刊行物のご案内:松江市ふるさと文庫
松江市ふるさと文庫
『松江市ふるさと文庫』は、平成17年(2005)の新生松江市の誕生にあたり創刊されました。本市は平成の大合併により、東は美保関、西は宍道と、多様な歴史・文化・自然環境をもつ地域となりました。ふるさと文庫は、松江市域に残る先人のあゆみや自然環境などを、様々なテーマで、わかりやすく紹介するものです。判型はすべてA5判横組、価格は本体価格(税別)です。市内の主要書店、松江歴史館ミュージアムショップで販売しております。郵送での購入方法については「刊行物の購入方法のページ」(以下のリンク参照)をご覧下さい。
新刊:松江市ふるさと文庫35
目次
はじめに
第1章 修学旅行の萌芽
- 修学旅行の嚆矢
- 師範学校令と森有礼の教育観
- 島根県における修学旅行の萌芽
- 尋常小学校への普及と問題
- 兵式分離と多様化する修学旅行
第2章 鉄道に乗ってどこまでも
- 鉄道が変えた修学旅行
- 京阪神旅行に託された山陰地方発展の夢
- 駆け足・周遊型修学旅行
第3章 海の向こうへ
- 満韓旅行時代の到来
- 松江中学校の韓国修学旅行
- 津和野中学校の満韓修学旅行とその目的
第4章 伊勢参宮旅行と聖地巡礼
- 伊勢参宮旅行と団体割引
- 島根県における参宮旅行の実例
- 修学旅行の終焉
あとがき
参考文献
新刊:松江市ふるさと文庫34
目次
はじめに
第1章 5世紀の王権と政治制度
- 倭の五王と王権の動揺
- 人制の成立と出雲の豪族
第2章 部民制と新王統の誕生
- 部民制とは
- 継体大王の登場
第3章 継体系王権と日本海交通
- 継体威信財の波及と出雲の豪族
- 日下部・刑部・蝮部
- ミヤケと「神宅臣」
第4章 『出雲国風土記』の欽明朝説話
- 欽明大王の登場と蘇我氏
- 山代二子塚古墳と大念寺古墳~出雲最大古墳の築造~
- 蘇我氏と物部氏の相克~東西出雲論~
- 風土記説話と出雲の日置氏
第5章 「額田部臣」と推古王権の時代
- 岡田山古墳と額田部・額田部皇女
- 私部と壬生部~部民制の成熟~
- 謎の7世紀から出雲国の誕生へ
おわりに
参考文献
既刊:松江市ふるさと文庫33号から1号
松江市ふるさと文庫33
目次
はじめに
出雲国十郡絵図
第1章:「皇国地誌」に書かれていること
第2章:「皇国地誌」を読む
(1)秋鹿郡
出雲国秋鹿郡秋鹿村
- コラム:秋鹿の手工業品
- まめちしき:岩貝牛蒡
(2)島根郡
出雲国島根郡西川津村
- まめちしき:楽山
- コラム:西川津の「潟ノ内」と姿を変える大橋川流域
(3)意宇郡
出雲国意宇郡魚町
- まめちしき:二つの魚町
- コラム:今も残る近世の小路
出雲国意宇郡雑賀町
- まめちしき:編籐煙管筒
- コラム:雑賀小学校
第3章:「皇国地誌」の使い方-櫨実と生蝋の生産量を例に-
おわりに
用語解説
松江市ふるさと文庫32
目次
はじめに
仏像史(1)飛鳥時代
仏像史(2)奈良時代
仏像史(3)平安時代前期
- 松江の仏像(1)佛谷寺:木造薬師如来坐像ほか
仏像史(4)平安時代後期
- 松江の仏像(2)金剛寺:木造馬頭観音菩薩坐像
- 松江の仏像(3)華蔵寺:木造薬師如来坐像
- 《仏像こぼれ話1》仏像の梱包・輸送
- 松江の仏像(4)成相寺:木造神像群
- 〈コラム1〉佐太神社線刻千手観音鏡像ほか
仏像史(5)鎌倉時代
- 松江の仏像(5)浄音寺:木造十一面観音菩薩立像
- 松江の仏像(6)華蔵寺:木造日光・月光菩薩立像
- 松江の仏像(7)妙岩寺:木造阿弥陀如来立像
- 松江の仏像(8)善光寺:銅造阿弥陀如来立像
- 〈コラム2〉月照寺:絹本著色騎獅文殊菩薩像
仏像史(6)南北朝・室町・戦国・安土桃山時代
- 《仏像こぼれ話2》仏像の修復
- 松江の仏像(9)弘長寺:木造阿弥陀如来坐像
- 松江の仏像(10)報恩寺:木造十一面観音菩薩立像
- 〈コラム3〉迎接寺絹本著色両界曼荼羅図
仏像史(7)江戸時代
- 松江の仏像(11)木造薬師如来坐像:松江歴史館
- 〈コラム4〉華蔵寺:紙本著色九相詩絵巻
- 仏像のみかた:種類とかたち
- 《仏像こぼれ話3》仏像の盗難
あとがき
参考文献ほか
松江市ふるさと文庫31
目次
- はじめに
- 第1章:藩による財政運営の実態
- 御金蔵御有金の蓄積
- 諸役所による貸付
- 藩財政と諸役所
- 臨時支出への対応
- 第2章:領域社会と民政
- 民富の形成
- 豪農の成長
- 商品生産と貨幣経済の展開
- 「国益」の追求と領域経済
- 第3章:御立派改革と領民の訴願
- 御立派改革による財政再建
- 凶作と一揆
- 郡村役人らによる訴願
- 第4章:御立派の継続と郡村の殿り合い
- 殿り合いの展開
- 藩主治郷の御直捌
- 五人組の改革
- 秋鹿郡古浦の困窮
- 古浦の主法
- 文化12年の仁多郡主法
- 仁多郡の百姓騒動と村々による訴願
- 文化14年の十郡殿り合いと村・町財政の監査強化
- おわりに
- 参考文献
松江市ふるさと文庫30
目次
- はじめに
- この冊子の使い方
- 民家の周りで見られる野鳥たち
- さえずりと地鳴きについて
- 困った外来種問題
- 川やため池、田んぼ、草地などで見られる野鳥たち
- 山で見られる野鳥たち
- 中海沿岸で見られる野鳥たち
- 野鳥を観察するときには
- 「ものさし鳥」を覚えよう
- 双眼鏡の選び方・使い方
- 肉眼で見た時の特徴を覚えよう
- シルエットで覚えよう
- 図鑑の選び方
- 聞きなしで覚えよう
- カモのなかまを観察するときには
- 出かけるときのスタイルは
- おわりに
松江市ふるさと文庫29
目次
- はじめに
- 京極氏の出雲支配の始まり
- 京都を中心とする京極氏の活動
- 京極氏の出雲支配と武家領主
- 京極氏と出雲の寺社
- 出雲の荘園と守護領
- 室町幕府-守護体制の変質と京極持清
- 応仁・文明の乱と京極氏の分裂
- 応仁・文明の乱の勃発
- 出雲国内の戦乱と尼子氏
- 京極氏の分裂と尼子氏の台頭
- 京極氏から尼子氏への主導権の移動
- 大乱後の幕府-守護支配と荘園制
- 尼子経久の幕府敵対と復権
- 近江の戦乱と明応の政変
- 京極氏の出雲支配の終焉
- 京極政経の死
- 尼子経久による支配権の掌握
- 尼子氏の出雲国守護職獲得
- 京極氏に関わる歴史遺産
- 京極氏の発給文書と出雲
- おわりに
松江市ふるさと文庫28
目次
- はじめに
- 第1章:松江藩の「国令」
- 松江藩における国令の編纂
- 伝えられる松江藩の「国令」
- 松江藩の法令と伝達ルート
コラム1:「国令」の編纂者-黒沢長顕と松原基
コラム2:藩士たちも参考にした「国令」
- 第2章:松江藩の法令から読む人々の暮らし
- 江戸時代松江市中のゴミ捨て場
- ゴミとは何を指していたのか
- 再三の注意喚起・触
- 出雲国内の茶生産と消費
- 出雲地方の喫茶習慣についての一試論
- ことのはじまり
- 史料に見られる松江藩の「茶」政策の一端
- 出雲国内の茶生産と消費
- おわりに-出雲地方の喫茶習慣についての−試論-
- 江戸時代松江市中のゴミ捨て場
- おわりに
松江市ふるさと文庫27
目次
- プロローグ
- 第1章:田和山遺跡の発見から保存へ
- 第2章:弥生時代とはどのような時代か
- 第3章:田和山遺跡の空間構造
- 田和山遺跡の構成
- 山頂部の遺構
- 三重の環濠と土塁
- 環濠外側の集落
〈コラム1〉大型掘立柱建物の復元
〈コラム2〉土屋根の竪穴建物
- 第4章:田和山周辺の弥生遺跡
- 周辺遺跡の概要
- 田和山遺跡と周辺遺跡の変遷
- 第5章:三重の環濠は何を守っていたのか
- 環濠をめぐらすムラ
- 濠は何を守っていたのか
- 田和山遺跡の性格は?
- 第6章:「まつり」がムラを結ぶ
- まつりの道具
- 青銅器のまつり
- 土製・木製祭具の「まつり」
- 神意を問う--骨卜の習俗--
- 第7章:東アジアと古代出雲
- 朝鮮半島との交流
- 楽浪との交流--中国文化の到来--
- 日本列島各地との交流
- 第8章:弥生時代の交易
- 弥生時代の玉作りと交易
- 全国的にも例のない漆生産
- 鉄器をめぐる交流
〈コラム3〉板石硯に「文字」?
- 第9章:弥生時代墓制の展開と田和山遺跡
- 弥生時代の集団墓
- 方形に貼石された区画墓
- 弥生王墓の誕生
- 第10章:まとめ
〈コラム4〉田和山型環濠のルーツは? - エピローグ--遺跡の活用--
松江市ふるさと文庫26
UTokyoBiblioPlaza「東京大学教員の著作を著者自らが語る広場」(外部サイト)に掲載されました。
著者の西田友広先生による詳細な紹介をお読みいただけます。
目次
- はじめに
- 第1章:荘園制の成立
- 荘園と公領
- 出雲国の荘園と公領
- 中世以前の荘園
- 中世の荘園の成立
- 立荘の背景としての人脈-上野国新田荘-
- 立荘の手続き-紀伊国神野真国荘-
- 鎌倉幕府の成立と地頭
- 公領の状況
- 第2章:出雲国持田荘の構造
- 持田荘の2通の文書
- 持田荘の寺社
- 持田荘の田
- 持田荘の年貢
- 持田荘の公事
- 持田荘の名
- 持田荘に関わる人々
- 第3章:荘園の暮らし
- 荘園の衣食住
- 中世の農業
- 「筌」による漁業
- 浦の暮らし
- 莚の生産
- 市場と流通
- 第4章:出雲国法喜荘の下地中分
- 荘園をめぐる紛争
- 法喜荘の下地中分に関する文書
- 応長元年(1311)前後の法喜荘
- 訴訟の流れ
- 下地中分の具体像
- 下地中分の意義
- 地頭請という解決方法
- おわりに
- 引用文献・主要参考文献
- 図版など一覧
松江市ふるさと文庫25
目次
- はじめに
- 第1章:月照寺の概要
- 第2章:各廟所を歩く
- 初代松平直政廟所
- 2代松平綱隆廟所
- 3代松平綱近廟所
- 4代松平吉透廟所
- 5代松平宣維廟所
- 6代松平宗衍廟所
- 7代松平治郷廟所
- 8代松平斉恒廟所
- 9代松平斉貴廟所
- 月照院墓塔
- 第3章:コラム-廟所をより理解するために-
- 手洗鉢
- 石材からわかること
- 亀趺
- 天徳寺・護国寺・改葬
松江市ふるさと文庫24
目次
- プロローグ
- 第1章:わが国における西洋医学の導入
- 第2章:松江藩における蘭学導入・洋学振興
- 第3章:出雲地方における先進医学の受容
- 第4章:明治政府によるドイツ医学への転換
- 第5章:田野俊貞の活躍と衛生思想の普及
- エピローグ
- 参考文献
松江市ふるさと文庫23
目次
- はじめに
- 山城から平城へ
- 堀尾父子がみた松江:松江城築城前後の原風景
〈コラム1〉須田主殿ノート(1)松江城天守の井戸と抜け穴伝説
〈コラム2〉松江城内に火力発電所! - 松江市とその周辺の石材
〈コラム3〉どのようにして石を判別するのでしょうか - 松江城の石垣と石材
〈コラム4〉堀尾家の家紋が刻まれた石垣
〈コラム5〉須田主殿ノート(2)分銅紋のある忌部安山岩を探そう - 松江城築城時の鎮め物「玉石」
〈コラム6〉須田主殿ノート(3)もう一つあった鎮め物の「石」? - 松江城にまつわる神社,仏閣の石
〈コラム7〉山陰側と山陽側で異なる花崗岩(御影石)
- おわりに
- 引用文献
松江市ふるさと文庫22
目次
- 序章:渤海国とは何か-山陰、日本海域、東アジア世界へ
- 第1章:日本海をかけめぐる人・情報、そして音楽-8世紀後半の東アジア世界と山陰
- 隠岐に流れ着いた渤海からの帰国船
- 安史の乱の情報と日本海交通
- 僧戒融の道
- 板振鎌束と高内弓
- 第2章:渤海使王孝廉が来た出雲-9世紀前半の東アジア世界・列島社会・山陰
- 初めて出雲に来た渤海使王孝廉
- 王孝廉がみた出雲の社会
- 越境する人のつながり-空海と王孝廉はどこで出会ったのか
- 第3章:広がる東アジア世界と出雲国・山陰
- 日本海と東シナ海域をつないで
- 隠岐・出雲に来た渤海使高承祖
- 但馬に来た渤海使王文矩がもたらしたもの
- 出雲に来た渤海使李居正と仏教
- 第4章:渤海使楊中遠の来航の向こう-広がる海域世界のなかの日本海沿海地域
- 渤海使楊中遠の出雲国来航
- 甑島、天草、そして石見に現れた渤海人崔宗佐
- 新羅への警戒と来航する渤海使
- 渤海商人の活動、玳瑁の酒盃
- 終章:東アジア世界のなかの山陰-古代から中世へ
松江市ふるさと文庫21
目次
- 第1章:桑原羊次郎とは(村角紀子)
- 第2章:松江における桑原家(西島太郎)
- 第3章:松江の漢詩文化と政治的ネットワーク(小林奈緒子)
- 第4章:装剣金工研究(村角紀子)
- 第5章:肉筆浮世絵の蒐集と研究(村角紀子)
〈コラム1〉桑原羊次郎旧蔵浮世絵の優品(大森拓土) - 第6章:『欧米美術行脚』と国際博覧会における活躍(林みちこ)
- 第7章:社会事業とハーン顕彰(村角紀子)
- 第8章:郷土美術の研究(藤間寛)
〈コラム2〉島根大学附属図書館「桑原文庫」(昌子喜信:ゲスト) - 桑原羊次郎略年譜(村角紀子)
- 参考文献
松江市ふるさと文庫20
目次
- はじめに
- 第1章:松平不昧と茶の湯
- 第2章:『松平不昧伝』に見る「好みの茶室」
有澤山荘(菅田庵・向月亭)、明々庵、不審庵、八ツ窓の茶室(伝利休茶室)、観月庵 - 第3章:大崎園下屋敷
大崎下屋敷の全容、西館、東館、大崎下屋敷の推移 - 第4章:大崎園の茶室
紅葉台、利休堂、一方庵、富士見台、眠雲、窺原、蔟々閣、為楽庵、松瞑、喫茶去 - 第5章:『大円庵会記』に見る不昧の茶室
独楽庵、幽月軒、清水御茶屋、妙喜庵、大円庵 - 第6章:不昧が求めた茶の湯の空間
- おわりに
- 松平不昧関連年表
- 参考文献
松江市ふるさと文庫19
目次
- 石垣と瓦観察への誘い
- 第1章:城内の石垣を歩く
- 石材をみる
- 積み方をみる
- 城内のみどころ石垣
- 刻印の謎
- 第2章:瓦から考える
- さまざまな瓦と松江城の独自性
- 瓦のみかた
- 松江城の軒瓦
- 堀尾期の瓦を考える
- 江戸中後期の瓦を考える
- おわりに-石垣と瓦からみた松江城-
松江市ふるさと文庫18
目次
- はじめに
- 第1章:出雲における前方後円墳の出現-意宇平野センター化のルーツ-
- 第2章:大橋川の谷の古墳群の出現
- 第3章:意宇平野の開発と淤宇宿禰
- 第4章:前方後方墳体制の成立
- 第5章:山代二子塚古墳の出現と古墳センター化する意宇中枢
- 第6章:手工業生産遺跡の動向
- 第7章:6世紀の意宇中枢化の背景
- 第8章:まとめ
松江市ふるさと文庫17
目次
- はじめに
- 〔古跡碑〕
金崎古墳群の碑、出雲国庁跡の碑、出雲国分寺跡の碑、大野氏城址の碑、東照宮跡の碑、松江城三ノ丸跡の碑、大社一畑道の碑、歩兵第六十三連隊跡の碑、松江放送局跡の碑、桃節山宅跡の碑、小泉八雲宿舎跡の碑、瀧川亀太郎故居の碑、荒川亀斎生誕地の碑、梅謙次郎生誕地の碑、岸清一生誕地の碑、若槻礼次郎生誕地の碑、電信発祥地の碑、電気発祥地の碑、山陰家庭学院発祥地の碑、雑賀小学校創立地の碑、桜崎小学校跡の碑、島根大学附属小学校・附属幼稚園跡の碑、島根県中等教育発誕地の碑、工業学校修道館跡の碑 - 〔記念碑〕
床几山の碑、松江城の碑、楽山神社の碑、浜乃木干拓記念の碑、忌部開拓の碑、上水道拡張記念の碑、垂水神(西猪目水源地)の碑、神伝流遊泳術記念の碑、市民憲章の碑、大橋河畔の柳の碑 - 〔顕彰碑〕
尼子勝久の碑、松平宗衍の寿蔵碑、朝日郷保の碑、倉崎権兵衛の碑、土屋雲善の碑、高橋長信の碑、平塚運一の碑、学道権律師の碑、玄丹加代の碑 - 〔文学碑〕
永坂石タイの詩碑、生田春月の詩碑、松平雪川の句碑、山内曲川の句碑、門脇友川の句碑、高浜虚子の句碑、奈倉梧月の句碑、野津無字の句碑、山口誓子の句碑、佐川雨人・孝女の句碑、西本一都の句碑、前田圭史・圭女の句碑、栗間耿史の句碑、藤原杏池の句碑、門部王の歌碑、海野安重の碑、村上舎喜の碑、寺田勘右衛門の碑、子松山心の碑、雷電為右衛門の碑、園山酉山の碑、生田無咎の碑、田村寧我の碑、内村鱸香の碑、雨森精翁の碑、渡部翠園の碑、澤野含斎の碑、永田穂積の碑、福田平治の碑、福田与志の碑、堀東風の碑、佐々木文蔚の碑、森本文斎の碑、青山竹居の碑、薬師寺彌峯の碑、小島漆壷斎の碑、小林如泥の碑、森脇善夫の歌碑、瀧川寿一郎の歌碑、青戸可明の柳碑 - 〔慰霊碑〕
西南の役記念碑、忠魂碑、慰霊塔、翔飛の樹碑、原爆慰霊の碑、シベリア強制抑留者慰霊の碑、満蒙開拓青少年義勇軍の碑、源助柱記念の碑、深田技師殉難記念の碑、紫雲丸遭難記念の碑 - おわりに
- 参考文献
松江市ふるさと文庫16
目次
- はじめに
- 第1章:築城者堀尾吉晴と築城年代--誰が、いつ築いたか
- 第2章:天守を詳しく見る--天守は恰好よく
- 第3章:ラフカディオ・ハーンの見た松江城天守
- 第4章:江戸時代の天守--史料による案内
- 第5章:調査でわかったこと--部材を富田城から運ぶ
- 第6章:天守の祈祷札--大山寺の僧による転読
- 第7章:現存天守との比較検討--比較から見えること
- 第8章:城下町のこれから--歴史を活かした町づくり
- おわりに--天守あってこその町
松江市ふるさと文庫15
目次
- はじめに
- 第1章:内海の諸港湾-内水面の日常的交流・物流-
- 古代・中世の内水面交通
- 「馬かた」の「関」と中世内海水運
- 中海西南岸地域の港湾群
- 内海の水上勢力
- 第2章:中世西日本海水運の成立と日常的交流の拡大
- 古代からの遠隔地間交流
- 中世西日本海水運の成立
- 大陸と山陰海岸との通交
- 日常的交流・物流の拡大
- 第3章:港町の形成と展開
- 内海港湾都市の形成
- 港町白潟の立地条件と動向
- 中世港町白潟の輪郭
- 第4章:石見産銀の輸出と港湾都市の発展
- 石見銀山の開発と銀の輸出
- 唐船・北国舟の着岸
- 明・朝鮮の文献に現れる港湾都市群
- おわりに-近世城下町と藩領経済形成の歴史的前提-
松江市ふるさと文庫14
目次
- はじめに
- 松江藩士の名前、藩士の棒録
(掃苔録:50音順)
朝日郷保、荒川恵太夫、有馬藤助、生田無咎、稲妻雷五郎、稲塚和右衛門、伊予屋、海野重俊、海野安重、大石良持、大橋家、岡崎運兵衛家、岡田清大夫、小田切備中、乙部九郎兵衛、梶川純太夫、加藤文八、神谷兵庫、岸崎佐久次、清原太兵衛、久城春台、倉崎権兵衛、黒沢石斎、香西茂左衛門、國府久馬、小島漆壺斎、木造啓蔵、小林如泥、木幡家、佐々木善太夫、澤野修輔、塩川泙右衛門、清水道仙、釈迦ヶ嶽雲右衛門、周藤弥兵衛、須山丹三郎、園山酉山、平賀信順、高橋長信、高橋紋右衛門、瀧川伝右衛門家、瀧川杢之丞、竹内宇兵衛、田代嚮平、谷兵大夫、田村寧我、土屋雲善、寺田勘右衛門、長岡住右衛門家、中條善左衛門、中山家、勝軍木庵光英、野津家、橋本伝右衛門、羽田兵助、肥後屋、平井清大夫、平野甚兵衛、福嶋才右衛門、藤岡雄市、堀東風、堀尾但馬、牧内金右衛門、増田奥左衛門、松下善之丞、松平雪川、松原基、松本理左衛門、三谷権太夫、村上舎喜、村田幾右衛門、村松直賢、桃節山、桃白鹿、森為泰、森文四郎、森脇儀兵衛家、森脇甚右衛門家、矢島半兵衛、柳多四郎兵衛、山科大十郎、吉見玄益、雷電為右衛門、脇坂十郎兵衛 - 〈コラム1〉不伝流居合
- 〈コラム2〉藩士の養子縁組
- 〈コラム3〉鷹狩
- 〈コラム4〉殿様の御褒美
- 〈コラム5〉馬術の事
- 寺院別墓石・石碑所在地一覧、散策マップ(市街地)
- おわりに
松江市ふるさと文庫13
目次
- 第1章:『雲陽秘事記』とは何か
- 松江藩の人々の生き様を描く
- 文学としての『雲陽秘事記』
- 第2章:初代藩主直政の人間像
- 直政の初陣
- 直政と家臣たち
- 直政の近くで起こった事件-遠山市郎左衛門の敵討ち-
- 月照寺の草創
- 第3章:2代藩主綱隆とその時代
- 綱隆と青年武士たち
- 綱隆による事業への注目
- 御国御前養法院のこと
- 第4章:藩士たちの生き様
- 江戸での松江藩士
- 出雲武士の内に秘めたもの
- 第5章:殿様を支えた家老たち
- 大橋茂右衛門と5代藩主宣維
- 乙部九郎兵衛の見識
- 第6章:危難の時代を生きた人々
- 6代藩主宗衍と家老たち
- 宗衍という人物
- おわりに
- 参考文献
松江市ふるさと文庫12
目次
- 第1章:「雲陽国益鑑」と松江藩政改革
目次
- 第1章:「雲陽国益鑑」と松江藩政改革
- 第2章:様々な見立番付について
- 大日本産物相撲
- 出雲国内囲碁番付
- 御立派以後:五万俵割のうち表面割
- 弘化4年:身代角力番組
- 第3章:ことばあそび
- ばかとりかうの取組
- 浮世馬鹿あほうの番附
- 男女ものずき評判
- ながひものみじかひもの角力見立評判
- 大きな物見たてくらべ
- 当世ちやらてんの角力
- 風流すいことば
- 志んはん生類せわ合問答見立:二編
松江市ふるさと文庫11
目次
- プロローグ
- 序章:松江藩と藩校
- 第1章:藩校創設への胎動−儒者登用−
- 第2章:二人の儒者登用と藩校創設
- 第3章:藩校教育の充実
- 第4章:積極的な洋学導入
- 第5章:統合化をめざした藩校の教育改革
- まとめ
- 参考文献
松江市ふるさと文庫10
目次
- 1章:原始・古代
- くにびき神話の狭田国
- 田和山の謎を探る
- 王家の谷-山代・大庭古墳群-
- 律令国家の出雲支配-出雲国府と出雲国分寺の造営-
- 都に上った出雲国造-神賀詞奏上-
- 2章:中世
- 村落と民衆-持田荘-
- 水運時代の幕開け-美保関-
- 市場と都市-長田市場と白潟・末次-
- 政治都市府中-大庭・意宇平野-
- 戦乱と中世城郭
- 3章:近世
- 松江城と城下町地松江-水の恵みとその活用-
- 村の成立と城下町
- 村の寺社と宗教者
- 廻船の往来と港-松江・安来・美保関-
- 文明館から修道館へ
- 4章:近現代
- 新しい松江市の誕生-市町村合併の歴史-
- 県都・軍都・学都と「模範村」
- 陸と湖海の交通-鉄道の延伸と水上交通-
- 県庁炎上-松江騒擾事件と戦後の出発-
- 村是を確定することなくして可ならんや-近代島根の農村自治の原点-
- 5章:自然
- 松江の原点-堀尾期松江城下町絵図の年代-
- 風土記の薬草
- 中海・宍道湖の魚たち
- 太古からの贈り物「来待石」
- 異常気象・自然災害多発の時代
- 付章
- 松江市史編纂基本計画(抜粋・一部修正)
松江市ふるさと文庫9
目次
- はじめに
- 第1章:日記の筆者・太助
- 太助とはどんな人物か
- 太助の住居
- 第2章:太助と主人・家・家族
- 太助と新屋一家
- 妻・きよ
- 長男・安蔵
- 次男・政次郎
- 第3章:和多見新屋の復活と太助
- 和多見親方の結婚
- 蝋絞り御用の相続
- お嬢様の誕生
- 第4章:うわさ-町人が見た江戸時代-
- 殿様に関する記事
- 世情を知る
- 番外編-出雲大社の琵琶と京都大地震-
- おわりに
松江市ふるさと文庫8
目次
- はじめに
- 第1章:京極忠高の生き方
- 出雲・隠岐・近江・飛騨4か国守護の家
- 忠高の若狭小浜
- 出雲・隠岐・石見銀山の統治
- なぜ嗣子がいなかったのか
- 第2章:忠高の城下町-松江城下町図を読む-
- 京極家伝来の松江城下町図の発見
- 広く深い堀から狭く浅い堀へ
- 堀尾図・松平図との違いにみる京極忠高の城下町
コラム生活路としての堀 - 城下の整備
- 第3章:京極家臣団の全貌
- おわりに-出雲国・松江にとって忠高の3年間は何だったのか?-
- あとがき
松江市ふるさと文庫7
目次
- はじめに
- 建造物
- 絵画
- 彫刻
- 工芸品
- 書跡
- 考古資料
- 歴史資料
- 工芸技術
- 有形民俗文化財
- 無形民俗文化財
- 史跡
- 名勝
- 天然記念物
- 松江市所在の国・県・市指定文化財一覧(種別)
松江市ふるさと文庫6
目次
- はじめに
- 第1章:浜松城の改修
- 佐和山入城
- 織豊系城郭の出現
- 浜松城の改修
- 第2章:富田城の改修
- 尼子氏の居城富田城
- 毛利氏支配下の富田城
- 堀尾父子の富田入城と改修
- 第3章:松江城の築城
- 城地の選択
- 松江城の縄張と普請
- 御郭内の作事
- むすびにかえて
松江市ふるさと文庫5
目次
- はじめに
- 関ヶ原合戦とその戦後処理-堀尾氏の場合-
- 中世の城から近世の城への転換
- 城と城下町の建設
- 城下町の構造
- 堀尾城下町のその後
- おわりに
- 参考文献
- あとがき
松江市ふるさと文庫4
目次
- 第1章:堀尾氏と関ヶ原の戦い
- 第2章:堀尾氏の出雲入部
- 第3章:忠氏の死と松江城の築城
- 結びにかえて
松江市ふるさと文庫3
目次
- 第1章:財政破綻と御趣向(延享)の改革
- 第2章:挫折したけど立て直すぞ…御立派の改革の第一段階
- 第3章:こんどは経済の拡大だ…御立派の改革の第二段階
- 第4章:石高制のいきづまり
- 第5章:貨幣経済への転換-改革の本質
- 第6章:「食える国」松江藩の人口増加率は日本有数
- おわりに
松江市ふるさと文庫2
目次
- 大根島のおいたち(沢田順弘)
- はじめに
- 大根島って、火山?
- 大根島はいつ頃できたのでしょうか?
- なぜ中海に火山があるのでしょうか?
- 大根島、地底探検
- 淡水レンズ
- 天然記念物溶岩トンネル(熔岩隧道)
- 参考文献
- 竜渓洞(第二溶岩トンネル)に生息する生き物たち(新部一太郎・星川和夫)
- 竜渓洞の環境
- 竜渓洞の住民たち…(1)地下種(2)土壌種(3)偶産種
- 洞窟の住民たちの暮らし
- 地下種はどうやって竜渓洞にたどりついた?
- おわりに
- 主な参考文献
松江市ふるさと文庫1
目次
- 松江藩主の出郷
- 出郷の目的
- 出郷の準備
- 随行者たち
- 村々による人馬の手配
- 万屋の役割
- 本陣における宿泊
- 御茶屋と本陣
- 藩主の宿泊
- 部屋の修繕と飾り付け
- 本陣における饗応
- 献上品と菓子・茶・酒の提供
- 道具類の調達
- 御礼廻りと負担
- 御礼廻り
- 負担
- おわりに
- 文政元年宍道町並名前図
この記事に関するお問い合わせ先
文化スポーツ部 松江城・史料調査課
電話:0852-55-5959(松江城係)、0852-55-5388(史料調査係)
ファックス:0852-55-5495
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更新日:2024年07月08日