原子炉と原子爆弾の違い

更新日:2023年02月01日

天然のウランは、0.7%のウラン235(核分裂する)と、99.3%のウラン238(核分裂しない)からできています。
原子炉も原子爆弾も核分裂によるエネルギーを利用するという点では同じですが、原子爆弾は、ウラン235の割合を100%近く濃縮するものです。
これに対して原子力発電は、エネルギーを少しずつ取り出すため、ウラン235の割合は2%〜4%程度の濃縮で十分であり、濃度が低いため爆発は起こりません。

原子力発電と原子爆弾の違いの表

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