「ダイバーシティと企業価値向上」ジャーナリスト 福島 敦子 氏 講演会

更新日:2024年01月30日

松江市では、令和3年度に第3次松江市男女共同参画計画を策定しています。男女が共に活躍できる社会の実現を目標に掲げており、その一環として今回はジャーナリストの福島敦子さんをお迎えして講演会を開催します。

福島敦子さんは、松江市出身で現在もジャーナリスト等で活躍中です。松江南高校卒業後、津田塾大学を卒業され、中部日本放送を経てNHKで報道番組のキャスターをしていらっしゃいました。1997年から5年にわたっては「サンデー毎日」で経営者との連載対談を担当、多くの媒体で総勢800人を超える経営者の取材をされています。現在、カルビー、キューピー、名古屋鉄道、ヒューリックの社外取締役に就いていらっしゃり、企業経営にも非常に詳しくていらっしゃいます。一方で、ダイバーシティー・女性活躍などをテーマにした講演会、フォーラム等でもご活躍されています。

松江市で働く女性の現状についてですが、25歳から44歳の配偶者を持つ女性の方の有業率、仕事をしている人の割合が、全国平均が76.8%に対し松江市86.6%と、政令指定都市と県庁所在地、人口30万以上の都市の中で第1位です。女性が活躍する機会が多いのではないかという捉え方ができますが、一方で管理職に占める女性の割合は全国が15.3%なのに対して松江市は11.1%と、働く女性は多いもののリーダーとなって活躍されてる方は少ないという結果になっています。女性登用をはじめとする多様な人材の活用が企業・団体など組織の生産性向上、人手不足解消、持続的成長につながることを松江市全体で共有して取り組む機会にしていきたいという思いで、このイベントを開催します。

開催概要ですが、2月16日にホテル一畑で行います。まず、福島敦子さんの基調講演「ダイバーシティと企業価値向上」という演題でいただきます。企業価値の向上、企業の成長のためになぜダイバーシティーが必要なのか。ダイバーシティーの取り組みを強化し、業績を伸ばした経営者の具体例。ダイバーシティーを重視するための組織文化やリーダーの在り方。働き方改革といった内容について触れていただく予定です。その後、「だれもが自身の能力と希望に応じて働き活躍することができるまち」をテーマにパネルディスカッションを行います。コーディネーターとして島根大学の河野美江副学長、パネリストは地元でキャリアコンサルタントを務めていらっしゃる越野由美子さん、モルツウェルの取締役野津昭子さん、そして私も加わり行います。

定員が230名で先着順、入場料は無料で、事前の申込みが必要です。詳しいお問合せは人権男女共同参画課までお願いします。皆さまのご参加をお待ちしています。

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