地震に備えて

更新日:2023年02月27日

地震対策

家屋の地震対策

大規模地震に備えて、住宅の倒壊を防ぐための対策をしておくことが大切です。建物の耐震性を調べ、問題があれば専門家に依頼し、補強や改修などの対策をしておきましょう。

家の耐震診断をしましょう

阪神・淡路大震災の教訓を生かすため、松江市では『耐震診断事業』を行っています。

建築指導課建築指導係電話:0852-55-5342・5347

家の中の地震対策

地震発生後、家具の転倒などにより逃げ道をふさがれたりしないように、日頃から安全に脱出できる準備をしておきましょう。

  • タンス、食器棚、冷蔵庫などの大型家具は、L型金具などで転倒・移動防止対策を。
  • 食器棚やサイドボード、窓ガラスは、飛散防止フィルムを張るなど飛散防止対策を。
  • 食器棚等の扉には簡単なカギをつけて、食器が飛び出さないように。
  • 子どもやお年寄り、傷病者などの部屋には大型家具類を置かないで。
  • テレビや水槽などを、タンスの上など高い場所に置かないで。
  • 吊り下げ式照明器具は、できれば天井固定式に。
  • カーテンやじゅうたんなどはなるべく防炎加工を施したものを。

地震が発生したら

まずわが身の安全を図れ

ケガをしたら火の始末や避難がおくれてしまいます。家具の転倒や落下物には充分な対策を。

無理して火の始末をしない

無理して火を消しに行くと、調理器具が落ちてきてやけどなどをしたりするので、揺れが収まるまで待ちましょう。

火が出たらまず消火を

「火事だ!」と大声で叫び、隣近所にも協力を求め初期消火に努める。

非常出口を確保する

とくに鉄筋コンクリートの建物内にいるときは、閉めたままだと建物がゆがみ、出入口が開かなくなることがある。

外へ逃げるときはあわてずに

外に逃げるときは、瓦やガラスなどの落下物に注意し、落ち着いた行動を。

狭い路地、塀ぎわ、がけや川べりには近寄らない

ブロック塀・門柱・自動販売機などは倒れやすいので要注意。

山崩れ、がけ崩れ、津波に注意する

山間部や海岸地帯で地震を感じたら、早めの避難態勢を。

避難は徒歩で、荷物は最小限にする

避難場所に徒歩で避難を。車は使わない。避難する前にガスの元栓を閉め、電気のブレーカーを落とす。

みんなが協力し合って応急救護

お年寄りや身体の不自由な人、ケガ人などに声をかけ、みんなで助け合う。

正しい情報をつかみ、余震に注意する

​うわさやデマに振り回されない。テレビやラジオで正しい情報を。

津波に備えて

津波避難のポイント

強い地震(震度4以上)の揺れや、弱くても長くゆっくりとした揺れを感じたとき、または津波警報・大津波警報が発表されたときは、高台や高いビルなどの安全な場所へ避難しましょう。

日頃からの備え

家庭内で話し合い

避難場所、避難経路、連絡方法、集合場所などを家庭内で話し合って決めておきましょう。

地域で話し合い

助け合いの確認や、避難完了の確認方法を近所で話し合っておきましょう。

日頃からの準備

注警報の発令がすぐわかるよう防災メールの登録や、避難を妨げないよう家具や電機製品の転倒防止を行っておきましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

防災部 防災危機管理課
電話:0852-55-5115(危機管理係)、0852-55-5174(防災情報係)
ファックス:0852-55-5617
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