出産・子育て応援事業

更新日:2023年02月01日

   今年の10月に、物価高騰克服・経済再生実現のための総合経済対策を国が閣議決定しました。この対策の一環として、全ての妊婦の方、また子育て中の家庭が安心して出産・育児ができるように、伴走型の相談支援と経済的支援を一体的に行う、出産・子育て応援事業を来年1月1日からスタートします。
   まず、伴走型相談支援として、妊娠期から出産・子育てまで一貫した支援を行います。保健師や助産師による面談、あるいは無料でダウンロードできる母子健康手帳アプリを活用してタイムリーな情報発信などを行います。写真に写っているのは、地区を担当している保健師です。
   そして、もう一つが経済的な支援です。育児用品の購入、あるいは子育て支援サービスの利用費負担を軽減するために、妊娠後、そして出産後にそれぞれ給付金をお渡しする制度です。妊娠届を出された方には出産応援給付金として5万円を、そしてまた出産をされた方には子育て応援給付金として、同じく5万円を支給する制度になっています。給付の対象が今年の4月1日以降に妊娠届出をされた方、または出産された方になります。
   全体の流れとしては、まず、妊娠がわかりましたら、松江市立病院の隣の保健福祉総合センターあるいは支所に妊娠届を提出いただきます。この際に、母子保健コーディネーターの保健師が必ず面談を行います。その際に、出産応援給付金の申請書をお渡しします。これを提出いただきますと、給付金5万円を指定の口座に振り込みます。そして、妊娠8か月頃に、全ての妊婦さんに面談の希望の有無のアンケートを郵送します。希望の方には、保健福祉総合センターにお越しいただいて、不安なこと、困り事などをお聞きする機会を設けます。さらに、出産後に、保健師か助産師がご自宅に訪問します。赤ちゃんにもお会いして相談をお受けするとともに、子育て応援給付金の申請書をお渡しします。これを提出いただき、同じく給付金5万円を振り込む形になります。
  そして、情報発信については、この子育て期のみならず、妊娠から出産まで一貫して、母子健康手帳アプリを通して、月齢や年齢に応じた子育てに関する有益な情報を提供します。
  今年の4月1日から12月31日に既に妊娠届出、あるいは出産をされた方については、来年1月中に申請書などを郵送でお届けします。詳しくは子育て支援センターまでお問い合わせください。

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