市長定例記者会見議事録(全文)

更新日:2023年06月19日

令和5年6月1日付 人事異動の概要

  6月1日付の人事異動について、5月17日に開催された松江市議会の臨時会で、山根幸二理事の副市長への選任について同意いただき、6月1日付で山根幸二副市長にご就任いただきます。その後任が爲國岳彦都市整備部長です。理事という役職は、昨年の4月に山根政策部長が理事に就任した時とミッションは変わってはおりません。市政の総合調整を担い、全庁に横串を通してオール松江市役所としての力を結集して、その最大化を図るというものです。爲國岳彦都市整備部長は、都市整備部長の在任中においても、土地利用制度の見直し・水上交通・AIデマンドバスといった新しい取り組みについて、総合調整も含めて力を発揮してくれており、政策部長・理事として、全庁横断的な取り組みについて推進していってくれるものと期待しています。

山根副市長の前任として今回退任する能海広明現副市長には顧問という役職に就任していただきます。山根副市長に円滑にその職務を引き継ぐということ、10年にわたって副市長を務めた実績、ネットワーク、調整力等を新しい体制に還元してもらうという狙いです。

今回の異動は、副市長、そして理事に関係する異動ということで、小幅の動きで、21人、そのうち理事・部長級は2人です。理事・政策部長に就任する爲國岳彦さんは、現在、都市整備部長、その前が都市整備部次長兼河川課長、その前が大橋川治水事業推進課ということで、都市整備部が数年続いています。例えば災害の復旧、中心市街地のエリアビジョンの立案などの大きな功績をここ数年上げています。趣味は料理と音楽、10代の頃からドラムをやっていると聞いてます。スポーツ観戦は主に野球で、ご自身も野球もすれば昔はバレーボールもしていたそうで、好きな食べ物は麺類全般ということです。

次の都市整備部長、爲國部長の後任が井上雅雄さんです。現在、都市整備部次長兼大橋川治水・国県事業推進課長を務めています。ここ4年間は大橋川治水事業の担当として宍道湖や大橋川等の水辺の魅力を再発見して、それを磨き上げ発信していくという職務を担ってもらっていました。都市整備部長として適任かつ即戦力だと自負しているところです。趣味は音楽を聴きながらドライブで、浜田省吾が好きだということです。黒の柴犬を飼っていまして、その世話も楽しんでおり、好きな食べ物はウナギとお寿司だそうです。都市整備部長として引き続き中心市街地の活性化と、今新しいことをいろいろ種まきして水をやっているところですので、それに花開くまでしっかりと責任を持って担ってくれるものと期待しています。

「SDGs未来都市」に 選定されました!

松江市がめでたく、SDGs未来都市に選定されました。また、モデル事業としても同時に採択されたことのご報告になります。

まず、SDGsとは持続可能な開発目標ということで、国連で合意がなされ、世界共通の目標として定められているものですが、日本では内閣府がSDGs未来都市という認定制度を設けており、SDGsに対して先導的な取り組みを行っている都市を選定しています。外部委員会による審査を経て内閣府が選定する流れになり、2018年から始まり、2024年までの7年間で210都市の選定を目標にしています。毎年、概ね30都市、そのうちの10事業程度がモデル事業に選定されています。

SDGs未来都市に選定されるメリットですが、地方創生推進交付金というのが普通は7枠ですが、その枠が1つ追加されたり、モデル事業として選定されると新たな補助金メニューが使えます。それに加え、SDGsに関連する施策を実施するに当たり関係省庁から力添え、助言等の支援が得られます。SDGs未来都市計画を策定し、それを実行していくことによってSDGsの達成に近づいていくわけですが、関係省庁や有識者からの助言や、これに関する情報発信等も中央官庁に担っていただけます。

これまでの選定状況です。2018年からの6年間で182都市が指定されていまして、今年の応募総数はまだ公表されていませんが、28都市が選ばれています。モデル事業については、毎年10事業選定されており、松江市も選ばれました。島根県では松江市が初ということになり、今年度、中国・四国地方で唯一モデル事業に選定されています。

これまでの経過ですが、今年の2月27日にSDGs未来都市の提案書を国に提出し、3月27日に国の外部委員会で書面審査と、その審査に基づくヒアリングの対象団体に決定しました。4月21日にオンラインで調査検討会、審査委員会の皆さんのヒアリングがあり、私が直接プレゼンをしました。結果、SDGs未来都市として選定され5月22日には授与式が開催され、岡田内閣府特命担当大臣から選定証の授与を受けました。これがゴールではなく、SDGsの取り組みをこれから進めていく推進力であり、スタートと言って過言でないと考えています。

松江市から今回提案した一つ一つの施策については松江市のホームページに掲載していますので、そちらをご覧いただきたいと思いますが、「国際文化観光都市 松江」の豊かさの創出、水の都、城下町の持続可能な発展をめざして、多くの政策を織り込んでいます。モデル事業に選定された事業も、水の都ということに一つ大きな旗印を掲げ、持続可能な社会をつくっていくというものです。

今後の進め方として、オール松江市でSDGsを進めていきたいと考えており、まずは推進本部を来月1日に設置する予定です。市長直轄のアドバイザー会議で既にSDGsアドバイザーの島根大学、法政大学の先生方、広報企画官などで構成してまいります。そして推進本部は本部長が私、構成員として副市長ほか部長級以上、それを実際に実行に移していく、推進チームとして次・課長級と若手職員、事務局はSDGs推進課のほうで担当するということで進めてまいります。

未来都市計画を策定して国に提出、SDGsモデル事業の推進、また、市民の皆さんとSDGsの歩みを共に進めていくということで、地域、団体、学校などと協力してSDGs出前講座というのもスタートしますし、ロゴデザインの作成、そしてシンポジウムの開催も予定しています。松江ならではの水の都を生かした形でのSDGs未来都市松江というのを今後育んでいきたいと考えています。

新庁舎第1期オープン&旧庁舎ありがとうイベント

5月27日に新庁舎の第1期工事が完了し5月8日のオープンを記念するイベントを開催します。新庁舎のお披露目だけではなく、旧庁舎についても今後解体に入りますので、その最後の姿を皆さんに見ていただく機会になります。新庁舎の見学会、子どもの遊び場をテラスにつくります。地域おこし協力隊の皆さんにもご協力いただき、マルシェも開催しにぎやかになるかと思います。旧庁舎では松江市議会の議場でコンサートを行います。また、「みんなdeアート」として、松江在住、あるいはゆかりのあるプロのアーティストの方と一緒に子どもたちを中心に実際に、壁や床に落書きをするイベントも行います。松江市役所の歴史について「あの日の松江写真展」、みんなでメッセージが書けるような、ありがとうボードを旧市長室に設置します。この機会はもう二度とありませんので、ぜひ皆様に来ていただいて、旧庁舎に感謝の気持ちを伝える機会になればいいなと思います。新庁舎では、今後もいろいろなイベントをやっていきますが、まずはこんなところにこんな庁舎ができたんだということを実感していただきたいと考えています。

質疑応答

(NHK)新型コロナが5類に移行してから3週間ほどたちました。各地で緩和の動きも進んでいますが、改めて足元の状況と現状の受け止めをお願いします。

(上定市長)松江市内の感染状況等は把握をしていますが、5類移行後に爆発的に感染が増えているといった状況はありません。マスクを外して生活をできるようになりましたので、賢く予防していくことが重要と考えていまして、特に重症化リスクの高い高齢の方、あるいは基礎疾患をお持ちの方と接する機会がある場合には、マスクの着用を推奨しているという状況で、市政運営全般もそういった形を心がけています。その一方で、経済活動が盛んになっている面も聞いており、感染状況についてしっかり見ながら、必要があれば注意喚起策を展開していきたいと思っております。市民の皆さまには過度な心配をすることなく、何かもし変化があればすぐに行政から情報を発信しますので、通常どおり過ごしていただければと思っています。

(NHK)島根スサノオマジックに関連して、チャンピオンシップはクオーターファイナル敗退でシーズンは終了しましたが、2シーズン連続のチャンピオンシップ進出、ホームに4,500人を超える観客もある状況でした。確実に松江が盛り上がったシーズンだったと思いますが、その受け止めをまずお願いします。

(上定市長)チャンピオンシップに2シーズン連続で進出したということが、松江市民に対しても大きな勇気、元気を与えてくれた、そして存在の大きさを実感した機会だったなと感じています。私もチャンピオンシップの3日間見に行き、4,400人を超えるブースターの皆さんが盛り上がっている状況を目の当たりにしてちょっと驚いたのと、松江にもうなくてはならない存在になっていることを実感したところです。今後、Bリーグの新基準の話もあり、スサノオマジックなりバンダイナムコとはいろいろ話をしているところで、今の段階で何か申し上げられることはありませんが、皆さんにできるだけ早くご報告できるよう、調整を進めてまいります。

(NHK)新B1基準のアリーナについてですが、新設なのか改修なのか、松江市でやるのかどうか現状のお考えをお願いします。

(上定市長)松江市民にとってスサノオマジックは欠かせない存在になっているという実感を持っており、新B1基準の下でもスサノオマジックにこの島根、松江をホームアリーナとして活躍してもらえる環境をつくっていく必要があると考えています。どういう形で実現していくかはいろいろな選択肢がありますし、財政的な負担も必要ですので、それを今まさに調整をしているところです。今日はまだその対応案を持ち合わせていませんので、皆さんにお話しできる日ができるだけ早く来るように調整を進めてまいります。

(NHK)以前から調整中で、言えることはまだないということですが、実際に社長さんと会われ、話として進んでいるのか、進捗の手触り感というか、市長ご自身の実感を伺っていいですか。

(上定市長)2026-27シーズンから新B1基準が適用されますので、進めていかなければならないというのが実感でして、4月1日に島根スサノオマジックの親会社になるバンダイナムコエンターテインメントの社長も替わられたので、新しい社長にもお会いしてお話をしています。その中でバンダイナムコとしての姿勢が変わっていると感じたことは一切ないですが、すぐに結論が出るというものではないことを前提に調整をしていますので、新しい動きがあって、それによって時間がかかっているという状況ではなく、今までどおり調整を今後も進めていきたいと考えています。

〔火災報知器の作動による中断〕

(上定市長)1階の銀行のATMの近くにある火災報知機のボタンが押されていたということが分かりました。誤作動ではないです。押されてずっと鳴り続けた状態になってしまい、すぐに確認をして安全であれば止めるべきでしたが、慣れてないこともあり若干時間がかかってしまいました。機械的に稼働はするということは確認できたものの、初動としてどういったオペレーションをすればいいのかということは、もう一度確認する必要があり、既に私から指示を出しているところです。新庁舎で使い勝手のところで慣れていない部分がありますので、ぜひお気づきの点があれば、市民の皆さんもそうですが、ご指摘いただいて、常に改善を図っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

(NHK)先ほど新B1になっても松江をホームアリーナとして活用できるような環境を整えていくとおっしゃいましたが、松江市にホームアリーナがあることの重要性をどれぐらい持っていらっしゃるのか、やはり県という主体もある中で、松江市が主体となってやっていくという認識ですか。

(上定市長)松江市として、総合体育館をホームアリーナとして利用し活躍をしてもらっているという状況をしっかり重く受け止める必要があると思っています。もちろん島根スサノオマジックという冠がついてますし、丸山知事もしょっちゅう応援にいらしていますので、一緒に連携できるところがあればそういった可能性も含めて考えていきたいと思っています。

(読売新聞)能海副市長が顧問に就任されるということですが、顧問という役職はこれまでもありましたか。

(上定市長)平成17年の市町村合併のときから平成25年まで、顧問という役職がございました。

(読売新聞)顧問とは、地方自治法上の定めで決まっているのか、それとも条例で定めているのか、何に基づいていますか。

(上定市長)今回新たに規則を設けまして、その中で顧問を位置づけることになりますが、実際に身分としては非常勤特別職となり、これは地方公務員法の第3条第3項に基づく身分ということになります。

(読売新聞)任期の更新は何年ごとですか。

(上定市長)今回の任期として令和6年の3月までを予定しておりまして、その後また判断をしていきたいと思っているところです。

(読売新聞)1年ごとにどうするかを決めていくということですか。

(上定市長)そうですね、まずは年度末までで、そのときにもう一度考えるということになります。

(読売新聞)能海副市長に残っていただくのは、これまでの人脈であるとか知見を生かして調整力を発揮してほしいということですか。

(上定市長)山根副市長に引き継ぐということのみならず、松江市役所で長きにわたって活躍をされた能海副市長に、これからも引き続きアドバイスをもらう局面があると思います。そのときに顧問という肩書を持ってもらうことで円滑な市政運営につなげることができるのではないかということで、今回就任していただくものです。

(読売新聞)職員に直すと、この顧問は副市長級に当たりますか。

(上定市長)いえ、そうではなくて、非常勤特別職、例えば監査委員とか教育委員とか、そういう方たちも非常勤特別職に当たります。いわゆる市役所の特別職である市長とか副市長とかということではありません。あくまで非常勤ですので、月に何回か勤務をしてもらう形態となります。

(山陰中央新報)島根原発の件、地元同意が出そろってから1年となります。市長が判断されたときは、可能な限り原発依存度を低減するという国の方針があったと思いますが、その後、最大限活用になったり、期間が延長されたりと判断が変わったと思っています。このことに関して、判断された時と比べて全体が変わったというご認識がありますか。また、再エネ電力安定供給ができるようになるまでは安全を確保しつつ、原発に頼らざるを得ないと市長はおっしゃったと思いますが、そのお考えに変化がありますか。

(上定市長)再稼働についての合意の判断をしたときと今で大きな変化があったかということについて、私は変化があったと承知はしておりません。当時もそうですが、一番重く受け止めるべきは、市民の安心安全が確保できるかということに尽きます。その上で、エネルギー問題自体が、エネルギー価格の上昇等があって、政府の方針として原子力発電所も最大限活用してとアナウンスされていることは承知していますが、再生可能エネルギーが普及するのと原子力発電が永続的に必要となる状態というのは今後変わり得ると思います。エネルギーがどう実際に精製されて使われていくかということで、原子力発電の存在自体が再生可能エネルギーに取って代わることもあり得ると思います。今回、SDGs未来都市の話もしましたが、松江市としても原子力発電所に頼って一辺倒でいくということではなく、再生可能エネルギーの普及を主体的に導いていく必要があるという認識を持っていまして、先般認めてもらった脱炭素先行地域であったり再生可能エネルギーの普及啓発を図るための取り組みを進めています。原子力発電所について再稼働の同意の判断をしたときと今とで大きな変化があったという捉え方はしていなくて、今後も、その事業者である中国電力と密にコンタクトを取りながら、安心安全が確保されているかどうかを逐一確認する必要があると思いますし、一方で再生可能エネルギーの普及啓発についてはしっかり目的意識を持って主体的に関わっていくということもまた必要と考えています。

(山陰中央新報)変化があったとは承知してないということですが、政府の方針としてはその依存度を低減するところから最大限活用となり、原発の運転期間延長、新増設・リプレースという話も出てきていると思います。それでも変わってないというご認識でよろしいですか。

(上定市長)政府のほうでいろいろな動きがある中で、安心安全が一番高い存在にあり、それが損なわれることがないように原子力規制委員会がきちんと目を届かせていくという状況は、以前から変わっていないと思います。もちろん状況の変化はありますが、その再稼働の判断の前提が変わってきているということはないと思っています。政府の新たな見解だけを事象として捉えれば、これまでと違う流れというのがあるのは事実ですが、再稼働を判断する前提条件として何か変わってきたかと言われると、そこに特段の変化があったとは考えていないということです。

(山陰中央新報)分かりました。それに伴って新しく国に説明を求めるということもないですか。

(上定市長)必要に応じてはもちろん求めていくつもりですが、今の段階で即時に国に、あるいは中国電力に対して説明を求めるということは考えていないです。

(毎日新聞)脱炭素先行地域の選定で、応募に際してどんなことを狙って応募されたのか、観光と脱炭素をひもづけてどんな魅力を生んでいきたいのかをお願いします。

(上定市長)脱炭素先行地域は昨年の11月にも応募し、残念ながらそのときは認めてもらえませんでした。脱炭素先行地域に認められることをめざすというよりは、先行地域という指定を受けることで我々の進んでいる方向性に自信が持てる、我々が進めていくに当たっての一つの大きなエンジンになると思っています。観光という着眼点については、先行地域として脱炭素を進めていくにあたって、その地域に根づいたユニークさを発揮することが前提条件にあり、その中で国際文化観光都市と言ってもらえる松江の脱炭素を進めるために、観光と両輪で進めていくということを考えました。その中に多くの事業を盛り込んでいますが、全国、世界に訴求していくのに、例えばカーボンニュートラルツーリズムとかリサイクルができるホテルの宿泊の形態とか、旅行なり観光なりに来ていただくというともすると矛盾するように見える脱炭素の取り組みを掛け合わせることによって、さらに潜在性を高めていくことができるのではないかと思い、その中で今回、脱炭素先行地域という指定をいただいたので、観光をまさにカーボンニュートラルで進めていくということで一つのスキームをつくって、それが認めてもらえたと認識しています。今後、国際文化観光都市の価値を高めていくために、SDGsにしてもカーボンニュートラルにしても世界と勝負する上では欠かせないファクターだと思いますので、取り組みを進めていくとともに、そういった取り組みが進んでいる観光地であるということを大きな声でアピールしていきたいと考えています。

(読売新聞)能海副市長の顧問就任に関しては、市長からの打診ですか。

(上定市長)そうです。10年間、能海副市長には務めてもらい、後進に道を譲りたいという中で、円滑に市政運営を滞りなく進めていくために、過去の経緯とかもよくご存じですので、力添えをお願いしたいということで私から依頼をしたものです。

(読売新聞)アリーナに関してですが、松江市と島根スサノオマジック側で今回のそのホームアリーナの問題に関して、今の段階で一致してる方針を教えてください。

(上定市長)ここでお話しできることが全てではないですが、島根スサノオマジックが今後新B1基準をまずクリアしていかなければならないというところでは、見解は一致していて、松江市の総合体育館をホームアリーナにしていくということについても、基本的には動きを同一にして検討を進めています。具体的な方法については、調整をしており、松江市にとってスサノオマジックは欠かせない存在であり、新B1基準が施行された後も松江においてスサノオマジックに活躍してほしいという思いと松江において島根スサノオマジックが活躍できるようにしたいといったところは、それはスサノオマジック、バンダイナムコ側も同じ思いを持っていると考えています。

(読売新聞)新設にしろ改修にしろ、まず松江市でというのは確実なわけですね。

(上定市長)ほかのところとてんびんをかけているといった話は聞いておりません。

(読売新聞)時期については、2026-27シーズンに間に合うようにとおっしゃっていましたが、その認識もチームとは一致していますか。

(上定市長)一致していると思います。相手がある話なので断言はできませんが、2026年に間に合う形で調整を進めていきたいというところは一致しているものと考えています。

(読売新聞)市長としてはいつ頃までに決めたいとお考えですか。

(上定市長)26-27のシーズンに間に合わせるには、多くの時間があるわけではないですし、行政ですので当然予算が必要な場合には議会に諮ってという段取りがありますので、できるだけ早い段階で皆さんにご報告できるような調整を整えて、その上で次のステップ、具体的な方法論を実行していくところに入っていきたいと思います。。

(読売新聞)できるだけ早くというとこですが、ここを超えてしまうとちょっと間に合わせるのは厳しい時期はいつぐらいと認識されていますか。

(上定市長)できるだけ早く結論を出し、その上で実際にB1基準をクリアできる具体策を実行していきたいと思っています。

(読売新聞)夢を実現できる松江を今後つくっていくに当たって、スサノオマジックにどういう役割を期待していますか。

(上定市長)まさに島根から夢が叶うということを体現してくれているチームだと思います。松江の場合、人口20万人ですが、それで千葉とか東京のチームと戦って勝ちを収めて、2年連続でベストエイトになって、市民に夢や希望を与えているそのものだと思います。

(読売新聞)仮にホームアリーナが基準を満たさない場合は、競技力に関係ないところでB2に陥落してしまうおそれがあるわけで、松江市へのプレッシャーも大きいかと思いますが、その辺はどう感じられていますか。

(上定市長)新B1基準をクリアするということで今動きを進めているところなので、クリアできなかったときのことは、考える必要もないと思っていまして、どうしたらクリアできるのかをスサノオマジックと一緒になって考えていきたいと思っています。

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