松江歴史館・特別展「漆壺斎と勝軍木庵」

更新日:2023年10月26日

松江歴史館の特別展「漆壺斎と勝軍木庵」を開催します。10月20日から12月10日までとなっています。

小島漆壺斎(こじましっこさい)は、7代目藩主松平不昧公から厚遇され、不昧公好みの茶器を手がけています。代々、塗りと蒔絵に定評があり、今回は初代の漆壺斎から7代の漆壺斎、そしてその後継者の方までの、作品を約50点、一堂に紹介しています。

勝軍木庵光英(ぬるであんみつひで)は、9代目藩主松平斉貴に重用された方で、豪華な高蒔絵を得意としており、その息子の春光も華やかな作品を多数残しています。この勝軍木庵親子の作品約30点も展示しています。

あわせて、記念講演会として、漆壺斎の漆の師匠の羊遊斎と漆壺斎の蒔絵について研究されている三井記念美術館の小林学芸課長をお迎えし講演をいただきます。

11月19日には、「漆の鑑賞を楽しむ」という講座を松江歴史館の学芸員が行い、学芸員のギャラリートークもございますので、ぜひお出かけいただければと思います。

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