市長定例記者会見議事録(全文)

更新日:2024年07月22日

NHK 2025年度後期 連続テレビ小説「ばけばけ」制作決定

6月12日に大変うれしいニュースが飛び込んできました。松江に暮らした文豪、小泉八雲の妻、セツをモデルとする朝ドラが来年の春からクランクインし、秋から放送されることが決定しました。

小泉セツは、小泉八雲を支え、「怪談」など小泉八雲が発信したたくさんの小説等の陰の立て役者と言われており、また明治時代に国際結婚をするなど多様性を象徴する存在として、その人生が現代に対する示唆に富むものではないかという認識を持っておりました。

ドラマに対する期待ということで少し申し上げますと、小泉八雲はオープンマインドという精神について唱えていました。これは多様性の受入れや包括性といった現代のSDGsにつながる考え方、現代社会を生きるヒントとなるものを、世界に向けて松江から発信していたという点。そして、小泉八雲自身も左目を失明していたり、またセツも含めて一度結婚に失敗した経験があったりと、波乱万丈の人生といったドラマ性があふれている点。また、今回のドラマは松江がメインのロケ地とNHKさんから聞いているところです。今年が小泉八雲没後120年、「怪談」が出版されてから120年に当たり、そして再来年はラフカディオ・ハーンが(帰化して)小泉八雲になってから130年になります。ドラマが来年秋から始まり再来年の130年を迎えた春までとなりますので、その節目の年の中で小泉八雲・セツの魅力とともに、松江についてもその魅力を発信する絶好の機会になるのではないかと考えているところです。

今後、松江市としまして、この「ばけばけ」の制作・放送を応援していきたいと思っているところで、この機会に松江のことを全国の方、また世界の方に知っていただく機会にしていきたいと思っています。まだ構想段階ではありますけれども、官民一体となって、市民の皆さんとも一緒に、このドラマを一つの大きなきっかけにして、松江の魅力を全国、世界に広げていきたいというふうに思っていますので、イベント開催等が決まりましたら皆さんにも共有をさせていただいて、御参加いただければと思っています。

そして、とてもタイミングよく、6月27日から小泉八雲記念館で小泉セツの企画展が開催されています。来年の6月8日までとなっており、小泉八雲記念館にまだ足を運んだことがない市民の皆さんも、ぜひ運んでいただき、小泉セツの生い立ち、またハーンとの出会い、小泉八雲夫人としての生きざま等についても触れていただければと思っています。市民みんなで「ばけばけ」の放送に向けて盛り上げていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

吉林市友好都市提携25周年記念事業

松江市と吉林市は1999年、25年前に友好都市提携を結んでいます。提携のきっかけは、吉林省と島根県が友好都市の関係にあったところ、それを追いかけるように松江市が吉林市を訪問し、当時の松江市長と吉林市長の会談を経て交流がスタートしています。その背景の一つとして、「松江」という名前がついている場所が吉林市に複数あるといったところもポイントになっていました。

この1999年以来、スポーツ交流や職員交流などを続けていますが、今年の25周年に当たって、改めて松江市から吉林市に訪問団を派遣するという形で交流を深め、両市の発展につなげていきたいと考えています。

7月21日から25日まで5日間、私や市議会議長ほか5名で行ってまいります。シティプロモーションやパネルの展示などもさせていただき、松江の情報発信・魅力発信のほか、今後の交流推進に向けた意見交換なども行ってまいります。その結果、交流の概要等については改めて報告させていただきます。

 

新企業団地の整備

企業団地は、一定の場所を市が造成して、そこに工場や企業の拠点を置いていただくといった企業立地促進のための団地です。

現在、松江市における企業団地の状況は、空きがほぼない状況です。資料P16に4つの団地を書いていますが、それぞれ分譲済みがほとんどで、現在残っているのは3区画しかない状況にあります。

民間企業の皆様からは、松江において生産拠点、研究開発拠点を設けられないかという問合せをこれまでもいただいていましたので、企業立地を促進して経済基盤を整え、新たな雇用の創出を図ることを目的に、新たな企業団地の開発・整備に着手したいと考えています。

昨年度から適地を幾つかリストアップして調査をしました。市内17か所の候補地を定め、それぞれについて、松江市として重要視する項目を点数化し、その中で判断しました。重視する項目の例としては、交通の便や物流・人流のための便がいいインターチェンジに近接していること、松江市都市マスタープランとの整合、あるいは埋蔵文化財の試掘調査済などです。

その結果、最高得点となった、下東川津と上東川津町にまたがる中尾地区を今回の開発候補地として選定しました。ここを候補地として、今後、調整を進め、基本計画の策定や用地の取得交渉、工事の設計、造成工事などを計画的に実施していきたいと考えています。順調にこれらの取組が進むと、令和9年中の分譲開始というのが目途になりますので、そこをめざして、これから取り組んでいきたいと考えているところです。

 

市内路線バスの現状と維持に向けた取組み

まず、路線バス事業者については、深刻な運転手不足から、現行ダイヤの維持が難しくなっている状況です。資料P23の図は、上のほうが一畑バス、下が松江市交通局です。運転手、利用者、運送収入等を並べていますが、一畑バスでは、令和元年度、運転手が77人だったのが、この4月1日は56人と大きく減っています。利用者数については、コロナ禍になった令和2年度以降大きく減ったわけですが、そこから回復基調にはあるものの、令和元年度の水準には戻っていないのが現状です。運賃収入はなおのこと、令和元年と5年では差が出ている状況にあります。

また、市交通局についても、運転手数は横ばいに見えますが、利用者はやはり同じように令和2年度に大きく落ち込み、回復基調にはあるものの、令和元年度の水準には及ばない状況です。運送収入も同じような状況にあります。

こうした中、一畑バスにおいて、今年10月1日からの路線バスの減便について発表がありました。(資料P24に記載の)4路線について10月1日付でダイヤ改正が予定されており、それぞれ減便になると先般アナウンスがあったところです。八雲線は平日で4往復減、恵曇線は平日3往復減、万原線は土日祝が3往復減、玉造線も土日祝が2往復減となります。

この状況について、一畑バスから沿線住民の皆さんへの説明が予定されており、今週から各地区で順次開催されるとのことです。また松江市交通局においても、一畑バスのダイヤ改正を踏まえた上で、10月1日以降の、より利便性の高い形のダイヤの改善を検討してまいります。

また、これらの路線に接続しているコミュニティバスがあります。今回、こういった減便によるダイヤ改正がなされますので、それを受ける形で、利便性をできるだけ改善すべく、ダイヤの調整、改正を実施してまいります。

そして既に周知していますとおり、10月1日から一畑バスにおいて、路線の廃止と減便が決まっています。マリンプラザ線、御津線、大東線、荒島線について、それぞれ資料P25のとおり予定されていますが、そこをコミュニティバス路線の新設などによって、できるだけ代替手段を確保しているといった状況です。

今後、市民の皆様の利便性を中長期的に確保していくための検討を進める必要があります。「路線バスワーキンググループ」を設置し、既に検討を開始しておりますが、一番課題となっているのが運転手不足への対応で、人材確保を進めていく必要があり、具体的に検討している対応策を資料P27に示しています。この秋には運転体験会・就職フェアという人材募集イベントを開催。7月13日には「定住・就職フェア」に一畑バスが出展。新規の取組として、市交通局が高校生の募集を開始しています。一畑バスは、この春から高校生を採用しているところです。また、定年退職者の再就職先紹介についても取り組んでおり、運転手のセカンドキャリアを健康・技術面からサポートすることも取り組んでいます。

そしてバス路線の再編を検討中で、より利便性の高い交通体系となる方向で整理を行ってまいります。来年の春には、松江市営バスが学生向けに出している通学フリー定期「のりほSP」を、一畑バスでも利用できるよう共通化を検討しています。

こういった取組を進めることにより、市民の皆様の利便性が損なわれないように、できるだけ利便性を高めていくよう改善を図ってまいります。今後、プロジェクトチームあるいはワーキンググループにおいて決まった事項については、皆さんに速やかに共有させていただきます。

 

夏の暑さ対策

気候変動適応法が改正され、今年の4月より「熱中症特別警戒アラート」の運用がスタートしています。このアラートは、気温、湿度などが著しく高くなって、熱中症による重大な健康被害が生ずるおそれがある場合に発表される警報です。基準となっているのは、島根県内16か所の「暑さ指数情報提供地点」の全てが、暑さ指数「35」に達すると予測される場合です。前日の午前10時における予測値で判断し、前日の午後2時頃に環境大臣が発表します。

この「熱中症特別警戒アラート」発表時に、熱中症による重大な被害の発生を防ぐため、市町村が「クーリングシェルター」という待避場所を指定することができることになっています。このたび、市内の公共施設を「クーリングシェルター」として指定します。

指定する施設には要件があり、冷房設備があること、必要かつ適切な空間を確保できること、アラートが発表された場合に開放できること、といったものです。今回、市内で44施設を指定します。このうち県の保有する公共施設が11施設です。施設によって開放時間は異なりますので、詳細は本市ホームページ等でご確認ください。「クーリングシェルター」については、環境省が作っているマーク(資料P35)がありますので、こういったマークを付すことによって市民の皆様に周知をしてまいります。

そしてまた、「クーリングシェルター」とは別に、「クールシェアスポット・しまエコスポット」というものがあります。「クールシェア」は地球温暖化防止のアプローチで、一人一人がエアコンを使うのではなく家族で一つの部屋に集まるとか、家のエアコンは止めてまちに出かけ、そこで冷房の恩恵を受けるとなどの取り組みにより、家庭の電気使用量を削減する取組です。「クールシェア」推進のために国・県が設定した施設が19あります。資料P36に掲げているとおりで、このうちの赤字部分については「クーリングシェルター」にも指定されている施設となります。

厳しい暑さが予想される中、皆様にはこれらのスポット・シェルターをうまく活用し、熱中症の予防に努めていただきたいと考えています。

 

国宝五城天守合同床磨き開催

本日7月8日は、松江城が国宝に指定されてからちょうど9周年です。来年は10周年で、イベントの開催等も予定しています。

今回ご案内するのは、天守の合同床磨きです。これまでも松江城で、親子での天守床磨きを3回実施しており、お城に対するお子さん方の愛着を育む機会になっているものと認識しています。

昨年8月20日には、初めて犬山・松本・松江の3城で同じ日に床磨きを実施し、総勢217名に参加いただきました。今年はさらにこれを5城に広げて、同日・同時に開催にするものです。

昨年9月、姫路城の世界遺産登録30周年を記念して、姫路市で「お城EXPO特別版」が開催されました。その中で、5市長が語り合う「国宝五城サミット」というのがあり、先ほどの3城の同日の合同床磨きについて取組を紹介したところ、今度は5城でやってみようということになった次第です。

開催日は8月17日で、初めて5城の同時床磨きということになります。7時45分から床磨きを開始し、オンラインで5つの城をつなぎます。

この床磨きに参加される親子を募集します。市内在住・在学の小学4年生から6年生のお子さん及びその家族が対象で、定員は80人。7月26日が申込締切りとなっており、松江市ホームページから申込みください。人数が定員を上回った場合には抽せんとなりますのでご了承ください。皆様のご応募をお待ちしています。

 

松江総合運動公園駐車場の再整備

皆様に利用いただている総合運動公園ですが、改善すべき点として、イベント開催時に駐車場が不足すること、バリアフリー化が進んでおらず障がいのある方などに不便をかけていること、歩車分離による安全性向上の余地があることなどがあります。

近隣の類似施設と比べてみると、自家用車の駐車可能台数は松江総合運動公園が若干少ないですが、その中でも身障者用の駐車台数が大変限られています。また、バスの駐車可能台数が松江総合運動公園はゼロとなっており、たくさんの選手団をお迎えするときに不便が生じている現状です。

総合運動公園駐車場に関する意見・要望はこれまでも随分いただいています。各種競技団体からは、大会開催時に駐車場が不足する、拡充してほしいといったこと、大型車用の駐車場が欲しいということ。島根県障害者スポーツ協会からは、思いやり駐車場(主に身体障害者などに使っていただきやすい、広いスペースで施設の近くに設けられた駐車場)を競技場の横づけに整備してほしいといったこと。また、「運動公園の在り方に関する提言」の中でも、バリアフリー化を促進すべきといった提言があります。

一例で見ていただきますと、去年の6月に野球とサッカーとテニスの大会がちょうど重なったときがあり、資料P48はそのときの駐車場の模様ですが、もういっぱいなものですから、駐車場以外の道路脇に枠外駐車されており、安全性の面でも非常に懸念がある状況です。

今回、その状況を改善すべく、駐車場の拡充を図ります。まず1号駐車場、これは運動公園に近いところにある駐車場ですが、駐車台数を169台から300台に、131台拡張します。またバリアフリー化を推進し、思いやり駐車場を4台から12台にします。そしてまた、ロータリーの整備や照明灯のLED化、植栽の移植なども行います。もう一つが2号駐車場、これはテニスコートの横のところですが、植栽を整理し駐車台数を95台から152台へ、57台増やします。そのほか、バリアフリー化、照明灯のLED化も進めてまいります。

これらのスケジュールですが、今年の8月-9月頃から2号駐車場に取りかかり、2号駐車場の後、今度は10月-12月頃から1号駐車場の工事に入る予定で、今年度末までには駐車場の拡張等の工事が終わる予定としています。これら駐車場整備により、利便性向上と安全性向上を図ってまいります。あわせて、植栽を整理することについて、意見も募集しています。7月29日までホームページで募集していますので、こちらも参照ください。

 

公園の危険木対策

6月23日の松江城山公園の倒木については、朝6時に市民の方が発見され通報してくださいました。倒木のクロマツの状態について、枝葉は健全でしたが、幹の内部はキノコが侵食し腐朽と空洞化が進展していました。空洞化し弱体化していたこととあわせ、22日から23日にかけて非常に強い風とたくさんの雨が降っていましたので、その影響が原因と考えられます。幸いにもどなたも被害に遭われませんでしたが、万が一の場合には大変な事故が発生する可能性がありますので、今後速やかに対応を図ることにしています。

松江城では平成26年に大規模な危険木調査をしています。このときに主要な観光ルート沿いの40本の樹木を選定して精密診断しています。40本のうち10本については、今回撤去したものも含めて伐採済みですが、30本は経過観察中です。日常の維持管理において、その他の樹木の状況についても確認しており、樹木医の意見も聞いた上で、必要があれば伐採をしています。令和4年度は防災のため49本の支障木を伐採しています。また、松くい虫対策やナラタケモドキ病対策なども行っています。

今回の事案を受け、7月2日に樹木の専門家による調査を実施しました。その中で、樹木4本(クロマツ3本・センダン1本)については伐採することにしており、準備が整い次第、速やかに取りかかります。伐採が終了するまでの間は周囲を立入り制限します。これが第1段階で、8月を目途に実施してまいります。第2段階の緊急対策として、10年前に診断した30本を中心に精密診断を実施します。その結果を踏まえ、伐採あるいは剪定等の倒木対策を措置していく予定です。ここまでが松江城の話です。

末次公園と袖師公園についての樹木診断も昨年から進めています。昨年6月に430本を点検し、健全でない樹木が22本認められました。その上で、今年の2月にしまね樹木医会に診断していただき、健全でないものが6本あり、合計28本の健全でない樹木のうち5本(末次公園2本、袖師公園3本)について、伐採・切除を予定しています。

今後の対応についてですが、植栽管理を外部委託している公園が28公園あります。ここは現状の対応で十分と確認をしており、対応を継続してまいります。不健全な樹木を発見したときには、支柱を立てたり剪定対応をする、樹木診断を必要に応じてやっていく、倒壊の危険がある場合には伐採していくといった方針です。これ以外の公園について、これまでは本市公園緑地課職員が目視点検をしていましたが、今後は、年2回点検する際に異変を発見した場合、木づちでの打音や鋼の棒を入れてその中の様子を探るといった方法を併用し、これまでよりも詳細に状況を確認します。腐朽等による空洞の発見等があれば、伐採、支柱を立てる・剪定をするといった対応をしていきます。

今後、安全で美しい公園となるように、樹木の適切な維持管理に努めてまいります。もし、これは危険ではないかといったことがありましたら、松江市まで連絡いただければと思います。

新庁舎に設置する売店・カフェに関するサウンディング型市場調査

松江市役所新庁舎に売店・カフェの設置を検討しています。そのためのサウンディング調査を行います。サウンディング調査というのは、例えば新しいインフラ設備等を整える際にどういった設備を実際につくりつけることができるのかを事業者の皆さんにヒアリングする、そういった手続です。

内容としては、当該事業にどれぐらい関心があるか、参入の可能性、具体的な事業内容等について把握をするための調査を行い、これを踏まえて、運営事業者の募集要件に反映させていく予定です。

今回考えているのは、1階正面玄関の北側付近に売店を備える予定です。コンビニあるいはスーパー等の形態を想定しており、店舗面積は83平方メートルぐらいになります。また、カフェについては、2階南側テラス付近で喫茶をメインとする飲食店を想定しており、店舗面積は255平方メートルになります。

今回の調査の対象となる事業者は、売店またはカフェの運営をしたいという意向を持っている団体あるいは個人で、かつ、この業種の運営経験が2年以上ある方としています。事業内容や必要な費用、また、松江らしさといった工夫についても提案いただければと考えています。

サウンディング調査は大体30分から1時間程度となります。調査の結果は公表しますが、公表に当たっては、事前に事業者の皆様へその内容を確認させていただきます。事業者の名称は公表しません。また、今回の調査に参加したかどうかは、運営事業者の選定審査には影響を及ぼしません。今回の調査に参加されなくても、運営事業者の選定審査に参加していただくことは可能です。

今後のスケジュールですが、7月16日に実施要領を公表し、その後8月23日から9月6日まで調査を実施、結果の公表は12月下旬を予定しています。その後、公募型プロポーザルにより運営事業者を公募し、来年2月中旬には選定審査、3月上旬には運営事業者を決定し、1年後、令和8年の春に売店・カフェのオープンを予定しています。

市民の皆様にたくさん利用していただける、にぎわいの拠点になればと思っていますので、関心のある事業者の皆様はぜひとも応募いただければと思います。

Honda電動船運航開始 記念御船印 限定販売

この4月から堀川遊覧船の一部が電動化され一般乗船が可能となり、定期船と予約船で運航しています。また4月には、ビアへるん25周年記念のちょい飲み遊覧プランという企画船も展開させていただきました。電動遊覧船に乗っていただいたお客様がこの4月1日から3,132人と、非常に好評です。

「御船印」とは「御朱印」の船バージョンで、全国各地の船会社、海洋博物館が独自の印を発行しています。2024年6月末時点で128社が登録しており、堀川遊覧船についても第73番目の社に登録をされています。これまでも25周年記念デザインや通常デザインについて販売していました。ちなみに25周年記念デザインは、販売開始から4か月で限定300枚を完売し、その後の追加販売分も完売しているという、ちょっとプラチナ的なものになっています。

今回はHonda電動船運航開始記念の御船印で、素材は出雲民藝紙を使っています。デザインは電動船のクリーンさとカーボンニュートラル観光をイメージしたものとなっており、7月1日からふれあい広場乗船場と大手前広場乗船場で販売を開始しています。価格は500円で、堀川遊覧船は7月20日にスタートしたことから720枚限定です。皆様、関心がおありになりましたら、お買い求めいただければと思います。

 

松江体育協会創立100周年記念 企画展「松江のスポーツ今昔」

松江体育協会が今年、創立100周年を迎えたことを記念し、松江歴史館で企画展「松江のスポーツ今昔」を7月12日から9月16日まで開催します。

「直信流柔道」という、組み合って首を取ることで勝敗を決するといった流派があり、その当時の写真を今回展示します。また、雑賀出身で日本近代スポーツの父と言われている岸清一さんにまつわる展示や、「暁の超特急」と呼ばれた吉岡隆徳さんがオリンピックで履いていらっしゃったスパイクなどの展示もあります。前回の国体「くにびき国体」の際に島根県が男女総合優勝していますが、そのときの天皇杯・皇后杯の展示もあります。

見どころとしては、柔道という名称を初めて使い、松江藩士がたしなんだ武術「直信流柔道」を紹介すること、岸清一さんのご家族が所蔵されているオリンピックプレートを初公開されること、創立100周年を迎えた松江体育協会と松江のスポーツの発展の歴史を紹介するといったところです。関連するイベントも開催します。皆様のお越しをお待ちしております。

 

松江市消防吏員 採用試験 募集開始

松江市消防本部の消防吏員採用試験、募集開始です。募集期間は7月5日から8月9日まで、一次試験が9月、二次試験が10月から11月にかけての予定です。

今回募集するのは、消防吏員6名程度と、救急救命士の資格を持った2名程度です。職務内容は、松江市の消防機関などに勤務して、消火、救助、救命救急活動及び火災予防指導等の業務に従事していただきます。

受験資格は、平成8年4月2日から平成19年4月1日までに生まれた18歳から28歳までの方としています。救急救命士については、平成元年4月2日以降生まれで、救急救命士の資格を有する方としています。一次試験、二次試験の種目は、資料P87のとおりです。

消防本部の職員の業務は非常に多岐にわたります。通常の救急・救助業務のほかに、国際消防救助隊、IRTと言われる仕事や、島根県防災航空隊等の任務もあります。また、全国各地で救急消防の必要が出てきたときには援助隊として派遣されることもあります。

松江消防本部は平均年齢が37歳と非常に若く、また女性の職員も9名おります。ぜひたくさんの方にご応募をいただければと思います。

 

質疑応答

(中国新聞)松江城の危険木対策について、資料P58の第2段階の緊急対策は、時期としてはいつ頃で、内容としては10年前にやられたような内部を精密に診断するみたいな感じですか。

(上定市長)8月から第1段階がスタートしますので、第2段階も遅滞なくと思っています。今、手配等をかけていますので、専門家の方がうまくタイミングが合うときにできるだけ早くと思っています。

10年前にも精密検査をしていますので、そのときの検査と同様にするというのは一つありますが、一方で、平成26年にした後にフォローアップをしていたつもりでしたが、十分にし切れたかといえば、結果的に今回倒木が起こりましたので、そういったことを踏まえる必要があると考えています。技術も10年前に比べると向上している面がありますので、この辺りは専門家の方々と意思疎通をした上で、予算的なものももちろんありますけれども、危険を回避するのは必須だと思いますので、できる限り新しい技術も用いて必要な対策が取られるように、しかもできるだけ速やかに対策を処置してまいりたいと考えています。

(中国新聞)資料P63の「(2)上記以外の公園」というのは、松江城も含まれているのか、それとも別になりますか。

(上定市長)松江城は別です。ここに含まれるのは比較的小さい公園です。

(山陰中央新報)先ほどの質問に関連で、資料58ページで、第1段階の緊急対策を8月をめどに実施するということでしたが、雨のシーズンは7月になるので早めに切ったほうがいいと思いますが、8月というのは何か理由があってのことですか。

(上定市長)7月2日に、専門家に入っていただいて樹木それぞれに対する対応策を検討しています。それぞれの対応ができる専門の方、事業者の方を手配する必要があり、できるだけ早く取りかかりたいと思っていますが、できるだけ早くというのが、タイミングとして現実的には8月になってしまいそうだということです。ただ、準備については、可及的速やかに進めていきたいと、できるだけ早く措置したいと思っています。

(山陰中央新報)事業者の手配とか、そういった準備の関係で最速で8月ということですか。

(上定市長)そのとおりです。できるだけ早くと考えています。

(山陰中央新報)企業団地について、造成されるということを昨年度から言ってこられたと思いますが、改めて市長として、この必要性を伺えればと思います。

(上定市長)高速道路等も整備が進み、企業側から優秀な人材を特に地方部で探していきたいという意向が寄せられ、企業立地したいという話をいただくことが多くあります。一方で、すぐに入れる企業団地が十分に確保されていない状況があり、この数年前からニーズに対して供給がしづらいという状況でした。そのため、ここ1年ぐらい、具体的にどこの場所が企業の皆さんのニーズに即した形で提供できるのか調査を進めていた段階でした。

今回、具体的に中尾地区が候補地として上がりましたので、今後、どういった整備を進めていく必要があるのか、まずは近隣の皆さんも含めて地域住民の皆様のご理解をいただいた上で、できるだけたくさんの方に関心を持っていただけるよう、新しい企業団地の造成にかかっていきたいと思っています。

(山陰中央新報)今後の取組について、議会答弁等で基本計画の策定を今年度中にという話もあったかと思いますが、分かっているスケジュール感をお願いします。

(上定市長)用地取得等の調整にどれぐらいかかるのかがはっきりしていませんので、今後、実際に地権者の方との話を進める中でと考えています。目途として設けているのは令和9年中の分譲開始ということですが、当然、皆様のご理解をいただいた上で円滑に進めていく必要がありますので、時期が先にありきということではなく進めていこうと思っています。

一方で、先ほど申し上げたとおり、企業からのニーズは実際に聞こえてきていますので、そういった調整を丁寧に進めながら、今後、できるだけ速やかに分譲開始を目指して取り組んでいくというのが方針です。

(山陰中央新報)一畑百貨店のことですが、閉店して間もなく半年を迎えますが、実際この半年間、市長もおっしゃっておられたように県都の玄関口が寂しい感じになったと思います。現状をどうご覧になっておられるかお願いします。

(上定市長)今年の1月14日で、松江駅前の一等地に長い間立地していた百貨店が閉店になったというのは、松江にとっても非常にショッキングですし、大きな出来事だと捉えています。

一方で、事実は事実と受け止めて次へのステップに踏み出していかなければならない中で、「松江駅前デザイン会議」を設置し検討を進めていただいています。検討状況は私も聞いており、秋を目途に今後の展開についてデザインという形で示していく、示すべく検討が順調に進んでいると聞いているところですので、まずはそちらでの議論をしていただいたうえでと思っています。松江駅前に、誰も入っていない状況の、言わば廃墟ビルのようなものがずっと長くあるような状況は当然健全じゃないと思いますし、現在のビルの活用が必要になってこようと思います。また中長期的に見たときに、必ずしも今の一畑百貨店が入っていたビルも、何十年と今後永続できるものではないと思いますので、また次のステップに向けた検討を、まさにデザイン会議の中で進めていただいていますので、松江駅前に期待される、あるいは持つべき機能を精査した上で、行政だけではできませんので民間の事業者様などと一緒に、官民一体となって取組を進めていきたいと考えています。

(山陰中央新報)駅前の再開発の議論というのは市長が就任される前からずっとあった話ですが、なかなか具体的な動きにつながっていないという経緯があります。地権者との調整とかいろいろあるとは思いますが、振り返ってみて、就任前の話で恐縮なんですが、どういうところが難しくて、何がネックになって、ということがあればお聞かせください。

(上定市長)今回のデザイン会議とは似て非なるものかもしれませんが、検討主体があって議論があったということは聞いています。ただ、最終的にはやはりコロナ禍があり、将来的な見通しが立たない中で、どういった機能を誘致して立地させてみたいなところが、不確定要素があまりにもあり過ぎて、結果として議論が進まなかったと聞いているところです。

現状は、経済環境がよくなっているかどうかは判断が分かれるかもしれませんが、コロナ禍は少なくとも落ち着いて、中長期的な目線が持てるようになったのは事実としてあると思いますので、その中で、今回、松江駅前を再編していくというのは、ある種チャンスだと思います。やはり百年の計だと思うので、松江駅がどうあるべきか、松江市が、玄関口がどうあるべきかといった議論を今真摯に取り組んでいただいているのは、ある意味、本当にピンチをチャンスにできているという認識は持っています。過去進まなかった検討が、一畑百貨店が今回閉店になったということで、大きく加速せざるを得なくなったところを追い風と捉えて、官民一体、オール松江市となって検討を進めていく。その風は吹いていますので、それを行政のみならず民間企業の皆さん、市民の皆さんと一緒にいかに進めていくかということが今後ポイントになってくるかと思っています。

(山陰中央新報)民間、また地権者の方もおられる中で、市としてどういう役割を今後果たしていかれるんでしょうか。

(上定市長)地権者の皆さんや日常的に松江駅を使っていただいている市民の方もいらっしゃいますので、その皆さんに何か支障が出るようなことがあってはいけないと思います。現在の機能は持ちつつも、新しい松江駅前に生まれ変わっていく、それをスムーズに展開していく必要があるので、一筋縄ではないとは思いますが、皆様にも前向きに、この松江の潜在性を顕在化していくに当たって協力もいただいて、オール松江市として進めていくことが成功の方策になり得るのではないかなと考えています。

(山陰中央新報)あさってから宿泊税の議論が始まると思いますが、前の記者会見で、免税点や課税対象についての市長の認識として、配慮は必要なんだけれども、やはりそこを設けると業務の煩雑化が生じるかもしれないと言っておられましたが、改めて今の認識と、どのような方向性というか、議論したいかについてお願いします。

(上定市長)7月10日から観光・宿泊財源についての検討委員会を再度スタートすることにしています。4月のパブリックコメントや、宿泊事業者の皆様から意見を伺い、理解を深めることができていますし、また、隠岐の議会と4町村会からは要望もいただいていますので、それらを踏まえた上で議論を再スタートする予定です。

おっしゃっていただいたとおり、きめ細やかな対応をすることの一方で、宿泊事業者様にとってみると、細かいいろんな設定が加わることが業務の繁忙化、煩雑化につながり、それだけコストが生ずることになりますから、その辺りのバランスを取っていかなければならないという認識は持っています。

一方で、特に隠岐の4町村からいただいた医療目的の場合であったり部活動等の場合において、一つのそれを解く方策として、免税点を設けることによって、両方のニーズを満たすことができる部分もあるのではないかと考えているところはあります。いずれにしても検討委員会において議論をいただくことになりますし、その中には宿泊事業者の代表の皆さんにも入っていただいていますので、それぞれの皆さんの立場ももちろん踏まえつつ、松江市としてどういった形につくっていくのが一番いいのか、皆さんの意見を聞きながらつくっていきたいと考えているところです。

(読売新聞)企業団地の整備について、この中尾地区なんですが、広さとか区画数とか、その規模感というのはある程度決まっていますか。

(上定市長)既存の4つの工業団地があります。このうちのクレアヒルは20万平方メートルでちょっと大きいですが、あとは大体7万平方メートルぐらいです。大体そのぐらいの規模という認識です。

(読売新聞)7万ぐらい。

(上定市長)7万ぐらいですね。今後、土地の地権者との調整を進めていきますので、もちろん前後する部分はあると思うんですが、大体ほかのところと同規模程度になってきます。

(読売新聞)区画数はどうですか。

(上定市長)区画の整備のところまではできていないので、これからの検討になります。

(読売新聞)次に総合運動公園の駐車場の整備について、どれくらいの予算規模になる予定でしょうか。

(藤原公園緑地課長)1号・2号の駐車場、2か所で2億5,800万円を計画しています。

(読売新聞)殿町のマンションプロジェクトについて、マンションの着工前、それから着工後を含めて、具体的な金額について出した上での交渉というか、そういうお話というのは一度もなかったと認識してるんですが、その認識で間違いがないかという点がまず1点。

もう一つは、今後、業者さんとの何らかの交渉の余地というのはまだ残されているのか、全くそういう予定はないのか、この2点についてお願いします。

(上定市長)まず、松江市から現在のマンション予定地について、買い取るという意向を示したことはありません。これは、まつえ/風景会議のほうから、要望の形で、買取りが検討できるかという話がありましたので、それを実際に買い取るということを我々は前提としていないんですが、その金額をどういうふうに設定されているのかということを直接、事業者(京阪電鉄不動産)にお尋ねをしています。そのときの金額というのが、我々からしてみると公共的な価格、路線価や公示地価などを踏まえて決定される価格が通常の土地の買取りのメルクマールとなるわけですが、そのときのやり取りとして、例えばもともとあった建物を一回片づけなきゃいけないのでそういった費用であったり、それまでにかかった設計費用だったり、それに併せて、民間企業であれば利益が必要になりますので、そういったものの積み上げになるという話をいただきました。それが通常の我々が路線価なり公示地価ではじくものとは非常に大きくかけ離れているといったところまで確認した次第です。

(読売新聞)具体的な金額は、出したわけではないと。

(上定市長)はい、出したわけではありせん。

2点目の質問につきましては、今、着工段階にあり、今後、また事業が進んでいくと思います。私どもから京阪電鉄不動産に対しては、事業の進捗など我々からももちろん能動的に確認させていただいて、その中で、京阪電鉄不動産のほうに何か提案をしてもらえないかといった話については継続的にしているところです。ですので、コンタクトを諦めて接触をしていないとか、そういうことでは全くありませんで、今も継続的にコンタクトをしているという状況です。

(読売新聞)市長は、このマンションが建たないほうが望ましいという認識をこれまでに何度も示しておられますが、これを買い取ることはもう一切ない、これはもう間違いないということですね。

(上定市長)金額がかけ離れていることが確認できた時点から、買い取るということについては、こちらから申し述べることはしておりませんし、買い取るということを前提にして何か話をしていたということはありません。

(NHK松江放送局)あさっての宿泊税の委員会の関係で、改めて市長のほうから、今回の宿泊税導入の意義と、その必要性をお聞かせください。

(上定市長)今、全国で宿泊税の検討をしている自治体が増えているかと思います。宿泊税は宿泊された方に納めていただく税金になりますが、宿泊された方に便益が返ってくるという、その財源でもあります。

松江の場合、国際文化観光都市という称号を国からいただいて観光振興も図っているところではありますが、訪れた方が快適に利便性高く過ごしていただくには、まだまだ改善の余地があると思っています。特にインバウンド観光需要などは、これから非常に伸び代があると考えており、国際文化観光都市である京都や奈良はオーバーツーリズム状態にある一方で、我々にはその伸び代があるという捉え方ができると思います。宿泊される方に満足していただく、満足する時間を過ごしていただくための財源が必要だという認識を持っています。松江市として観光に対する予算を中長期的に考えたときには、(一般財源だけでなく)確固たる財源を確保した上で効果的にそれを使っていくことが必要だと思っており、そのための一つの財源として宿泊税の検討をしているということです。

これは観光に限らずですが、松江に宿泊していただく、その宿泊したいという魅力を高めていくための大きな手段としての財源になると思っていますし、今後、観光を実際に主導する組織も整えていく必要があると認識しています。いわゆる「DMO」をつくっていくに当たっても、そういった財源を活用していくことを検討していきたいと思っています。

(山陰中央テレビ)松江城の樹木の関係で、今回の伐採予定の4本というのは、緊急点検で倒木のおそれがあることが分かったから伐採するという認識でよろしいですか。

(上定市長)はい、そのとおりです。

(山陰中央テレビ)あと、今回の倒木も含めて「経過観察中」ということでしたが、この「経過観察中」は、具体的にどういう調査が行われていたでしょうか。

(上定市長)定期的に樹木を点検することは公園緑地課のほうでやっており、必要に応じて専門家に入ってもらって検査することもやっておりました。その頻度なり、どういった形で点検するのかといったことについては、今回の倒木を大きなきっかけとして、改めて確認をしていきたいと思っており、より安全性が高まるような形での点検を今後も継続していきたいと思っています。

(山陰中央テレビ)今回、けが人はいらっしゃいませんでしたが、やはり大きな事故につながるおそれがあった。そして、実際に超音波を使った機械とかの調査自体は10年前から行われていないという状況の中で、市長として、十分な調査が行われていたかどうかという認識は。

(上定市長)平成26年の調査自体が、何か不足があったとかというふうな懸念は持っておりませんが、ただ、例えばここ10年間振り返っても、雨が異常に増えて、線状降水帯の発生、線状降水帯という言葉は多分10年前はなかったと思うんですけど。また夏の暑さ、冬の雪がたくさん降るときがあったりとか、そういった気候変動がある中で、10年20年遡ったときのやり方が通じなくなってきているのではないかという懸念があります。危険性を排除していくというのはすごく必要なことで、それについて、今回、けが人がたまたま出なかったからよかったねという話ではないと思います。実際倒木があったという事実を受け止めた上で、必要な対応をいま一度確認した上で再構築していく必要があるとの認識の下、今回の危険木についての対策をまとめさせていただいているところとなります。

(山陰中央テレビ)袖師公園と末次公園の伐採については今月以降、とありますが、7月下旬あたりとか、何か目途はありますか。

(上定市長) 今月から取りかかるということで、今、まさに事業者の皆さんと調整をしているところですので、早急にと思っていますし、今月には取りかかれるという認識の下で今、準備を進めているところです。

(毎日新聞)宿泊税について、免税点だったり課税免除の対象を増やすことについて、市長としては「こうするべきだ」という考えはありますか。

(上定市長)今回、検討委員会を開いていただきますので、その中で、今までにいただいた意見を率直にお伝えするというところからだと思っており、何か、どっちの方向に誘導するとかそういうことではなくて、あくまで検討委員会で、まずは議論をしていただければと思っています。

(毎日新聞)宿泊事業者の声と隠岐諸島の住民の方の声というのが割れたりすることがあると思うんですが、どちらを優先させるべきかというところについては、どうですか。

(上定市長)バランスのよい判断をしていかなければならないと思います。松江市全体の魅力を高めていくことを考えたときに、どういった形に落ち着くのが一番いいのか、たくさんの方、有識者の方の意見を聞いた上で、最終的には判断していきたいと思っています。

(毎日新聞)松江城の樹木について、第二弾の緊急対策をやって、その結果を見て、安全性に鑑みてより厳しい基準で伐採をしていくというような考え方はありますか。

(上定市長)安全性に鑑みて、それぞれの樹木に即した形で、樹木医等、専門家の話を聞いて判断していくことになろうかと思います。より厳格に判断していかなければならないと思いますが、その辺りも含めて、専門家の皆様に意見を聞きながら、一つ一つ対応していきたいと思っています。

(山陰中央新報)少し先の話にはなりますが、来年4月に市長選が予定されており、ちょっと早いかとは思うんですけれども、現在の市長の、どうされるのかというご認識を伺いたいです。

(上定市長)目下、政策課題がたくさんありますので、まずはそれに邁進をするということかと思っています。来年の時期が必然的に一日一日近づいてきますので、その過程において、皆様とは、私の意思等も共有させていただくことになろうかと思っています。今は、特に何か皆様にこの場を借りてお伝えすることはありません。

(山陰中央新報)市長はまだ1期目ということですが、ご判断というのはいつぐらいを目途に考えますか。

(上定市長)今はノーアイデアです。

 

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