MATSUE観光戦略プラン2023-2029の推進

更新日:2023年08月28日

MATSUE観光戦略プランを2023(令和5)年2月に策定しました。非常に読みやすいつくりで、松江の魅力が詰まったものにしていますので、市民の皆さまにいま一度読んでいただきたいですが、松江にあるたくさんのいいところを認知いただくとともに、それを観光につなげていくためのプランです。この松江観光戦略プランを推進していくに当たっての具体的な取り組みが形になってまいりましたので、皆さまに共有させていただくものです。この観光戦略プランの推進のために、推進委員会を組織したいと考えています。そして推進するうえの土台となる事業として、松江観光協会の体制強化、新たな観光財源として宿泊税の導入の検討を開始します。

まず、観光戦略プランの推進ですが、年度ごとに3年間のアクションプランを策定します。MATSUE観光戦略プラン推進委員会で、進捗管理・実績確認と評価・検証も行うことで、このプランを推進していきたいと考えています。

また、一般社団法人松江観光協会の体制を強化することで、観光戦略プランを強力に推進してまいります。それを具体的に進めるに当たり、まず組織戦略を策定します。観光協会が果たすべき役割を明確化し、観光協会が行う事業の整理、そのために必要な組織体制づくりを検討します。将来的に目指すのが、観光地域づくり法人、いわゆるDMOと言われる組織に昇華していくということです。DMOというのは、ディスティネーションマネジメント、あるいはマーケティングオーガニゼーションと言われるもので、観光地域づくりの司令塔となる組織です。松江観光協会がDMOとなることによって、観光戦略を強力に推進していくために検討に着手してまいります。

そして、最後に、新たな観光財源の検討です。観光戦略プランの中でキープロジェクトと位置づけていまして、宿泊税の導入の検討方針を打ち出しています。これを具体的に進めるために、6月議会に条例の制定を提案します。新たな観光財源の検討主体となる委員会を設置する条例でして、「松江市新たな観光財源検討委員会」を設置し、その中で、新たな財源として宿泊税の検討を行うこととしています。今後、観光戦略プランを強力に推進していくために、皆さまからのご意見をいただければと思います。

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