全国水源の里シンポジウムの開催

更新日:2023年10月26日

第15回全国水源の里シンポジウムを今年11月に開催します。

この水源の里とは、過疎・高齢化が進行し、コミュニティーの維持などの地域活動が困難な状況に直面している集落のことで、そういった地域の活性化を図るために、平成19年に水源の里連絡協議会が設立され、松江市もメンバーになっています。いわゆる流域自治体で、上流は下流を思い、下流は上流に感謝するという流域連携を基本理念にして、水源の里の再生・振興に向けた事業を展開しています。このシンポジウムについては、協議会に参加する143市町村が持ち回りで開催し、流域連携の必要性を全国にアピールする場となっています。

今回、松江を会場に11月21日にシンポジウムを開催します。大会テーマは、「オロチ退治でローカル・サステナビリティ~斐伊川流域の持続可能なまちづくりを目指して~」です。松江市を含む7市2町の斐伊川の流域の、いわゆる斐伊川と神戸川の治水事業を一緒にやっている市町で、連携していこうという取り組みです。このシンポジウムの開催を契機として、その絆を深め、流域連携の必要性を全国にアピールしてまいります。

プログラムの内容です。オープニングは正調関乃五本松節で始まり、国土交通省出雲河川事務所の小谷所長と島根県立大学の田中先生の基調講演。パネルディスカッションでは、松江市のSDGsアドバイザーの島根大学の松本先生をコーディネーターに、パネリストには、斐伊川流域でまちづくりを担っていただいている方にご登壇をいただきます。入場無料となっておりますので、ぜひご来場いただければと思います。

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