新型コロナウイルス感染の状況

更新日:2023年02月01日

   令和2年の4月からの感染者数の月別の推移で、12月25日時点で12月は7,835人とたくさんの感染が確認されています。1日の平均感染者数が、12月は313.40人となっており、ピークであった8月の313.55人に迫る数字となっており、非常に感染が増えているということがうかがえます。
   こちらの折れ線グラフは、感染者の推移を1週間の移動平均で見たものです。8月に一つ山を迎えておりましたが、そこから10月にかけて減少しておりました。そこからまた11月、12月と増えている状況でして、今、高止まっていることが見受けられます。
   次に、世代別の感染者数ですが、大きく流れは変わっておらず、やはり多いのが、0歳から9歳、10歳から19歳が非常に増えているということが、最近の傾向としても見てとれます。
   こうした状況のなか、年末年始を迎えます。市民の皆さまに、年末年始にぜひ心がけていただきたいことをまとめましたので、実行に移していただければと思います。
   基本的に新しいことはございません。これまでも申し上げていた基本的な感染防止対策の徹底というのが何より、一番の効果的な対策であると考えております。改めてもう一度繰り返しますが、三密の回避、手洗いなどの手指消毒、人と人との距離の確保、こまめな換気、適切なマスクの着用、とりわけ高齢者や基礎疾患のある方と同居されているご家族、あるいは接する機会の多い方は、特に感染対策を徹底しましょう。また、帰省する前には積極的に検査を受けて、陰性を確認した上で帰省するということも心がけていただきたいと思っております。
   また、ワクチン接種については、手元に既に接種券が届いている方は、受けていただくことができます。感染拡大前に、またこれからの季節、インフルエンザとコロナが同時流行する可能性もありますので、ぜひ接種をご検討ください。私もオミクロンの2価ワクチン接種を、先日、集団接種をしてまいりました。それぞれの年齢に応じた、予約の空き情報については、こちらの二次元バーコードからアクセスすることができます。また、接種券の再発行、集団接種の予約等、電話でも受け付けておりますので、こちらのコロナワクチンコールセンターにご連絡ください。
   そして、発熱等の体調不良に備えた準備をしておくことが肝要となります。準備をお願いしたいものの例としては、市販の抗原定性検査キットで、これは「体外診断用医薬品」または「第一類医薬品」と表示されたものをお選びください。また、発熱に備えて解熱鎮痛剤、あるいは食料品、生活必需品なども、事前にご用意ください。
   そして、発熱等の症状がある場合、例えば小学生以下のお子さん・妊婦の方・基礎疾患のある方・65歳以上の方といった重症化リスクの高い方、あるいは症状が重い方については、まずかかりつけの医療機関などを受診してください。なお、受診の際は、事前に電話連絡のうえ、医療機関の指示に従って受診してください。かかりつけの医療機関がない場合は、健康相談コールセンターにご相談ください。
   そして、重症化リスクの低い方、受診を希望されない方は、抗原定性検査キットによる自己検査を行いましょう。仮に自己検査で陽性となった場合は、しまね陽性者登録センターに登録したうえ、自宅での療養となります。しまね陽性者登録センターは、基本的にウェブサイトでの登録となります。もし難しい場合は、健康相談コールセンターにご相談ください。
   また、抗原定性検査キットによる自己検査をするときの注意点です。まず、1つ目が、「体外診断用医薬品」あるいは「第一類医薬品」と表示されたものを使用しましょう。「研究用」というものは正確な結果が出ないおそれがございます。検査を行う前には、取扱説明書をよくご確認ください。
   また、自己検査で陽性となった場合は、先ほどのしまね陽性者登録センターへの登録をお願いします。このときに用意していただくものは、陽性反応を示したキットの写真、これは使用したキットの判定時間内のもので、氏名・撮影日を分かる形にしてください。また、使用したキットの名称が分かるもの、箱や添付文書などの写真というのもご用意ください。なお、検査結果が陰性の場合でも、引き続き感染対策の徹底はお願いします。
   そして、今回、改めまして、「体調不良を感じたら休みましょう運動」を松江市医師会と一緒に展開したいと思っています。小・中学校はもう冬休みですが、1月になり、正月休みも終わり、通常の生活がまた戻ってきましたら、この運動を展開していきたいと思っています。市民の皆さま、事業者の皆さまへのお願いです。熱、喉の痛み、せきなど、少しでも体調に不安を感じたときには、学校、幼稚園、保育園や仕事を休む。受診を希望される方や重症化リスクの高い方は、かかりつけ医など医療機関に相談する。そしてまた、先ほどの無症状や症状の軽い方は、抗原定性検査キットで検査を行った上で登録センターに登録するといったことを改めて心がけていただければと思います。重点運動期間としましては、1月から3月までとし、ポスターの掲示等を行いますので、ぜひ意識的に心がけていただければと思います。

この記事に関するお問い合わせ先

政策部 広報課
電話:0852-55-5125
ファックス:0852-55-5665
お問い合わせフォーム