市長メッセージ(5年4月28日)

更新日:2023年04月28日

市民の皆様へ

  令和2年4月9日に、松江市内で最初の新型コロナウイルス感染が確認されて以来、3年の月日が経過しました。

  この間、島根県との緊密な連携の下、松江市医師会や市内医療機関の献身的なご協力を得て、松江保健所を中心に「オール市役所」として感染症対策に取り組んでまいりました。

  合わせて、ご家庭や職場において、感染症対策に日々ご協力いただいております市民の皆様、感染予防と事業の継続を両立すべくご尽力いただいております事業者の皆様に、深く感謝申し上げます。

  さらに、感染症対策の最前線で、私たちの健康と安心を支えてくださっている、医療・福祉関係者の皆様に、改めて心よりお礼申し上げます。

  さて、来たる5月8日から、新たな変異株が出現するなど特別な事情が生じない限り、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけを、いわゆる「5類感染症」とすることが国において決定されました。

  これに伴い、新型インフルエンザ等対策特別措置法や感染症法に基づき実施されていた、行動制限や経済活動の制限措置の適用は終了となります。つまり、今後の新型コロナウイルス感染症対策は、従来の、法律に基づき行政が関与する仕組みから、お一人おひとりの判断を尊重する考え方へと転換されることになります。

  一方で、現在、全国における新規感染者数の推移を見ると、横ばいから緩やかな増加に転じており、国の厚生科学審議会では、5月の連休明け以降感染が拡大する可能性も指摘されております。

  「5類感染症」への移行後も、新型コロナウイルス感染症の感染力が弱まるわけではないことから、手洗い・換気を励行し、「三密」を回避する、体調のすぐれないときは外出を控えるといった、基本的な感染症対策を日常習慣として取り組んでまいりましょう。

  また、マスクの着用については、3月13日より、個人の判断を尊重することとなりましたが、高齢者など重症化リスクの高い方への感染拡大を防ぐため、医療機関の受診時や高齢者施設の訪問時など、場面に応じた配慮に心がけてまいりましょう。

  今後も引き続き、相手を思いやることのできる松江市民らしく、力を合わせて感染予防に取り組むとともに、社会経済活動をコロナ禍前に戻すことを目標とするのではなく、コロナ禍を経て「強くなった」と実感できる地域社会、そして「夢を実現できるまち 誇れるまち 松江」を築くべく、市民一丸となって積極的にチャレンジしてまいりましょう。


令和5年4月28日
松江市長 上定 昭仁

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