熊野大社神事・八雲楽保存会

更新日:2024年01月12日

御櫛(みぐし)(さい)」は、春の「おおみまつり」とも言います。
素戔嗚尊(すさのおのみこと)が斐伊川上流で八岐大蛇(やまたのおろち)を退治した時、櫛稲田姫(くしいなだひめ)に結納として御櫛を渡したという熊野大社に伝わる独特の故事にちなんだお祭りで、4月13日の午前10時から行われます。

素戔嗚尊が(まつ)られている本殿に御櫛をお供えし、拝殿で祝詞(のりと)を奏上した後にその御櫛を御妻神(みつまかみ)の櫛稲田姫が祀られている稲田神社に献上、そこで再び祝詞を奏上します。まさにこの故事を再現し、伝えた珍しいお祭りです。

また、午後3時半からは素戔嗚尊が住民に米作りを教えたという故事により地元の中学生の女生徒たちが早乙女となり、御田植神事を行います。菅笠(すげがさ)(かすり)の着物をまとい、赤たすきをかけて氏子の青年男衆の笛や太鼓にあわせ田植歌を歌いながら苗に見立てた松葉を植えて豊作を祈ります。

熊野大社

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