島芝翫節保存会

更新日:2024年01月12日

島芝翫(しましかん)(ぶし)」は江戸時代の文化・文政の頃、江戸歌舞伎で名のあった中村芝翫(なかむらしかん)嵐璃(あらしり)(かん)市川門之(いちかわもんの)(すけ)市川(いちかわ)(えび)十郎(じゅうろう)等の芸風をたたえ歌われたもので、大阪歌舞伎俳優によって、この出雲地方にも伝えられたと言われています。

古くは、松江、東出雲のほうでも歌われたそうですが、約200年もたった今では、この大根島(八束町)にだけ残っているということで、「島芝翫(しましかん)(ぶし)」と言っております。

これは唄と三味線と太鼓で構成されており、女性が扇をもって踊ります。とてもゆったりとした曲です。

最近では、小学校のクラブ活動や高校生、一般の方々を対象に指導し、後継者育成に努め、この伝統芸能をいつまでも後世に残したいと、会員一同頑張っています。

島芝翫節保存会

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