島芝翫節保存会
「島芝翫節」は江戸時代の文化・文政の頃、江戸歌舞伎で名のあった中村芝翫、嵐璃寛、市川門之助、市川蝦十郎等の芸風をたたえ歌われたもので、大阪歌舞伎俳優によって、この出雲地方にも伝えられたと言われています。
古くは、松江、東出雲のほうでも歌われたそうですが、約200年もたった今では、この大根島(八束町)にだけ残っているということで、「島芝翫節」と言っております。
これは唄と三味線と太鼓で構成されており、女性が扇をもって踊ります。とてもゆったりとした曲です。
最近では、小学校のクラブ活動や高校生、一般の方々を対象に指導し、後継者育成に努め、この伝統芸能をいつまでも後世に残したいと、会員一同頑張っています。
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更新日:2024年01月12日