移住者(篠田さん)

更新日:2026年09月24日

ご縁から広がる、松江での挑戦!

 

篠田さん(地域おこし協力隊10期生)

Iターン

 

篠田さん写真(作業風景)

静岡県の伊豆半島で生まれ育ち、高校卒業後は神奈川県の4年制専門学校へ進学。

作業療法士の資格を取得し、横浜市の病院で勤務していた篠田さん。

そんな篠田さんと松江とのつながりは、松江市に住む同じ職種の先輩を訪ねたことから始まりました。

 

初めて松江を訪れたとき、目にした風景に故郷・伊豆半島を重ねたという。

特に宍道湖の夕日を見たときには、「伊豆半島の朝日に似ている」と感じたそうです。

 

それまで松江市とは縁のなかった篠田さんでしたが、どこか懐かしく、安心できる。そんな感覚が、松江で暮らしてみたいという思いにつながっていきました。

篠田さん写真(with農林生)

農林高校生と大野公民館で高齢者買い物支援の様子

 

もともと「おじいちゃん子」だった篠田さん。祖父との関わりをきっかけに、作業療法士を目指しました。

病院では高齢者と関わる機会も多く、仕事をする中で、ある疑問を抱くようになったといいます。

「入院する前は、どんなことをして、どんなことを考えて暮らしていたんだろう。」

病院の中で高齢者と接するだけではなく、その人が地域でどのような暮らしをしてきたのかを知りたい。その思いが、現在の地域での活動につながっています。

 

安定した仕事から、地域おこし協力隊へ。大きな環境の変化に、不安はなかったのでしょうか。

「不安よりも、わくわくとか楽しみの方が大きかったです。若いうちにしかできないこともたくさんあるから、挑戦したいと思いました。」

 

篠田さん(ひとくちだより)

 

現在は、手書き新聞「ひとくちだより」による情報発信、高校生と連携した高齢者向けネイル、地域の小学生と取り組む「ゑびすみかん」の栽培から販売まで、幅広い活動に取り組んでいます。

「ひとくちだより」では、実際に地域へ足を運び、自分自身が体験することを大切にしています。そこで感じた楽しさや大変さ、人の温かさを、自分の言葉で伝えています。

 

活動を続ける中で、農家の方をはじめ、さまざまな世代の人たちとのつながりが生まれました。

特に印象に残っているのは、活動を支えてくれる農家の方との関係です。

「一緒に活動していく中で、信頼を獲得できた感じがして。そこが嬉しかったです。」

 

山本さん画像

お世話になっている農家の方と

 

振り返れば、松江に来たことも一つの「ご縁」でした。

同じ作業療法士の先輩との出会い。松江の風景との出会い。地域おこし協力隊としての活動。そして、地域で出会ったたくさんの人たち。

「ご縁があって松江に来て、ご縁があって今の活動をして、ご縁があって高齢者に寄り添い、いろいろな世代と交流することができています。」

 

人や文化、暮らしの知恵との出会いに恵まれながら、松江で新しい挑戦を続ける篠田さん。

人生のゴールは、まだ探している途中だといいます。

 

(2026年夏インターンシップ生作成)

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