菅田庵及び向月亭修理状況(平成28-29年度)
平成30年3月
構造補強工事

鉄骨フレーム基礎ベースコンクリート打設完了。
平成30年1月
礎石据直し

捨てコンクリートの上にモルタルで高さ調整を行い据え直した。
平成29年11月
基礎工事

取替、含侵強化処理を行う礎石下は砕石敷厚さ50ミリメートルの上に捨てコンクリート50ミリメートルを打設し据え直す。
平成29年9月
床下土壌の鋤取り

床下土壌を厚さ約10センチメートル鋤取りを行った。床下叩き土は周辺の地山同様の赤土が用いられていた。
平成29年6月
向月亭丸太柱の繕い

風食した外周部を取り除き、健全な柱芯の部分を残して差し込む形として根継した。
平成28年12月
12月末現在の現場の状況


1期工事での解体範囲を終了した。
平成28年9月
菅田庵屋根の解体状況

菅田庵化粧垂木は、向月亭下屋同様、杉磨丸太、白竹(真竹)、種類の異なる皮付雑木丸太が不規則に配されている。
平成28年8月
くつろぎの間妻壁杉皮張り下地の状況

下地の胴縁には角釘痕が見られる。
平成28年7月
くつろぎの間天井裏の砂壁

くつろぎの間は、明治の初期に有澤本邸から移築されたと考えられ、移築以前の砂壁が天井裏に残存していた。
向月亭下屋柿葺の解体完了

平成28年6月
向月亭の棟の仕様

現状の棟の仕様は、真竹を銅線で結び、その上から棕櫚縄で結び、押鉾竹から棕櫚縄で固定していた。
向月亭茅の解体完了


茅下は、ススキを藁縄で編んだものが敷かれていた。
平成28年5月
素屋根の組立完了


平成28年4月
素屋根の組立状況

素屋根組立に先立ち、飛石、延段は土嚢を並べ、その上にゴムマットを敷き養生を行い、その上に足場板を敷き建地を組上げた。
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更新日:2023年02月01日