松江市SDGsシンポジウム2024

更新日:2024年03月19日

松江市は昨年SDGs未来都市の選定を内閣府から受け、SDGsの達成に向けた取り組みを進めています。市民アンケートを昨年6月に実施し、その中でSDGsについてどの程度知っているかという問いに、87.5%の人は何かしら知っているという回答でした。一方で、SDGsを意識して活動に取り組んでいるかという問いに対しては、個人として取り組んでいる、企業、団体、学校等で取り組んでいる人がそれぞれ20%。取り組みたいと思っている人が36%、取り組むつもりはない人が24.6%、合わせて6割ぐらいの人がまだ取り組んでいないという回答です。松江市が行政として取り組みを進めることはもちろんですが、市民の皆さんと一緒になって歩みを進めていきたいという思いで、シンポジウムを開催します。

3月20日9時30分から松江テルサで開催。展示、ワークショップも行い、入場無料で事前の申込みは不要です。

内容は1部と2部に分かれています。1部で、まず私のほうから挨拶とSDGsの松江市の取り組み概要の説明。募集をしていました「松江市オリジナルSDGsロゴマーク」の表彰式。その後、基調講演として日本総研でSDGsやサステナブル・ブルーエコノミーについての取り組みを担当されている村上芽さんにご講演いただきます。村上さんは日本総研のエクスパートで、専門分野はESG、SDGs、サステーナビリティ人材育成等で、内閣府、金融庁、各自治体で有識者の会議メンバーとして活躍されています。

第2部は、ユネスコから認定を受けてSDGsの取り組みを進めている松徳学院中学校高等学校と松江市立皆美が丘女子高等学校の生徒さんに、それぞれの取り組みを発表いただきます。その後、「「水の都」とSDGs」というテーマで、島根大学の教授で松江市SDGsアドバイザーの松本一郎先生を司会進行役として基調講演をいただいた村上芽さん、同じく松江市SDGsアドバイザーの法政大学の川久保俊先生、地元の高校生と私とでパネルディスカッションを行います。

展示スペースでは、松江市のSDGsに関する展示のほか、ロゴマークの受賞作品の紹介、ユネスコスクールとしての松徳学院と皆美が丘女子高校の取り組み、地元の小・中学校のSDGs学習成果の展示。また、小・中学生の「私のSDGsチャレンジカード」の展示、地元テレビ局のSDGs情報コーナー、SDGs啓発動画の上映もあります。

子どもたちが参加できるワークショップとして、宍道湖に生えているヨシのストローづくり、シジミのストラップづくりコーナーも設けています。皆さまのご来場をお待ちしています。

この記事に関するお問い合わせ先

政策部 広報課
電話:0852-55-5125
ファックス:0852-55-5665
お問い合わせフォーム