松江市歴史のまち歩き事業実績

更新日:2024年03月22日

松江市では、公民館区ごとに制作された「まち歩きマップ」を活用し、広くそのまちの魅力を伝え地元への愛着心を深めるため、令和3年度から住民を対象としたまち歩き事業を実施しております。

【終了】令和3年度歴史のまち歩き事業報告

雑賀(若槻禮次郎や岸清一の生誕地)

公園内の石碑の前で説明しているガイドの男性と話を聞いている参加者の写真
  • 地元ガイドさんから雑賀の歴史を聞きながら、若槻禮次郎や岸清一の生誕地等を見学しました。また、松江城選定の地である床几山公園では堀尾吉晴の気分で松江市内を展望しました。
  • 開催日時:令和3年6月26日(土曜日)9時から12時
  • 参加者数:計29名

【参考】雑賀のまち歩き動画紹介(外部サイト)

古江(古代出雲の古墳群と豊かな自然を散策)

道栄寺の建物の前で話をしている住職さんと説明を聞いている参加者の写真
  • 古江地区古曽志町の歴史を聞きながらまち歩きしました。地元ガイドさんには古江地区の歴史や古墳、住職さんには道栄寺の歴史や六地蔵巡り、宮司さんからは許曽志神社の歴史や猿と鶏を祀っている由来等、各所で専門的な話が聞けました。
  • 開催日時:令和3年7月18日(日曜日)9時から12時
  • 参加者数:計14名

秋鹿(伝統行事おもっつぁんと一畑中道をたどる)

ガイドの説明を受けながら柿の木を眺めている参加者の写真
  • 言い伝えでは1200年前から続いていると言われている秋鹿の伝統行事「おもっつぁん」について学び、大きなお餅を担いで歩く山道を地元のガイドの説明を聞きながら、実際に歩きました。また、道標や地蔵尊を確認しながら、一畑中道を一緒に歩きました。
  • 開催日時:令和3年11月13日(土曜日)9時から12時、13時半から16時半
  • 参加者数:計37名

朝酌(矢田渡船でめぐる出雲風土記の原風景)

手に資料を持って説明しているガイドとガイドの傍に集まって話を聞いている参加者の写真
  • 『出雲国風土記』に記載のある「枉北道(きたにまがれるみち)」に該当すると観られる古代の官道跡が見つかった魚見塚遺跡や魚見塚古墳、多賀神社をガイドの話を聞きながら見学しました。また、矢田渡船に乗り、大橋川の下流・中流をガイドの話を聞きながらめぐりました。
  • 開催日時:令和3年11月20日(土曜日)9時から12時
  • 参加者数:計39名

城北(武士や町人が住んだ城下町風情を感じる)

大きな樽が置かれた醤油蔵の中を見学している参加者の写真
  • 城下町の面影が残る城北地区は、江戸時代より良質な水に恵まれ、井戸や水を利用したお店がたくさんあり、ガイドの説明を聞きながら巡りました。また、森山醤油の醤油蔵、千手院や歴史的建造物の綿貫邸を見学しました。
  • 開催日時:令和3年10月16日(土曜日)9時から12時、13時半から16時半
  • 参加者数:計23名

白潟(水辺の歴史と寺社の由緒をたずねる)

道路沿いの用水路をのぞき込んでいる参加者の写真
  • 昔の賑わいと商売をする人の信仰心を感じながら、白潟に点在するお地蔵さんや荒神さんを見て歩きました。また、かつての宍道湖の際を歩き、人口が増えるにしたがって埋め立てをしながら拡大してきた白潟地区を地元のガイドの説明を聞きながら歩きました。
  • 開催日時:令和3年11月28日(日曜日)9時から12時、13時半から16時半
  • 参加者数:計39名

【終了】令和4年度歴史のまち歩き事業報告

忌部(古代出雲とヤマトを結んだ忌部)

本殿の入り口上部に巨大なしめ縄が飾られている忌部神社で参拝している参加者の写真
  • 古代出雲の時代に、玉作り(メノウの産地)で栄えたといわれる忌部地区を歩きました。講師に宍道正年先生をお招きし、古代出雲における忌部地区の役割について座学を受けた後、当時の豪族「忌部氏」にまつわる場所を巡りました。
  • 開催日時:令和4年4月29日(金・祝)9時30分から11時30分、13時30分から15時30分
  • 参加者数:計25名

大野(本宮山から眺める360度の絶景)

本宮山から眼下に広がる景色を眺めている参加者やベンチに腰かけて休憩している参加者の写真
  • 平安時代末期から戦国時代まで数世紀にわたって続いた武将、大野氏が城を置いたとされる本宮山を地元のガイドの方の説明を聞きながら登りました。また、大野地区の地元でできた炭の販売などもあり、地元の力を感じた1日となりました。
  • 開催日時:令和4年5月15日(土曜日)9時00分から12時00分、13時30分から16時30分
  • 参加者数:計37名

鹿島(佐太神社の神在祭にまつわる神の道を歩く)

階段の先にある佐太神社の本殿と権禰宜さんの話を聞いている参加者の写真
  • 鹿島歴史民俗資料館で鹿島地区の歴史についてお話を聞いた後、佐太神社の権禰宜さんをガイドにお迎えし、毎年11月に行われる神事について学びました。また、普段は入ることができない神社の囲いの中や、神事にまつわる山路を権禰宜さんと一緒に歩きました。
  • 開催日時:令和4年6月4日(土曜日)9時00分から12時00分、13時30分から16時30分
  • 参加者数:計37名

大庭(出雲国府(国庁跡)周辺を巡る)

広々とした八雲立つ風土記の丘をガイドの方と一緒に歩いている参加者の写真
  • 八雲立つ風土記の丘を起点に、古代出雲の政治の中心であった出雲国府跡周辺をガイドの方と一緒に歩きました。そのほか、各壁が1枚岩で作られている岩屋後古墳や、意宇六社の一つである六所神社など、遺跡や文化財の宝庫である大庭地区を巡りました。
  • 開催日時:令和4年6月11日(土曜日)9時00分から12時00分、13時30分から16時30分
  • 参加者数:計38名

美保関(美保神社と北前船の面影をめぐる)

美保神社をあるく参加者

・国の重要文化財に指定されている美保神社をガイドの方と見学し、主祭神として祀られている「三穂津姫命」と「事代主神」のお話や、国譲り神話に因んだ神事である「青柴垣神事」、「諸手船神事」についてお話を聞きました。また、三代家住宅、美保館本館、濱延舎はそれぞれ建物内部を見学させていただき、所有者の方にお話をいただきました。

・開催日時:令和4年10月1日(土曜日)9時00分から12時00分、13時30分から16時30分

・参加者数:計39名

八雲(周藤彌兵衛が開削した意宇川の切り通し)

意宇川の切り通しを眺める参加者

・大雨が降るたびに、大水害に苦しんだ日吉村(現八雲町日吉)の人びとを救った郷土の偉人「周藤彌兵衛」について、ガイドの方のお話を聞きました。自分の財産や、我が身をも投げうって当時の日押村の住民のために生きた偉人の姿を思い浮かべながら、意宇川の切通しなどを歩きました。

・開催日時:令和4年11月5日(土曜日)9時00分から12時00分、13時30分から16時30分

・参加者数:計38名

【終了】令和5年度歴史のまち歩き事業報告

大庭(神の籠れる山「神名樋野(かんなびぬ)」茶臼山から眺める意宇平野)

大庭地区まち歩き

・地元ガイドさんとともに出雲國風土記にも登場する茶臼山に登りました。山頂からの360度の絶景を見渡しながら、古代出雲の中心でもあった茶臼山のお話を聞きました。

・日時:令和5年5月20日(土曜日)9時30分から12時

・参加者:計20名

本庄(弁慶伝説が息づくまち本庄を巡る)

本庄地区まち歩き

・弁慶伝説伝承地である本庄を、地元ガイドの方とバスで巡りました。弁慶の母弁吉が弁慶を生み育てた場所として伝わる弁慶の森や弁慶の修行の場ともされている華蔵寺など、弁慶ゆかりの地を訪れました。

・日時:令和5年6月3日(土曜日)9時30分から12時

・参加者:20名

法吉(法吉のルーツを探るまち歩き)

法吉まち歩き

・法吉地区で力を持ったと思われる豪族のお墓である塚山古墳公園や法吉神社などを巡り考古学などの専門的な話を交えながら法吉のルーツについて学びました。

・日時:令和5年6月17日(土曜日)13時30分から16時

・参加者:19名

乃木(湖と里山にいだかれた自然を巡り古の生業を探る)

乃木まち歩き写真

・乃木の乃白地区付近で、盛んであったとされる製紙業について学び、製紙の神様が祀られる野白神社の末社「穀木神社」や、製糸業を生業とした職人たちが信仰していたとされる日吉神社などを巡りました。

日時:令和5年9月16日(土曜日)9時30分から12時、13時30分から16時

参加者:35名

大野(一畑薬師への参拝の道「一畑中道」を行く)

大野まち歩き写真

・かつて人々が一畑薬師を目指して参拝した道「一畑中道」を歩きました。山路のお地蔵さんを探しながら、また、かつて参拝した人々の様々な願いを思い浮かべながら歩きました。

・日時:9月30日(土曜日)9時30分から11時30分

・参加者:15名

宍道(近世山陰道沿線に宿場町として栄えたまち)

宍道まち歩き写真

・宍道のまちなみに残る小路を歩き、海運の拠点であり、宿場町として栄えた宍道のまちの歴史について知識を深めました。雲松寺では輪転経典を見学したり、宍道駅の跨線橋を渡らせていただいたり、貴重な経験をさせていただきました。

・日時:10月21日(土曜日)9時30分から12時、13時30分から16時

・参加者:40名

城北(城下町の面影と寺社仏閣を巡る)

城北まち歩き写真

・かつて城下町として栄えた城北地区には、由緒ある寺社仏閣が多く点在しています。田原神社(春日神社)や、桐岳寺等を巡ったり、城下町の遺構であるさざえ尻を名前の由来などを聞きながら歩きました。

・日時:11月18日(土曜日)13時30分から16時(午前の部中止)

・参加者:17名

白潟(白潟小路に見る町人の賑わいと城下町の庶民の息吹)

白潟まち歩き写真

・白潟地区には、松江の繁栄を支えた産業の歴史や、町人の面影を感じられるものが多く残っています。長満寺では小林如泥作とされる梯子、善道寺では荒川亀斎作の白狐一などの見学をはじめとして、売布神社や、源助柱記念碑などを巡りました。最後には中村茶舗にて、お抹茶とお菓子をいただき、松江の文化を堪能できる1日となりました。

・日時:9時30分から12時、13時30分から16時

・参加者:32名

この記事に関するお問い合わせ先

文化スポーツ部 文化財課
電話:0852-55-5956(歴史まちづくり係)、0852-55-5523(文化財係)
ファックス:0852-55-5658
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