能登半島地震被災地支援のための本市職員派遣

更新日:2024年04月26日

松江市は昭和63年から石川県珠洲市と姉妹都市の提携をしており、珠洲市への応援派遣をこれまでも継続的に行っているところです。

派遣実績と今後の予定について今日の時点でまとめています。

まず1月4日から先遣隊3名を派遣し、現地の状況確認と、支援物資を運搬し先方にお渡しています。その後、1月17日から、全国市長会等とも連携のうえ、罹災証明の発行業務を担うべくこれまで37名を派遣しており、5月3日までさらに4名を派遣する予定です。また、保健師等による現地調査を2月に行い、その後、保健師を3月31日まで合計8名派遣しています。そして今後の中長期派遣について、4月22日から2名を派遣する予定で現在準備をしているところです。本市の派遣実績の合計は53名、今後の派遣予定が6名となっています。

4月22日からの中長期派遣については、来年の3月末まで、土木技術員1名を珠洲市の復興計画策定業務に従事するために派遣するということで先方と調整をしています。派遣予定の職員は、東日本大震災のときに陸前高田市でも同じように復興計画を立てた経験があり、即戦力として今回珠洲市のお役に立てるものと期待しているところです。

また、5月の中旬から同じく来年の3月末まで、上下水道局の職員を1名、珠洲市の水道施設の復興業務に従事すべく派遣する予定としています。引き続き珠洲市と連携調整のうえ、先方のニーズに応じた応援派遣を検討していきたいと考えているところです。

これまで説明したのは珠洲市への応援支援ということですが、そのほか資料に記載の自治体への応援派遣も行っています。これは島根県等からの要請に基づいたもので、DMAT、JMAT、看護師、保健師、応急給水活動、水道管の復旧活動といった業務で、珠洲市、七尾市、輪島市、能登町、穴水町へ、合計16名を派遣しています。

このほかに義援金などによる支援も行っています。1月4日から義援金箱を設置しており、4月末で終える予定でしたが、市役所の本庁・各支所の9か所では5月31日まで継続して実施しますので、引き続き御協力のほどよろしくお願いします。

義援金総額は昨日時点で1,678万2,373円となりました。皆様からの厚い支援をいただき、本当にありがとうございます。このうちの1,640万円を既に珠洲市へ送金をさせていただいています。現状の義援金箱の設置場所については、こちらのQRコードから御確認ください。

また、ふるさと納税による災害支援の代理寄附の受付もしており、9月末までの予定です。現時点で874万2,000円、451件の納税をいただいています。こちらもポータルサイト「ふるさとチョイス」から納税をしていただくことができます。

これからも珠洲市ほか被災地の支援にできる限りの支援をしてまいりたいと考えています。市民の皆様の御理解、御協力を何とぞよろしくお願いいたします。

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