台北市との交流促進に向けた訪問

更新日:2023年02月01日

   台北市との間では、去る10月20日に、台北市に中海・宍道湖・大山圏域市長会、5市の市長で訪問し、台北市長との間で覚書を締結しました。覚書自体は以前にも松江市と台北市で締結しておりましたが、それを今回、拡充して締結したポイントというのが、一つは松江市だけではなく、圏域5市長会に拡大したということ、もう一つは、今まではボタンの輸出を中心とする物産・観光が中心でしたが、さらに経済・産業分野でも連携・協力をしていくということを双方で合意し、協定の内容を広げております。
   交流は、第一弾、第二弾を来年当初から予定しています。まずその第一弾は、来年1月12日から15日まで台北市政府、また経済団体を訪問し、台湾の市場調査を行うこと、そして、台北市で春節前に開催の建国花市にボタンを出展しますが、そちらにも伺います。メンバーは、中海・宍道湖・大山圏域市長会から松江市長、米子市長、境港市長が出席し、さらに松江市議会、そして経済団体から中海・宍道湖・大山圏域のブロック経済協議会として松江、米子、境港の各会頭が、そのほか、JETRO島根、圏域内企業も一緒に訪問する予定です。
   また、第二弾として、2月の5日から9日に、これは松江市が単独で、台湾からの誘客の促進という目的で訪台を予定しています。背景としては、今年10月に国の水際対策が緩和され、また、来年の1月4日からは台北と広島を結ぶ直行便が再開される予定になっています。松江にとって重点的に攻めるべき市場である台湾について、中海・宍道湖・大山圏域の観光局とともにセールスを実施するためです。私と宿泊・観光施設事業者が訪問し、現地旅行会社への訪問、商談会の開催、また、特にサイクリングを中心としたスポーツツーリズムに着目し、現地の団体との意見交換の場を持つ予定です。具体的には、最近、サイクルツーリズムという言葉もあり、台湾の方たちが日本にいらして、これは宍道湖をバックにサイクリングを楽しんでいただいたときの写真ですが、台湾ではサイクリングの人気も高いことから、松江でのサイクリングをツアーで組むことの可能性について意見交換等をしていきたいと考えています。さらに、旅行会社への訪問、そして商談会の実施です。松江市が主催の商談会を開催し、観光セミナーを開催し、中海・宍道湖・大山圏域観光局が主催する商談会への参加を予定しています。
   こういった取り組みを通じ、アフターコロナに人の流れが活発化することを見据え、台湾との連携を強化し、経済・産業分野での連携にもつなげていきたいと考えています。

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