アメリカへの観光促進・産業連携に向けた訪問

更新日:2023年07月20日

7月15日から20日までアメリカを訪問します。

アメリカからの観光誘客促進のため、まず、ニューヨークに15日から18日まで出かけます。ニューヨークにジャパン・ソサエティーという団体があり、アメリカでの日本文化の発信、日米の交流促進を目的につくられている施設です。そちらで、情報発信のイベントを行います。世界経済の中心地、情報発信の拠点であるニューヨークにおいて、松江の歴史・文化、地域の魅力を発信するイベントを開催し、松江市の認知度、ブランド価値の向上を目指します。アメリカを観光PRの重点市場と位置づけ、アメリカからのインバウンド誘客を図ります。

ジャパン・ソサエティーでのイベントは7月17日・18日に行い、観光セミナーを開催し、私から「城下町松江と茶の湯文化」をテーマとする講演をします。また、同行する職人による和菓子の創作、日本茶インストラクターによるお手前の披露、松江の産品、和菓子、あごのやき、日本酒、シジミ汁などの試飲・試食ブースも設けます。松江茶の湯文化体験ワークショップでは和菓子作りとお手前の体験、それに併せて現地の旅行会社、関係団体への営業も行います。今回は私のほか、国際観光課、和菓子職人の方、お酒、お茶を取り扱う市内事業者の方と一緒に訪問する予定です。

次に18日から20日まで、アメリカの東海岸から西海岸に渡り、シリコンバレーを訪問します。ベイエリアというのがシリコンバレーを含む西海岸のスタートアップ、ベンチャー企業のエコシステムの発信、発祥の地となっています。松江ではMATSUE起業エコシステムを今年の1月31日にコンソーシアムという形で立ち上げ、産官学金の連携によって新しいベンチャー企業を育てていく取り組みを進めています。松江で生まれたプログラミング言語のRubyを起点として、ビジネス連携の可能性をこの出張も含めて追求していきたいと考え、松江からシリコンバレーへのゲートウエイをつくることを目指しています。

具体的には3つあります。まず、シリコンバレーでビジネス展開している企業を訪問します。シリコンバレーを拠点に日米企業をつなぐ役割を果たしているベンチャーキャピタル、ベンチャー企業に対して投資をしている投資家、日本への事業展開を模索しているアメリカの企業などを予定しています。

2つ目として、スタンフォード大学が主催するシンポジウムに参加します。Japan-U.S. Innovation Awards Symposiumというもので、日米のベンチャーキャピタル、日本へ進出意欲のあるアメリカ発のスタートアップ企業、アメリカ企業との連携を目指す日本発のスタートアップ企業などが多数参加します。そのシンポジウムに参加することでネットワークを広げ、今後の松江におけるスタートアップ企業との連携について考察を深めてまいりたいと考えています。

最後に、西海岸のRuby関係者、スタンフォード大学でRubyの研究者をしている教授や、過去にRuby Prizeという賞を受賞された経験のあるITエンジニアの方も訪問します。私のほか、まつえ産業支援センターと訪問します。

これらの取り組みを重ね、アメリカにおいての観光誘客の促進、産業連携の強化に取り組んでまいります。

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