平濱八幡宮トーレトーレ御神事

更新日:2024年01月12日

「トーレトーレ御神事」は平濱八幡宮の例祭、御神幸式(ごじんこうしき)の事前の獅子小屋祭にかかわる行事で、子どもたちがすべて執り行います。

平濱八幡宮の境内には武内神社があり、8月末に武内大神が近くのお旅所(たびしょ)に神幸され、そこで御酒(ごしゅ)を作って9月に平濱八幡宮の祭神を接待されます。その際に、お旅所の境内に獅子を安置する獅子小屋を作り獅子頭を運び込みます。

この獅子頭を運ぶ祭行列に「トーレトーレ 何でもトーレ」と子どもたちが (はや)し立てて歩くところからトーレトーレ御神事と名づけられています。「トーレ」とは「通れ」を意味し、不浄立ち入り禁止の祭りに際し、何人も祭に参拝できるように境内入口で獅子頭を持って清めたことと関係していると思われます。この獅子頭は江戸時代中期以前のもので、雄獅子、雌獅子の一対です。

トーレトーレ神事画像

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