移住者(中嶋さん)
暮らしを楽しむ”ひと”
中嶋さん
Uターン
子育て環境のことを考え、18年ぶりに中嶋さんのご実家がある大根島(松江市八束町)にUターン。
ご主人は東京横浜で生まれ育った音楽家で、ツアーなどで全国各地を渡り歩く。
なぜここで? 自然と人とのつながりを大切にしながら、暮らしを楽しむ中嶋さんにお話を聞きました。
「とにかく暮らしが便利になりました。以前は山暮らしで、スーパーも病院も1時間近くかけて通っていましたが、ここは少し車を走らせれば何でも揃う。子どもが急に学校のノートが欲しいと言っても買いに行けますし助かります。」と中嶋さん。
結婚してから15年間は四国の山間で暮らしていたため、松江市での暮らしの便利さを実感している。
中嶋さんが暮らす松江市八束町は島根半島宍道湖中海ジオパークに指定されている中海に浮かぶ島、別名大根島。島とはいえ車で行き来できる。松江駅まで車で20分、米子鬼太郎空港まで15分。少し車を走らせば、スーパー、病院、コンビニ、美容院、生活に必要なものはだいたい揃う。またレジャーにも困らない。周りには海、湖、川、山もあり家族でキャンプや海水浴も肩肘張らず気軽に楽しめるちょうどいいまちと言える。
そんな環境のなかで暮らし、働きながら4人の子どもを育て、毎日忙しい中嶋さん。
Uターンする以前は、中嶋さんがインフルエンザで39度の熱が出た時でも子どもを預けることができず、風邪もひけないという状況だったが、今は両親が近くにいることで安心して子育てをしている。
「おじいちゃん、おばあちゃんと子どもの関わりがぐんっと増えたことが嬉しい。近くで子どもたちの成長を見て感じてもらえる。喜びを共有できる。」
と話してくれた。
子育て世代には近くに住んでいるおじいちゃん、おばあちゃんの存在は大きい。ちなみに松江市は子育て環境日本一を目指しているまちで「松江市子育て」で検索してほしい。
最後に中嶋さんは、「島根で素敵なご縁が増えました。人と人が近く、みんなが繋がっていく。それが本当に素敵で、もっともっとこのご縁を広げていきたい。」と笑顔を見せてくれた。
そこには楽しい暮らしを求めるのではなく、暮らし自体を楽しんでいるライフスタイルが垣間見れた。
暮らしを楽しむライフスタイルを松江市で。
(2018年取材)
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更新日:2023年02月01日