令和6年10月 一畑バスの路線廃止への対応

更新日:2024年04月11日

今年10月の一畑バスの路線を廃止への松江市の対応方針の現状についてご説明します。

マリンプラザ線です。10月1日以降、一畑バスが運行を継続しますが、区間については縮小し、マリンプラザから松江駅までの運行が、マリンゲートから西川津までとなります。この西川津には、一畑バス万原線と市営バス北循環線が来ていますので、ここで接続、乗換えができます。また、一畑バスで検討されているダイヤ案が分かり次第、島根コミュニティバスのダイヤ案を決定し、4月18日に一畑バス・島根コミュニティバスのダイヤ案を発表する予定です。このダイヤ案については、7月開催の松江市地域公共交通会議で協議し、運輸局に提出・認可を受けて正式に決定するという流れになります。

御津線です。松江市がコミュニティバス路線を新設します。運行区間は御津から春日南、春日南で一畑バス、市営バスと接続しています。便数は、一畑バスの運行と変わらず、平日9便、土日・祝日も6便を確保します。運賃は、現状は御津-春日南で480円、高齢者の方はICOCAを利用することで100円割引の380円ですので、これに準じ、一律、400円ということで公共交通会議、あるいは運輸局へ届出等を行う予定です。

大東線です。松江市と雲南市が共同でコミュニティバスを運行します。現在、雲南市で住民の意見を踏まえ、運行区間などの検討が進められています。4月10日に沿線、とりわけ忌部地区の皆さまを対象に説明会を実施し、4月18日にダイヤ案を発表する予定です。

荒島線です。4月1日からダイヤ改正を行います。それに合わせ、松江しんじ湖温泉駅と竹矢を結ぶダイヤを新設します。これまでは四季ヶ丘東発でしたが、松江しんじ湖温泉駅から竹矢までの運行となります。

公共バスについては、利便性もしっかり確保しなければならないと認識しています。一方で、運転手不足、コロナ禍を経て乗客数の減少という状況の中で、従来の路線の維持が難しくなっています。今回策定した地域公共交通計画を踏まえ、前向きに検討し、市民の皆さんが公共交通を利用し、また、生活上の不便ができるだけ解消されるように今後も工夫してまいりますので、ご理解のほど、よろしくお願いします。

最後に、松江市交通局でバスの運転士を募集しています。採用情報は交通局ホームページに掲載していますので、問合せ等いただければと思います。よろしくお願いいたします。

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