッセージを流すほか、緊急速報メール等により緊急情報をお知らせします。

メッセージが流れたら、直ちに以下の行動をとってください。

屋外にいる場合

近くの建物の中か地下に避難。できれば頑丈な建物が望ましいものの、近くになければ、それ以外の建物でも構いません。
建物がない場合は、物陰に身を隠すか、地面に伏せて頭部を守る。

屋内にいる場合

窓から離れるか、窓のない部屋に移動する。

参考資料

エリアメール・緊急速報メールを受信できない場合の対策について

弾道ミサイル情報等の国民保護情報については、現在、Jアラートを通じて防災行政無線等により伝達されるほか、消防庁から携帯大手事業者(株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社、ソフトバンク株式会社)を経由するエリアメール・緊急速報メールにより携帯電話・スマートフォンに配信されています。

携帯電話・スマートフォンのほとんどが、エリアメール・緊急速報メールを受信できますが、一部には受信できないものがあります。

お持ちの携帯電話・スマートフォンが受信できるかどうかの確認手順と、受信できない(又は受信できるか分からない)場合の対策について消防庁から発表がありましたのでお知らせします。

この記事に関するお問い合わせ先

防災部 防災危機管理課
電話:0852-55-5115(危機管理係)、0852-55-5174(防災情報係)
ファックス:0852-55-5617
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