新たな土地利用を考える市民シンポジウム

更新日:2023年11月24日

新たな土地利用制度について考える市民シンポジウムを11月23日に開催します。

土地利用制度については、現行の制度に課題があると認識しており、例えば新たな開発ニーズに十分に対応できていない、既存の建物の用途変更のニーズに対応できていない、土地を活用する際の行政手続が煩雑であるといった声をいただいております。チャレンジしづらい、制度が分かりにくいといった声もいただいているところです。これを踏まえ、今年の2月に、土地利用の秩序は保ちつつ、市域内のバランスの取れた発展を実現するための方策として、線引き制度を用いない新たな土地利用制度を創設していくということを表明しました。今回もその趣旨について、市民の皆さまと理解を共有させていただくためのシンポジウムを開催します。

本市が目指す土地利用制度のコンセプトとして、チャレンジしやすい環境、そして誰にでも分かりやすい仕組みをモットーとしています。新たな土地利用の方向性を共に考える機会にしたいと思い、今回、キーワードを「チャレンジ」としています。会場では双方向でシンポジウムを進めていきたいと思っており、ユーチューブでご覧の方も含めて、ウェブサービスの「LiveQ」というのを使い、タイムリーに質問を投稿していただき、それに対してパネリストがお答えするという形で進めてまいります。

プログラムは、最初に、松江市が目指すまちづくりについて、私のほうから少しお話をさせていただきます。その後に、国土交通省都市計画課長の鈴木章一郎さんに、「これからのまちづくり」について講演をいただきます。それを受ける形で、島根大学の細田教授の司会で、鈴木課長、そして島根県立大学の田中准教授、都市再生推進法人まつくるの中尾社長と私が入り、「新たなチャレンジが生まれる土地の使い方について」をテーマにパネルディスカッションを行います。皆さまの来場をお待ちしております。

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