「総合体育館周辺エリア未来ビジョン(仮称)」の策定

更新日:2024年06月14日

総合体育館を改修するのに併せ、その周辺エリアについて新しくビジョンを立て、それを実行に移していくことを考えています。

松江市総合体育館の改修に伴い、この周辺エリアの人流が活発化することを念頭に置いて、にぎわいづくりのチャンスと捉えています。現在、このエリアについては、幾つか課題があります。県立プール跡地は平成19年に取得していますが、現在のところ駐車場として利用するのがメインで、恒久的な利用方法は定まっていません。また、スサノオマジックの試合の観戦時に立ち寄れるお店が少ないといった声や、北公園について暑い日でも安心して遊べる公園になるとよい、若い方たちが楽しめるスポットがこの近隣にあってほしい、というようなご意見・ご要望を今までもいただいていました。こういった声も踏まえ、今回、検討会議を立ち上げて、エリア未来ビジョンを策定したいと考えています。目的は、この体育館周辺エリアをスポーツ、商業、遊び場といった現有機能を残しながら、さらにそれを最大限活用して、にぎわいのある場所にしていくこと。そのために、今回、この未来ビジョン検討会議を設置します。

スケジュールについて、市民の皆様の声をお聞きしたいと思っており、アンケートを実施します。また、案ができましたらパブリックコメントも実施したいと思っています。現状の案としては、令和6年度は4回の会議開催を予定しており、現状の把握、どういった機能が必要なのか、目指すべき将来像、それを具体的に実現していく手法、またアンケート結果を踏まえた議論、どういった機能でどういったゾーニングをしていくのかなどを検討し、構想案の決定までいきたいと思っています。これを令和7年度から具体的な整備につなげていく、設計・工事に入っていくことを考えています。

検討会議の委員のメンバーは、経済界、市民団体、学識経験者、スポーツ、子育ての分野を代表する方に参画いただくほか、公募委員を2名程度募集したいと考えています。そのほか、必要に応じてアドバイザーとして専門家の方にも加わっていただく予定としています。

資料30ページは他市の事例ですが、例えば埼玉県深谷市ではテラスパークというみんなで集える場所が整備されていたり、広島市は市民球場跡をGATEPARKという名前でにぎわいの拠点にされています。また、日本ハムファイターズの拠点がある北海道北広島市は、駅の西口周辺エリアの活性化が進んでいます。こういった事例も参考にしながら、総合体育館周辺エリアについて、今後どういった形で活用していくか、先ほどの検討会議で議論を重ねていきたいと考えているところです。

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