こどもの歯やお口の手入れ
4か月児健診時に、歯が生える前や生え始めの歯について歯科衛生士が詳しくお話しします。また、離乳食と歯の教室(もぐもぐ教室・かみかみ教室)にて、歯磨きの仕方についてレクチャーを行っています。お気軽にご参加ください。
目次
- 歯の生え方と生える時期
- 赤ちゃんの歯の特徴は?
- 歯の生え方とお口の手入れ
1.歯の生え方と生える時期
- 6~7か月頃:下の前歯が生え始めます。
- 8か月頃:下の前歯2本が生え揃います。
- 10か月頃:上下の前歯2本が生え揃います。
- 1歳頃:上下4本ずつ生え揃います。
歯が生える時期や生え方には個人差があります。心配な場合は、歯科医院に相談してみましょう。
2.赤ちゃんの歯の特徴は?
- 永久歯に比べて歯の質が柔らかく、むし歯になりやすい。
- むし歯になると進行が早く、広がりやすい。
- 永久歯に比べて、歯と歯の間の隙間が大きい。
3.歯の生え方とお口の手入れ
歯が生える前
家族みんなでお口の中を清潔にしておこう!
赤ちゃんの口の中にはむし歯菌は存在せず、家族など周りの大人やお兄ちゃんお姉ちゃんの唾液を通して感染します。むし歯菌に感染しにくくするためにも、まずは家族みんなでお口を清潔に。
- 家族みんなでかかりつけ歯科を持ちましょう。
- 定期的にお口の状態チェックを。
タッチングでお口の周りに触る練習を
タッチング…頬や口の周りを優しく触って、歯磨きが始まる前に、顔回りや唇を触られることに慣れておくための練習。
タッチングのやり方
- 赤ちゃんを膝の上に仰向けに寝かせる
- 声を掛けたり、歌ったりしながら、手や足などを触る
- 徐々に顔に近づいていくように、赤ちゃんの体を優しく触っていく
- 顔回りを優しくマッサージ、唇をちょんちょんとタッチ
- 清潔な指で、歯茎や舌にそっと触れてみる
下の前歯が生えたら
赤ちゃん用の歯ブラシを持たせてみよう
赤ちゃん用の歯ブラシを口に入れて、毛先の感覚に慣れておくと良いでしょう。
こんな歯ブラシがおススメ!
誤嚥や喉突き事故を防止するために・・・
- 持ち手がリングタイプになっているもの
- ストッパーがついているもの
- ヘッドがやわらかく、曲がる仕様になっているもの
小さめの歯ブラシで触れる練習を
まずはタッチングからスタート。タッチングの後、機嫌が良ければ毛先が小さめの歯ブラシで、歯に優しく触れてみましょう。
上の前歯が生えたら
仕上げ磨きの練習スタート
- 慣れるまでは、機嫌が良い時に1日1回から
- 寝かせみがきの体勢で
- 仕上げみがき用の歯ブラシを使って手早く磨く
こんな歯ブラシがおススメ!
- 柄が長くてまっすぐなもの
- 毛先の部分が小さめなもの
上の前歯は丁寧に磨いて
上の前歯は、常に上唇が被っているのでむし歯になりやすい。下の前歯より丁寧に磨きましょう。
- 歯ブラシは”鉛筆握り”で、力を入れ過ぎないように。
- 上唇は、指でめくる。
- 上唇小帯(ひだ)に歯ブラシの毛先が当たると痛いので、歯ブラシを持つ手の反対の手の人差し指で、優しくカバーする。
- 歯ブラシの毛先は、歯に直角になるように当てる。
タッチングや歯みがきはいつするの?
- まずは1日1回、機嫌が良い時に練習してみましょう。
- 慣れてきたら、寝る前に磨くなど時間を決めて。
- 奥歯が生えてきたら、”食べたら磨く”の習慣をつけていきましょう。
この記事に関するお問い合わせ先
こども子育て部 こども家庭支援課(こども家庭センター)
郵便番号:690-0045 松江市乃白町32番地2 保健福祉総合センター内
【子育て支援センター、訪問型子育てサポートなど】電話:0852-60-8141(家庭支援係)
【妊娠・出産、乳幼児健診など】電話:0852-60-8155(子育て保健係)
【児童相談・児童虐待防止など】電話:0852ー55ー5484(こども福祉係)
ファックス:0852-60-8160
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更新日:2024年04月05日