SHIMANEみらい共創CHALLENGE& MIX「ゼブラ企業」トークイベント

更新日:2023年12月22日

昨年、MATSUE起業エコシステムを立ち上げ、今年の1月にはMATSUE起業エコシステム、コンソーシアムという19団体から成る組織をつくりました。エコシステムというのはビジネス生態系とも言われ、新しいアイデアをビジネスの形、事業の形に昇華していく取り組みで、19団体によって、そういったサイクルを回していくということを念頭に置きスタートしています。その中で、「MIX」という、起業を目指す方、既に起業をしている方、新しいビジネスの検討をされている方などが集まるコミュニティーを立ち上げ、いろいろなイベントを開催しています。特に新しいアイデアを持っている人が、それを事業化していく際のサポートをしています。いわゆる起業家教育、アントレプレナーシップと言いますが、これは、高校生・大学生・社会人で現在起業を志している方に行っています。その中で、「SHIMANEみらい共創CHALLENGE」とは、高校生の皆さんを対象にビジネスアイデアのプレゼンテーションをしてもらうという企画です。また、起業・新規事業の開発・事業承継などを具体的に支援する「MIX PoC」というのを立ち上げており、PoCというのは、Proof of Concept、いわゆる実証実験をやる母体ということです。ここでビジネスを実証的に行い、そのビジネスが本当にマーケットに入っていけるのかを検討いただいています。その一環として、今回、ゼブラ企業のイベントも開催します。

「SHIMANEみらい共創CHALLENGE」は昨年度から、さんいん未来縁人というTSKグループ基金の主催によって開催されています。MATSUE起業エコシステムと三菱みらい育成財団との共催、松江市・島根県・島根県教育委員会で後援しています。島根県内の高校生または15歳から18歳の方に、活動支援金として最大10万円を支援し、実際に挑戦するプログラムになっています。 今回、高校生から19プロジェクトの応募がありました。うち7つが松江市内の学校です。この19プロジェクトについて、12月16日に松江テルサで最終発表会を開催します。プロジェクトの発表後、入賞者の表彰もあります。高校生諸君が今どういったアイデアを持っているのか、その実現に向けてどうスタートするのかといったところを見ていただければと思います。

同じ日に、ゼブラ企業のトークイベントを開催します。相反するように見える企業利益と社会課題の解決、社会の貢献を両立していく企業をシマウマに例えて、ゼブラ企業といいいます。事業を通じて地域や社会の課題解決を図り、持続的成長を目指す企業という言い方もできます。実際に企業として事業を実践している方をお招きし、ディスカッションを行うトークイベントです。「島根・松江で育む新たな持続的成長のエコシステム」をテーマに、第一部では、島根・松江発のゼブラ企業の経営者、4人の方のセッションとなります。地域やエコシステムとの関りなど、ゼブラ企業の実態に迫る内容です。第二部では、私も登壇し、ゼブラ&カンパニーの田淵代表と社会変革推進財団の工藤理事とディスカッションを行います。行政も含め、ゼブラ企業がエコシステムをいかに形成し、地域課題の解決を図るか、それによってどういった松江の未来を導きたいのかという話をする予定です。

今回のプロジェクトを含め、松江市は今後チャレンジする皆さんを応援するために、いろいろなイベントを開催しますので、ぜひともご参加いただきたいです。よろしくお願いいたします。

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