インドとの産業連携に向けた訪問
10月23日から29日、山陰インド協会の経済視察団が派遣されます。目的としては、インド・ケララ州とのコロナ禍後の経済連携推進に向けた協議・意見交換で、松江市としても、私が参加し、市としては6年ぶり5回目の訪印になります。
2015年に経済連携の覚書を締結し、様々な連携が進んでいましたが、残念ながらコロナ禍もあり、止まっているものがたくさんあります。それを巻き直していくというのが大きな命題になります。環境・防災分野等でのビジネス展開、プログラミング言語Ruby・ITを生かしたビジネス連携、その他の産業分野での連携についての意見交換、そして連携協定、覚書の巻き直しを図っていきたいと考えています。
今回、実際に意見交換をする相手方として既に決まっているところでは、在インド日本国大使館、JETROニューデリー、環境・防災分野などで、中海・宍道湖・大山圏域、山陰インド協会のカバーしているエリアで連携実績のある産業分野における新たなビジネス展開について議論を深めていきたいと考えています。
また、インドのモディ首相の経済政策ブレーンのアミット・カプール氏とも面談する予定です。インドの首相の側近の方ですので、今後、インドと、この中海・宍道湖・大山圏域がどのように連携して経済発展に結びつけていけるかといった議題について議論をしてまいりたいと考えています。
そして、マヒンドラ&マヒンドラ社を訪問し、三菱マヒンドラ農機との連携に係る圏域の経済発展についての意見交換もしてまいります。
加えて、中海・宍道湖・大山圏域とケララ州の政府で協定を2015年に結んでおり、今でも有効ですが、その内容の見直し等が必要であれば、そういった議論も深めた上で検討してまいりたいと考えています。ケララ州政府、印日商工会ケララ(INJACK)を訪問し、経済連携の在り方等についても議論を深めたいと考えています。
ケララ州立ITパークというのがあり、松江は起業エコシステムを立ち上げ、海外のネットワークも創出していきたいと考えていますので、このITパーク内の企業との面談によって、Rubyを生かしたIT連携等を図っていきたいと考えています。
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更新日:2023年10月26日