令和5年奥能登地震に係る義援金

更新日:2023年07月20日

皆さんも記憶に新しいかと思いますが、5月5日に最大震度6強の地震が石川県で発生しました。奥能登地震という名前になっていますが、松江市の姉妹都市である珠洲市でも非常に大きな揺れを観測しました。

まず、珠洲市の概要と松江市との関係についてご説明します。

珠洲市は、石川県北部、能登半島の北端にある、人口1万2,749人のまちです。「出雲国風土記」に能登半島を引いて縫い付けたのが島根半島とされていたことが縁で、1988年に珠洲市と美保関町が姉妹都市連携を締結しています。

これまでの交流として、災害時の相互応援協定の締結。姉妹都市提携25周年を迎えた2013年には美保関からスタートする「えびす・だいこくマラソン」に珠洲市からの選手の派遣、提携30周年には松江市の椿を馬緤町のお寺に植樹しています。珠洲市も市の花が松江と同じ椿ということで、椿での連携も進めています。2021年には、コロナ禍で延期していた姉妹都市提携30周年で、珠洲市の藪椿を城山の椿谷に植樹しています。

今回、市民の皆さまに呼びかけ、この奥能登地震で被災された方に義援金をお届けするということで、募金箱を設置しておりました。ご協力いただいた市民の皆さん、本当にありがとうございました。募金総額17万2,500円を、6月29日に珠洲市へ送金しました。被災地の一日も早い復旧を願うばかりですが、珠洲市のほうの状況を確認したところ、7月3日をもって災害対策本部を解散され、震災復旧・復興本部を設置され、復興・復旧に向けて歩み出していらっしゃると聞いています。今後も私たちがお役に立てることがありましたら、ご支援をさせていただきたいと考えています。

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