放射線管理

更新日:2023年02月01日

放射性物質の管理

原子力発電所からは、放射性物質を含んだ気体状・液体状・固体状の放射性廃棄物が発生します。
発電所では周辺環境に影響を与えることのないよう、気体・液体廃棄物は専用の処理装置によって放射性物質を除去し、安全な状態を確認してから大気や海に放出します。また、固体廃棄物はドラム缶に密閉し、発電所敷地内の専用施設に安全に保管しています。

廃棄物処理方法

放射線や放射性物質を監視するモニタリング

放射線の量や放射性物質の濃度を、連続的にまたは一定の頻度で測定し、監視することをモニタリングといいます。原子力発電所が運転されるときに、その周辺に出てくる放射性物質は、問題にならない程度の非常にわずかな量でしかないのですが、そのことを確認するためにモニタリングが行われます。
電力会社は、原子力発電所の周辺の海底土、土壌、農作物、水産物、畜産物などいろいろなもののモニタリングを行い、放出された放射性物質が周辺に影響を与えていないかどうかを確認しており、その結果は、例えば県の月報などで公表されています。

発電所から周辺の人々の受ける放射線は、年間0.05ミリシーベルト以下になるように管理されています。
実際の測定結果は、年間0.001ミリシーベルト以下と極めて低い数値となっています。

この記事に関するお問い合わせ先

防災部 原子力安全対策課
電話:0852-55-5616
ファックス:0852-55-5617
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