特別版 お城EXPO in 姫路

更新日:2023年10月06日

 9月16日から18日にかけて開催された「お城EXPOin姫路」の報告です。全国にある5つの国宝のお城の市長が一堂に会する形でお城サミットを開催され、私も出席しました。

お城EXPOというのは、毎年12月に横浜市で開催されていますが、今回は姫路城の世界遺産登録30周年を記念し、特別版として姫路で開催されました。国宝五城の自治体で構成する国宝城郭都市観光協議会でブースを出展し、弓矢による的当て、路上詩人こーたさんによる国宝五城のオリジナル御城印の書き下ろし、SNSキャンペーン、特大御城印のフォトスポットなどを設置しました。

さらに、国宝五城サミットがオープニングイベントとして開催されました。私を含む国宝五城を有する5市長が一堂に会してシンポジウムを行うというのは初めてで、奈良大学の学長も務められた千田先生にコーディネーターを務めていただきました。650人ぐらいの方に来ていただき、それぞれのお城の魅力や特徴などを語らせていただきました。松江城は国宝になったのも一番遅く、また、築城年もこの五城の中では一番遅い1611年で、当時の最新鋭の技術が利用され、地下から1階、1階から2階へ通し柱が何本か通っていて、今でいうところの耐震性を確保した最新鋭のお城であったというような話をさせていただきました。そして、五城で今後もいろいろ連携していこうということで勝ちどきを上げました。この5市、五城で連携を深めることで、それぞれの価値を高めて国内外へ魅力を発信していくという共通認識を持ったところです。松江市として、国宝城郭の天守群として国の宝をさらに世界の宝へということで、世界文化遺産登録を目指しています。この流れを今回の五城サミットをきっかけに、さらに強めていきたいと考えています。

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