『松江市史』史料編のご紹介

更新日:2023年12月15日

史料編(11巻)

史料編1「自然環境・原始・古代」

見開きになった『松江市史』史料編1の書籍本体と函のサンプル写真

本巻は、2010年代における松江の自然環境を後世に伝えることを基本方針として、地形・地質、気候・気象、生物の項目ごとに膨大な資料を収録し、解説を付しました。特に巻頭カラーページには、各章ごとにカラーで掲載すべき図・写真等を多数掲載し、また、巻末の添付DVDには本編に収録できなかった史資料やカラー図版を電子ファイルとして収めています。壮大な自然環境の過去から現代への変遷と今の姿をとりまとめた本書は、『松江市史』の基礎となるものです。

書籍情報

  • 編集:松江市史編集委員会
  • 発行:松江市
  • 発行年月日:令和元年(2019)7月1日
  • 判型:A4判横組、布クロス装、函入
  • 頁数:本文650頁(巻頭カラー175頁)
  • 附録:DVD
  • 定価:7,000円(税別)
  • ISBN:978-4-904911-49-5

史料編2「考古資料」

松江市域は、古代から現代に至るまで出雲地域の政治権力の中枢機関が置かれた場所であり、山代・大庭古墳群、出雲国府跡、中世府中関連遺跡群、近世城下町遺跡などをはじめ、人々の営みやくらしを示す多くの遺跡が存在しています。本巻では、松江考古学120年の集大成として、考古学的手法を用いた遺跡調査の記録を可能な範囲で網羅的に纏めました。

書籍情報

  • 編集:松江市史編集委員会
  • 発行:松江市
  • 発行年月日:平成24年(2012)3月20日
  • 判型:A4判横組、布クロス装、函入
  • 頁数:口絵カラー8頁、本文837頁
  • 別冊附録:「主な松江考古学関係文献一覧、松江市域埋蔵文化財調査報告書一覧」
  • 定価:7,000円(税別)(注意)完売
  • ISBN:978-4-904911-13-6

史料編3「古代・中世1」

松江市域は、古代から現代に至るまで出雲地域の政治権力の中枢が存在した場所であり、古代には出雲国府や出雲国分寺、中世には出雲国衙や出雲国惣社・安国寺といった政治や宗教の中核施設が置かれました。本巻では、地域史研究の基礎として、古代から中世前半(文明19年〔1487〕まで)の松江市域に関係する文献史料をほぼ網羅的に収録しました。

書籍情報

  • 編集:松江市史編集委員会
  • 発行:松江市
  • 発行年月日:平成25年(2013)3月25日
  • 判型:A5判縦組、布クロス装、函入
  • 頁数:口絵カラー8頁、本文958頁
  • 定価:5,000円(税別)(注意)完売
  • ISBN:978-4-904911-19-8

史料編4「中世2」

見開きになった『松江市史』史料編4の書籍本体と函のサンプル写真

松江市域は、古代から現代に至るまで出雲地域の政治権力の中枢が存在した場所であり、中世には出雲国衙や出雲国惣社・安国寺といった政治や宗教の中核施設が置かれました。本巻では、地域史研究の基礎として、中世後半(長享2年〔1488〕以降)の松江市域に関係する文献史料をほぼ網羅的に収録しました。

書籍情報

  • 編集:松江市史編集委員会
  • 発行:松江市
  • 発行年月日:平成26年(2014)3月25日
  • 判型:A5判縦組、布クロス装、函入
  • 頁数:口絵カラー8頁、本文994頁
  • 定価:5,000円(税別)
  • ISBN:978-4-904911-25-9

史料編5「近世1」

本巻は、松江藩の藩政改革関連史料、松江藩の地誌類、松江藩の産業・技術関連史料のうち、これまで活字化が望まれていたものを中心に掲載しました。

書籍情報

  • 編集:松江市史編集委員会
  • 発行:松江市
  • 発行年月日:平成23年(2011)12月25日
  • 判型:A5判縦組、布クロス装、函入
  • 頁数:口絵カラー8頁、本文896頁
  • 定価:5,000円(税別)(注意)完売
  • ISBN:978-4-904911-12-9

史料編6「近世2」

本巻では、堀尾氏・京極氏を継いで松江に入府した松平氏が、230年あまりに亘る出雲国統治の要締として発した松江藩の諸法令を収録しました。

書籍情報

  • 編集:松江市史編集委員会
  • 発行:松江市
  • 発行年月日:平成25年(2013)3月25日
  • 判型:A5判縦組、布クロス装、函入
  • 頁数:口絵カラー8頁、本文820頁
  • 定価:5,000円(税別)
  • ISBN:978-4-904911-20-4

史料編7「近世3」

松江は、堀尾吉晴が亀田山に城を築き、白潟・末次の町人町を取り込む形で城の周辺地を造成して以来、城下町を中心に発展してきました。この城下町とその周辺域を中心に、松江藩政は展開されたのです。本巻では、藩主書状などの松江藩関係文書、藩からの通達を控えた御用留、松江藩御用達で町役人を勤めた瀧川家の「公用控」など、松江藩の領国支配に関わる基礎史料を掲載しました。

書籍情報

  • 編集:松江市史編集委員会
  • 発行:松江市
  • 発行年月日:平成27年(2015)3月30日
  • 判型:A5判縦組、布クロス装、函入
  • 頁数:口絵カラー8頁、本文810頁
  • 定価:5,000円(税別)
  • ISBN:978-4-904911-29-7

史料編8「近世4」

史料編「近世1〜3」では、松江藩領域を念頭に、藩政改革史料、地誌類、産業関連史料、藩の法令、藩主書状、御用留などを掲載しました。本巻では、これらに収録できなかった藩主家族、財政改革、村浦の産業、交通、信仰、教育・文化など、幅広い分野の史料を掲載しました。

書籍情報

  • 編集:松江市史編集委員会
  • 発行:松江市
  • 発行年月日:平成28年(2016)3月30日
  • 判型:A5判縦組、布クロス装、函入
  • 頁数:口絵カラー8頁、本文824頁
  • 定価:5,000円(税別)
  • ISBN:978-4-904911-34-1

史料編9「近現代1」

本巻には、明治初年に島根県が新政府に提出した「府県史料(島根県史料)」のうち明治2年(1869)から明治9年(1876)までの旧松江藩、旧松江県域部分と、「皇国地誌」を翻刻、掲載しました。明治初年は激動の時代であり、激動期ゆえに史料が少ない時期です。本巻に収録した二つの史料には当時の島根県の政治、経済、社会と地域の幅広い分野にわたる様々な情報が記されており、松江市域の明治初年の歴史を知るうえで最も基礎的な史料と言えるでしょう。

書籍情報

  • 編集:松江市史編集委員会
  • 発行:松江市
  • 発行年月日:平成29年(2017)3月10日
  • 判型:A5判縦組、布クロス装、函入
  • 頁数:口絵カラー8頁、本文988頁
  • 定価:5,000円(税別)
  • ISBN:978-4-904911-37-2

史料編10「近現代2」

本巻には、史料編9「近現代1」に引き続き「皇国地誌」の松江市域関係分のうち「秋鹿郡誌」「秋鹿郡村誌」「島根郡誌」「島根郡松江地誌」の4点、通史編5「近現代」の叙述の基礎とした「通史編基礎史料」、および松江市の人口・財政に関する統計等と松江市域出身・関係主要人物一覧を収録しました。いずれも松江市域の近現代の歴史を知るうえで重要な史料です。

書籍情報

  • 編集:松江市史編集委員会
  • 発行:松江市
  • 発行年月日:令和元年(2019)7月1日
  • 判型:A5判縦組、布クロス装、函入
  • 頁数:口絵カラー8頁、本文962頁
  • 附録:DVD(「島根県歴史」「皇国地誌」、参考資料)
  • 定価:5,000円(税別)
  • ISBN:978-4-904911-48-8

史料編11「絵図・地図」

『松江市史』史料編11のセット一式のサンプル写真

松江市域は、古代から現代にいたるまで、出雲地域はもちろんのこと、島根県域の政治権力の中枢の地です。そのため、政治的・歴史的・文化的情報を含んだ絵図・地図が多数作製されてきたと思われますが、現在まで松江市域に残されたものはそれほど多くはなく、全国的視野での再調査が必要でした。松江市史編集委員会の絵図・地図部会を中心に、地元や全国に散在する絵図・地図を精力的に調べ、本巻にはその中で特に史料的価値が高いものを選び掲載しました。内容は、国絵図、郡村図、城下絵図、町屋絵図、寺社・屋敷図、街道・水運図、近代図などで、いずれも松江市の歴史を知る上で基本的な史料です。

書籍情報

  • 編集:松江市史編集委員会
  • 発行:松江市
  • 発行年月日:平成26年(2014)2月20日
  • 判型:A4判縦組、布クロス装、函入
  • 頁数:本文(解題)148頁(口絵カラー45頁)、別刷折図23枚
  • 定価:7,000円(税別)(注意)残部僅少
  • ISBN:978-4-904911-23-5

この記事に関するお問い合わせ先

文化スポーツ部 松江城・史料調査課
電話:0852-55-5959(松江城係)、0852-55-5388(史料調査係)
ファックス:0852-55-5495
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