移住者(鈴木さん)
ふわっと広がる空の下で。―松江に帰り地域とつながる日々
鈴木さん(地域おこし協力隊11期生)
Uターン

東京から松江にUターンし、現在、地域おこし協力隊として活動している鈴木さん。
なぜ松江にUターンし、地域おこし協力隊になろうと思ったのか。
その理由を聞いてみると、
「何か特定の課題を解決したいと思ったわけじゃないよ。地域に対して何かできるのではないかと思い、それが面白そうだと感じたから。あとは東京は人が多すぎるから」
と、明るく笑いながら語ってくれた。
お気に入りの風景
そんな鈴木さんが、松江に帰ってきて最初に感じたことは
「空が広いな」ということ。
その言葉から、松江に対するふわっとした穏やかな印象を受けた。
東京と松江での生活の違いについて尋ねると、
「確かに利便性という意味では東京の方がいいと思う。だけど物価や人の多さなどを考えると、なんだかんだ地元の松江が落ち着いていていいな」
と話してくれた。
東京で築いてきた人間関係や、松江での人間関係への不安については、東京での移住フェアなどに出張する際には、東京の知人と会おうと話しているそうだ。
また、松江にいた頃の友人は都会へ出ている人も多いため、そこまで不安は感じていないという。
同期の地域おこし協力隊との活動風景
地域おこし協力隊になるにあたっては、不安もあったという。
「何かに秀でている人や、経験やスキルを生かして活動している人が多く、
私にはそのようなものがないから、そこは不安だった。
でも、一から頑張ろうという気持ちでやることにしたよ」
現在は、地域の人たちの話を一つ一つ聞きながら、地域の課題や様子を知り、
自分にできることを考えている途中だという。
その中で、現在は空き家問題に関する活動のお手伝いにも携わっている。
研修で地域の各所を回る中でも、たびたび話題に挙がったのが「空き家」についてだった。
鈴木さんがお手伝いしている活動では、
空き家に関する手続きや権利の問題を「すごろく」のマスのお題にし、
楽しみながら空き家問題を身近に考え、自分事として捉えてもらう取り組みも
行われているそうだ。

地方における空き家問題は、決して簡単に解決できるものではない。
それでも、鈴木さんの持つ明るさや人柄が地域の人たちとのつながりを生み、活動を少しずつ前へ進めていくのではないかと感じた。
松江に戻り、地域の声に耳を傾けながら、一歩ずつ活動を始めている鈴木さん。
これから地域の中でどのような人と出会い、どのような活動につながっていくのか、今後も応援していきたい。
(2026年夏インターンシップ生作成)
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更新日:2026年10月02日