質疑応答

更新日:2023年02月01日

(山陰中央新報)「松江市の歌」でエクササイズを考案されたということですが、なぜこの「松江市の歌」にスポットを当てて、なぜ、ひろみちお兄さんにお願いしたかというところを教えていただけますでしょうか。

(上定市長)まず、「松江市の歌」は合併を機に松江市のまとまり、団結力というのを強めていこうということでつくられ、それが随分浸透してきた感はあるかと思います。今回、松江市民全体の健康づくりを考えたときに、何らかのリズムに乗せて松江市ならではの体操ができればという発案が昨年度に職員からありました。そこでいろいろ話していく中で、新たに何か曲をつくってというよりは、なじみのあるこの「松江市の歌」をうまく活用して健康づくりにつなげていくのがよいのではないか。それがそもそもの「松江市の歌」の制定の目的でもある松江市としてのまとまり、団結力というのをさらに増進させることが期待できるのではないかということで取り組んでまいったところです。そうした中で、どういった方にそれをつくっていただいたり、あるいは指導していただいたらいいかということを検討していく中で、知名度があって皆さんが親しみやすくてといったところで何人かの候補を挙げていましたが、その中で金額的なところも含めてオファーするなかで、ちょうどマッチしたというのが佐藤弘道さんでした。いつのタイミングでお披露目をするかといったことまで含めていろいろ調整した、結果として12月14日にお披露目ができる形になったということです。

(山陰中央新報)お披露目をして、その後、動画の公開などもあると思いますが、例えばひろみちお兄さんが実際指導したりといった機会はあるんでしょうか。

(上定市長)まだいつお願いするというのが決まっているわけではないですけれども、そういったこともお願いしたいという意向は伝えさせていただいています。

実際皆さんに踊っていただいて、例えば「恋するフォーチュンクッキー」のダンスを皆さんでつなげていくようなことが一時期、地域おこしの一環も兼ねてやられていたところもあると思いますが、そういった取り組みにつなげていけるといいなと思っていまして、そのために動画でひろみちお兄さんが踊っていらっしゃるのを配信するとともに、できれば、ひろみちお兄さんあるいはほかの指導者の方に来ていただいて、例えば運動会の機会であるとか何かイベントの機会であるとか、そういったところでみんなが踊れるような体操になっていけばいいなという思いは持っています。今後もそういった調整を進めてまいりたいと考えております。

(山陰中央新報)非常にゆったりとした音楽だと思うんですが、どういった感じの体操になるんでしょうか。

(上定市長)ポップな感じになっておりまして、原曲はとどめておりますので、聞いてもらったら「松江市の歌」だと分かると思います。そんな激しいロックな感じではなくて、お子さんから年配の方まで踊れるというような、椅子に座ってもできるような、そういった内容で構成していただいております。

(山陰中央新報)新庁舎建設のことに関して確認と質問ですが、総事業費は当初150億円と見込でいたものが、建築資材の価格高騰などを受けて5億7,500万円増えて155億7,500万円になるという認識でよろしいですか。

(上定市長)はい、結構です。

(山陰中央新報)この金額に関して、市長はどう評価していらっしゃいますか。

(上定市長)これは私が市長に就任する際の選挙戦においても、一つの議論になったものだったと認識しています。まず、工事費自体が増加している状況については、松江市も財政に余裕があってその中でたくさん新規の箱物をどんどん取得できるという状況ではございませんので、工事費を抑える努力は欠かせないものと考えていますし、一方で物価の高騰ということ自体がコントロールできない面もあります。このスライド条項というのは契約内容に折り込まれていたものですので、それを反故にすることは当然できないという状況です。その中で、漫然と物価が上昇しました、じゃあたくさんの金額払わなきゃいけない、税金を投入しなければとやるのではなく、建設工事業者あるいは電気・機械設備等を請け負っている業者の方にも知恵をいろいろ出していただき、公共施設ですので一定の性能は保ちつつも、実際に造り込んでいく過程においてある程度工夫の余地もありましたので、そういった意見をたくさん出していただき、できるだけ工事費を節減していく努力は行っております。その中で、長い時間をかけ調整した結果として今回出てきた数字でして、これはある種市民の皆様に対する今後の行政サービスを円滑に提供していくためには現時点で必要な予算と考えておりまして、そのご理解をいただくべく今回も11月議会で議員の皆様と議論してまいりたいと考えております。

(山陰中央新報)その総事業費というのは市民の関心がいまだに高いと感じておりますが、説明についてはどのようにしていかれますか。

(上定市長)そうですね、議員の皆様からのご質問もいただけると思っておりますし、私も議会に予算を上程しますので当然説明は尽くそうと思っています。もう一つ申し上げておきたいのは、市庁舎を建てることが目的ではなく、来年の5月に1期工事が完了して一部が供用開始しますが、どのように市民の皆様に使っていただけるか、親しみを持って、単なるオフィススペースではなくて市民の皆さんのための庁舎ですし、市民の皆さんに来ていただいてそこで行政サービスも受けていただき、それだけではなくてにぎわいや憩いや集いの場にしていくということを考えています。そのためのワークショップ、市民の皆さんと対話をしながらどういった活用がいいかの検討に今後取り組んでまいります。今回一気に竣工するわけではなく少しずつ、これはコストの削減も含めてなんですが、現状私たちいるところは古いままですが、今新築工事が進んでいます。そちらが完成した来年5月以降にまた取り壊してだんだん造っていくということで段階的に竣工していきますので、できたものを実際に使いながら、またそこで運用の改善を図っていきたいと思っておりまして、そういった取り組みを今検討しております。ですので、モデルケース的にできるだけ市民の皆さん、あるいは民間企業の皆さんを募って手を挙げていただいて、具体的にこう活用できるよっていう展開にできないかなと思っています。市の職員のみで考えるのではなくて市民の皆さんにも自分たちの活用したい方法を提案していただいたり、できることできないことというのをそこでまたいろいろ協議するというプロセスを経て、市民の皆さんが利用する、活用できる市役所。費用対効果ということかもしれませんが、お金をしっかりかけた上でしっかりと使っていくといったところまで循環できるような新庁舎にしていきたいと考えています。

(山陰中央新報)市民への説明としては、議会でもされるとは思いますが、議会を全て市民が見ているわけではないと思いますが、その辺の説明に関してはどのようにしていかれるお考えですか。

(上定市長)今までの新庁舎を造っていきましたという流れ、そこから具体的にどういうふうに使っていきましょうという話になりますので、先ほど申し上げたワークショップなどにおいてはこれまでの経緯だとか、市として考えていること、百五十数億をかけていいものを造り、それをどう活用したいと考えているかといったところが伝わるような形でのコミュニケーションを図ってまいりたいと考えています。

(山陰中央新報)増額分に関しても今後市民にもしっかり説明していかれますし、利活用の部分もしっかり市民の意見を聞いて、使ってもらえる市役所を目指すということですか。

(上定市長)おっしゃるとおりです。

(NHK)以前の会見で、増額の見込みだという話をされていましたが、今回5億7,500万円の増額という額が初めて出てきたというところで、市長ご自身でこの増額分の額に対する認識ですとか受け止めをお願いします。

(上定市長)その増加した金額で量るというよりは、全体の金額155億7,500万という金額がどうかと判断すべきだ感じておりまして、しっかりお金をかけている部分についてどういった形で運用がなされているかというのはすごく重要だと思っています。今回の増額が重要でないということでは全くないですけども、今回の増額分だけを見るのではなくて新庁舎全体として見たときの予算規模に対して、それでしっかりと市民の皆さんに対するサービス提供ができている状況をつくり出すのが私の使命だと思っておりますので、今後市民の皆さんと利活用方策についての意見交換をした上で、実際にその活用に当たってもそれだけの費用をかけたことに市民の皆さんが納得していただけるような、そういった拠点にしていきたいと思っています。

(NHK)先ほどスライドの説明の中で建設資材の高騰を折れ線グラフでご説明いただき、今回の増額というのは資材価格の高騰というところによるものが大きいという印象を受けましたが、市長ご自身もそういう認識でいらっしゃるのかというところと、かなり外的な社会的な要因の中での影響だと思いますが、その辺りの部分を市民の方にはどういうメッセージでお伝えしていきたいとお考えですか。

(上定市長)資材価格が高騰する要因はいろいろあると思います。それがコロナ禍の影響、あるいはロシアによるウクライナ侵攻、それも含んでですけど円安の影響があったり色々なところが複合的に絡んでいるところであります。エネルギー価格、燃料価格の上昇というのも資材価格の高騰につながっている面があり、製造過程で当然エネルギーを使いますのでそういった複合的な要因があるので、コントロールするのがなかなか難しいというところが実際はあります。実際コントロールするのが難しいので、一方的に不利益となることがないようにスライド条項というのができているというのも事実としてあります。今回そういった複合的な要因の中ではありますが予想よりも随分速い速度で物価が高騰しているというところもありますので、今後の経済動向、地域経済についての在り方というのをまず注視し、それに必要な対策を打っていかなければと考えているところでして、新庁舎の建設に当たっても外的要因が多く、かつご指摘のとおり資材価格の高騰によるところが大きいというのは事実と受け止めております。

(NHK)工事内容等の見直しでコストを圧縮をしてこられたということですが、引き続きのコストダウンへの努力というか取り組みに対する市長の認識を教えてください。

(上定市長)現状当然設計図面があって、それをもとに建設工事を進めているわけですが、ベストのもので取り組んでいるという認識を持っています。ただ、実際に工事していく過程において、もともと予想していなかったような例えば工法が使えるような状況だと分かったり、やってみるとこことここの部分、効率的につないで工事をしていくことができるとかいうことも実際あるんですね。そこは実際施工されている専門家の皆さんと引き続き協議をしながら、そういった工夫できる部分についてはどこまでやって終わりということがございませんので、緊密に連携を図りながらできるだけ工事費の縮減はしつつ、かといってそこで工事費をあえて下げて適当なものを造るということはあり得ませんので、お互い知恵を出し合ってよりよいものをよりコストをかけずに造っていくという努力は今後とも引き続き取り組んでいきたいと思っております。

(朝日新聞)先日の定例会見でもこの追加になるという話は聞きましたが、関心が高い事業だけに丁寧な説明をなさるというお答えだったと思いますが、その気持ちに変わりはないですねということと、市民への理解を求める上でどのような方向で具体的になさるんでしょうか。

(上定市長)新庁舎の建設だけではないですが、新たな予算項目を立てる。これは国からのお金ももちろんありますが、当然市民の皆様からいただいている税金を執行していくという過程ですので、新庁舎建設にかかわらず丁寧な分かりやすい説明に努めるということは当然のことと受け止めております。その上で、まさにご指摘いただいたとおり資材価格の高騰は新庁舎の話だけではなくて、市民の皆様の生活に大きく影を落としていることだと思います。当然物価が上がるのに合わせて景気がよくなって、インフレが進んでいくというのは物価が上がるだけではなくて経済がよくなっていって、出る側だけじゃなくて当然入ってくるほう、収入が増えなきゃいけないんですが、これも民間企業の皆さんにいろいろお話を聞いているんですが、資材価格の高騰、エネルギー価格が上がったというのを販売価格のほうに転嫁していくことまではできていないという状況があります。ですので、今後実際経済を回していって収入を増やしていくことで地域経済を回復から成長に結びつけていかなきゃいけないという思いを持っております。例えば給食費のところで、今回は手当てをし上がらないようにするつもりですが、実際それが市民の皆さん一人一人の負担になってくるという状況になりますので、全体を考えたときに非常に速いスピードで色々なことが変わろうとしているので、そこについていくためには一定の予算措置というのはやっぱり必要だと思います。競争原理の中で市場に合わせて早く価格転嫁しなさいということがなかなか今このスピードの中では求めづらい状況にあると認識していますので、ある程度の財政出動も含めて、今回の補正予算もそうですけども必要な手当てをしていかなければいけないと考えています。

(朝日新聞)議会で説明されるということですが、市民へはこういう会見の場を活用される、あと市報などでということでしょうか。

(上定市長)そうですね、新庁舎の建設にかかわらないですが、今までSNSなども活用しながら情報提供についてはきめ細かくやってきているつもりではありますが、ぜひ皆様からも例えばこういう形でやったらもっと分かりやすいのではということがあればご提案もいただければと思いますし、市民の皆様により的確に分かりやすく説明を色々な媒体でしていくということは今後も心がけてまいりたいと考えています。

(中国新聞)この増額分に関しての内容に特化した何か説明会みたいなものは特に設ける予定はないということでよろしいですか。

(上定市長)はい、特化したものを設ける予定はありません。ただ、ワークショップのような、市民の皆さんと今後の利活用について考える機会というのは積極的に設けていきたいと思っておりますので、その際にこれまでの経緯として触れさせていただくと思っているところです。

(中国新聞)工事内容等の見直しはスライド条項適用による工事変更に併せてということなので、こういった額の変更に合わせて見直しをしたものだと思いますが、新庁舎建設の工事が始まってからこういった恒常的な見直しをしていたのか、今回の物価高だったりこういった影響を受けて見直しをされたのか、どちらでしょうか。

(上定市長)実際はさきのスライド条項に引っかからなければ、あるい1%までのところにとどまっていれば建設工事費あるいは機械設備等の工事費を見直す必要はないんですね。今回は見直すことになったことの一つの大きな理由ではあります。ただ、実際にその工事を進めるに当たって、先ほど申し上げた最初に予想していないような事象が出てくることがあり得ますので、そのときに双方の同意に基づいて変更するということはあり得ます。今回は、スライド条項もヒットし、その見直しをしていく上で基本的に減額できるものと、増額しなくてはいけないものも出てきています。その差引きで減額になるような努力をしているということになりますが、必要な見直しを重ねていくことは今後も取り組んでまいりたいと考えています。

(中国新聞)ここに上げていただいている断熱材の仕様だったり、執務室天井仕上げの工法の変更だったりということも全て含めた上で変更額が算出されているという理解でよろしいですか。

(上定市長)そのとおりです。

(読売新聞)コロナワクチンについて、乳幼児について補正予算に計上ということですけど、いつから開始予定ですか。

(上定市長)11月日から開始をしております。

(読売新聞)努力義務ということですけれども、市長としては乳幼児接種についてどう考えていただけたらと思っておられますか。

(上定市長)最終的な判断はその保護者の方と考えておりますが、最初から実際努力義務が課されていたわけではなく、色々な研究の成果として結果的に努力義務というのが課されたものという認識を持っておりまして、努力義務が課されているということを市民の皆さんが受け取っていただいた上での検討が図られるべきと考えています。

(読売新聞)できる限り接種してほしいのか、個々人の判断かというとどっちですか。

(上定市長)接種については予防の効果があるということが、これは乳幼児も含めて認められていますので、ただそれに対する抵抗感がある人に無理強いするということは全く考えておりませんので最終的には個々の判断になると思います。ワクチン接種をすることで実際の罹患の可能性や、重症化リスクが低減されるということを考慮した上での検討を図っていただきたいと考えています。

(共同通信)12月5日に市民団体が新庁舎の差し止めを訴えている裁判の判決があります。それについて市長はご存じですか。

(上定市長)もちろんです。

(共同通信)その判決を受けて、市としての判断が何か変わるところであったりしますか。

(上定市長)司法の判断というのがあった上で検討していくことになろうかと思います。今の段階で何か予断をもってこうしたいということはありません。

(日経新聞)市庁舎の額について、これを上回って変動する可能性は想定していないとおっしゃっていましたが、これ以上増えることはないということですか。

(上定市長)今後、長期的なところでは増えることが可能性としてないわけではないです。「変更契約額については、受注者との協議結果により金額が変わることがあります」となっています。順番としては、最初に工事業者から請求をいただく形になり、その上で調整をするので、その請求の金額を上回る変更というのはないです。これはその請求の金額を加味した上で今回補正しておりまして、この電気設備と機械設備についてはまだ最終的に数字が決着しているものではありませんが、これよりも増えるということは見込まれていない。建築工事のほうはこの金額でもう決まっているということでして、今回の補正予算の金額を上回ることはないということが言えます。

(日経新聞)この建設資材、物価の動向で根拠として示されたのがありますが、合板と木製品とホットコイルがすごく上がっていますが、これを単費スライドと全体スライドと組み合わせたほうが市の負担は減ったと思いますがいかがですか。

(新庁舎整備課長)スライド条項を幾つか組み合わせてというご質問だと思いますが、3つの条項のいずれかをその状況において適用するということになっておりまして、今回インフレスライドを適用したのは、この2月、3月のところで国が非常に急激な物価の高騰があるから条件が合うものについてはインフレスライドを適用して請求があったら対応しなさいという過程がありますので、このたびはインフレスライドのみで調整したということです。

(日経新聞)国のそういう方針があったからということですか。

(新庁舎整備課長)その通りです。

(山陰放送)新庁舎の今回の補正の予算としては、1億5,818万円ということで、令和5年から7年にかけて残りの額を計上していかれると思います。これは年度内の予算の配分を見てなだらかに全ての年度で計上していくという感じなのか、今回のこの額になった理由がありますか。

(上定市長)工事の進捗が支払いのところにも関わってきますので、その年度のスケジュールの中で支払いの金額というのを年度ごとに設定している状況で、今年度の支払いに当たる数字ということで計上しています。

(山陰放送)工事のスケジュールに合わせてその年度に支出するであろう追加の差を計上されていくという。

(上定市長)そうですね、工事の進捗に合わせて支払いのスケジュールが立てられていますので、それに合わせた形での年度予算を計上していくということになります。

(山陰中央新報)今後も物価が上昇し続ければ必然的に工事費も上がってくるとい予測がつきますが、今後これよりも増える可能性というのはありますか。

(上定市長)可能性があるかないかといえば、あると思います。このスライド条項というのはいわゆる1回きりということではありませんので、今後のまた物価の見通しというのは当然見ながら、ほかの経済対策ももちろん含めてですが考えていかなければいけませんし、そのときにはこの新庁舎の話だけではないですが、市民の皆さんへ十分な説明をした上で検討していきたいと思っております。

(共同通信)松江地裁の判決について、それを受けて市長のコメントを出す予定がありますか。

(上定市長)内容にもよりますね。メディアの皆様からのお求めがあればというところもあります。

(共同通信)今のところで出す出さないは。

(上定市長)そうですね、出すということを決めているわけでもありません。

(NHK)新型コロナ関連で、第八波などと言われているような状況が昨今ある中で、一方では旅行支援の影響でかなり宿泊客戻ってきている、かなり人が戻ってきている印象です。感染拡大の一方で人流を促す施策。2つの状況が走っている状態だと思いますが、市長としては今の状況をどう捉えていらっしゃいますか。

(上定市長)今後も一進一退は繰り返していくイメージは持っていて、例えば、前の週と比べたときに11月の上旬のように2倍でずっと増え続けているような状況があれば、経済の動きをある程度止めるということも含めて検討せざるを得ないケースが想定されたと思いますが、今一番高かったところからは下がってきている状況が見てとれるんですね。コロナの対応していく際に防戦一方で、守りに回っているという形だけではなかなか今後の我々の生活のイメージも前向きなものが掲げていきにくいと思います。ですので、いかに工夫してうまく両立を図っていくか、感染予防の面とその経済を回していく、市民の生活を確保していくという面については常に両立が必要だと思っています。ただ例えばまた変異株が出てきて重症化リスクが高まるとか死亡率が高まるとか、そういったことがあったときにはこれは経済のほうのブレーキを踏んでいかざるを得ないと思うので、そこら辺はかなり注視して見ているところではあります。経済活動との両立をうまく図っていくべく市民の皆様には現在の状況を的確にお伝えして的確な対策も取っていただきたいですし、一方で経済を回していくための努力というのも補正予算で手当てできるところについてはできるだけ速やかに手当てをすることで経済の回復を促していきたいという考えに変わりはありません。

(山陰中央新報)新庁舎建設に関して、これは市議会で補正予算が通ればその後に受注者と契約変更の手続を行うというイメージでよろしいですか。

(上定市長)そのとおりです。

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