宍道町角道協会

更新日:2024年01月12日

宍道町では、古くから薬師様の奉納行事として相撲が行われていました。

大正4年、大正天皇の奉祝行事として、氷川神社で奉納相撲が行われたのが始まりで、毎年10月10日に開催され、90余年の歴史を重ねています。

奉納相撲は、前夜祭の「ふれ太鼓」から始まり、「行司」、「呼び出し」、「力士」がそろい、「土俵入り」、「本割の取り組み」と続き、「相撲甚句」で千秋楽となります。

なかでも、相撲甚句は、大相撲で唄われている関東節ではなく、関西相撲の巡業に同行した、故片部為吉氏の指導により、関西節を継承しています。

この伝統は、角道会と青年団により守られてきました。その後、時代の趨勢(すうせい)により一時期衰退し、存続の危機にひんしましたが、昭和32年に「宍道町角道協会」が発足し継承しています。

平成12年には、「立呼び出し」2名と「立行司」1名に「宍道ふるさと伝承人」の称号が贈られ、後継者の育成に力を注いでいます。

宍道町角道協会

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