秋鹿大日堂御頭行事保存会

更新日:2024年01月12日

弘仁(こうにん)8(817)年以来、毎年行われている真言密教の御頭(正月)行事の祈祷祭と、無病息災・五穀豊穣(ほうじょう)などを祈願するために大鏡餅を奉納する地区住民の行事が結びついたものと考えられています。

戦時中も規模を縮小しながらも、途絶えることなく昭和39年まで続けられましたが、地区内の手間不足と、当時の経済優先による非生産的な無駄を省く風潮とが相まって中断していました。

昭和50年代になると公民館活動などで伝統行事が見直されはじめ、古老たちの伝統行事が途絶えることを惜しむ心情や若者たちによる地域文化継承育成の気運が高まるようになりました。そうした中で、希薄になりつつあった地区住民のコミュニティ意識心のふれあいと連帯感を深めることを願い、昭和53年に復活することができました。


御頭行事(おもっつぁん)の日程

・御餅つき 餅おろしの一週間前の日曜日

・御餅あげ 餅おろしの前日

・御餅おろし 2月5日以降の最初の日曜日

秋鹿大日堂御頭行事保存会

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