市長定例記者会見議事録(全文)
吉林市友好都市提携25周年記念事業(出張報告)
吉林市と松江市の友好都市25周年記念事業として、7月21日から25日まで吉林省を訪問し吉林市長ほか面談をさせていただいた報告です。吉林省吉林市は中国の東北部にあり、人口約400万人の都市です。訪問団は、私、吉金市議会議長ほか5人で行ってまいりました。
内容としては、交流を促進していくためのトップ同士のミーティング、そして松江観光披露会と銘打って松江の観光資源の魅力を発信するセミナーの開催、また吉林市内、政府のサービスセンターほか市内各地を視察させていただきました。
まずトップ同士の意見交換ですが、王吉(ワン・ジー)市長と面談を行い、今後の交流についてお話をさせていただきました。吉林市とは5年ごとの周年行事を祝う交流を続けていますが、今後は5年後を待たずして継続・持続的な交流をさせていただきたいと話をした上で、具体的な連携の分野についても話しました。まずスポーツや文化面での青少年交流をやっていきましょうと。それと、両市とも観光が一大産業になっています。特にこの吉林市は冬の観光に力を入れており、スキーや、霧氷を見に来られる方もたくさんいらっしゃいます。そういった観光に強みがお互いありますので、観光分野で交流をしていきましょうということ。それと、先方は環境エネルギー分野、医療・介護分野等に関心を示され、松江市としても売りになっている部分があるので、そういった産業交流をしていきましょうということを確認しました。
2つ目として、「観光披露会」というセミナーを7月24日に開催しました。旅行会社など72名の方が来場され、私から松江の魅力について講演をさせていただいたほか、松江市産の日本酒や日本茶、和菓子・まんじゅうの試食、試飲、松江市の紹介パネル展示や紹介ビデオ放映も行いました。たくさんの方に来ていただいて試飲、試食をしてもらったり、また地元のマスコミも取材に来ていただき、披露会の様子が地元のテレビで放送されるなど、吉林市民にも広く発信することができました。
そのほか、市内の視察もさせていただきましたが、吉林市は中国の大規模都市の例に漏れずデジタル化が非常に進んでおりました。「サービスセンター」を訪問しましたが、日本の役所に見られるようなたくさんの人はおらず、大体の方がスマホでサービスを受けられるので、サービスセンターまで足を運ぶ必要がないという話がありました。 また、市内に「松江」という名前が冠されている道路や橋などが多数あり、吉林市と友好都市締結するきっかけになった部分を実感しました。
今後、吉林市との友好関係をさらに温め、深め、具体的な連携を進めていきたいと思っています。
令和6年10月1日市営バスダイヤ改善
今年4月1日に、松江市交通局として路線とダイヤの改定を実施しました。このときに路線数は10路線から12路線になっていますが、系統としては大きく減らしており、運行便数も減らしています。ただ、これは単純に皆様の利便性が損なわれることがないように留意した上で進めたもので、具体的には、通学・通勤時間帯となる朝の時間帯の便をできる限り確保すること、乗り継ぎの利便性を確保すること、複雑で分かりにくい路線ダイヤを極力改善すること、できる限り交通空白地を生じさせないことに留意して実施しました。
ただ、この4月1日のダイヤ改定後にも課題が生じました。まず一つは、減便の影響で一つのバスが非常に混雑し、お客様をバスに乗せることができず次のバスを利用してくださいという状況が4月当初発生していました。また、お客様から通学の際に乗り継ぎが難しくなったというご意見があったり、運転手からも各便の利用状況に差がある、混んでいる便もあれば少ない便もあるという、むらがあるといったような指摘もありました。
そしてもう一つ、一畑バスが10月1日に八雲線と万原線を減便することを発表しています。この減便によって利便性が低下することへの松江市交通局としての対応を考える必要が生じたことも、今回のダイヤ改善の要因です。
10月1日のダイヤ改善について、まず一つは朝の通勤・通学時間帯に平日4便増便します。また、一畑バスが減便をすることを踏まえ、日中の時間帯に平日8便を増便します。また、ICカード乗降データの分析結果に基づき利用の少ない時間帯、とりわけ夜の便を減便にします。土日、祝日も利用の少ない便について減便します。
1つ目の朝の通勤・通学時間帯の増便は、県の合同庁舎前を出発して川津に向かう便は、7時台の増便1便、8時台も増便1便を予定しています。また、松江東高校に向かう便は新設する便が7時45分松江駅発の便、それと安来から来ておりますイエローバスとの接続を改善します。また、八重垣神社から淞北台団地に行く便につきましても、7時台で1便増便します。
2つ目として、一畑バスの10月1日ダイヤ改定を踏まえ、日中の時間帯の川津線において8便の増便を図ります。現行は1時間間隔ですが、改善後は40分間隔で運行します。
3つ目として、ICカードのデータにより、利用の少ない時間帯、土日、祝日の減便をします。
これらにより、10月1日から利便性を損なわない、また向上できるよう努力を重ねていきたいと思っていますので、市民の皆様にはご利用いただき、ご意見をいただければと考えています。
また、これは一畑バスも含めてですが、バスの運転手を募集しておりますので、関心を持っていただけた方は採用情報のホームページにアクセスしていただければと思います。
知事公舎跡地の利用計画
北堀町の島根県知事公舎は、県知事が令和5年度末時点で利用廃止をすることを表明されました。県庁のほうでも活用策を検討されましたが具体的な提案に至らなかったことから、今年の1月に県から松江市に対し、利用計画について照会を受けました。当初は4月19日が回答期限でしたが、検討に時間を要し、7月末まで延長していただいていました。去る7月31日に、島根県に対して利用計画を回答したという報告です。
知事公舎は皆様御存じのとおり非常に好立地で、松江城があり、堀川があり、塩見縄手と歴史館のちょうど間にあり、松江城北側の周遊ルートに位置し、観光資源と併せた回遊性の創出に寄与するものと考えられます。また、来年の秋からNHKの朝の連続ドラマにおいて「ばけばけ」が放送開始されるということもあり、小泉八雲記念館とも近い立地ですので、今後注目されるエリアになるであろうと考えています。
一方で、そういったいわゆる歴史的な場所ですので様々な制限もあります。建築基準法に基づいて建築できる建物の用途が制限されていたり、松江市の景観条例に基づき高さやデザイン、意匠が制限されるエリアになります。
こういった中で、松江市としてこの土地をどのように活用していくか、民間の皆様からも意見を聞きながら考えているところです。最終的にこの形にするという設計図面が今あるわけではありませんが、コンセプトとしてこういった機能を持たせていこうということで整理をしています。
まず1つ目が宿泊機能で、インバウンド観光客を含む個人旅行者を主対象と捉えた宿泊施設を考えています。また、地元産品を活用した飲食や物販の機能を持つことや、日本三大茶どころ、菓子どころである松江の魅力を体験できる機能も付加したいと考えています。また、昨今、特に一畑百貨店がなくなってから伝統工芸品、美術品を展示する、販売するスペースが少なくなっていることもあり、そういったニーズに対応した機能も持てないかと。あわせて駐車場の機能も含めて、まちのにぎわいの施設として利用できないかという提案を県にしたところです。
利用計画の根幹としては、にぎわい創出の拠点となる施設として利用していこうというもので、近隣の施設や町並みと一体的、面的な活用をしていくということです。今後、県と詳細について協議を行う予定ですので、進展がありましたら説明をさせていただきます。
宍道湖北岸の親水護岸と千鳥南公園の再整備
宍道湖北岸の親水護岸と千鳥南公園の整備について、近くを通られた方は御存じのとおり、現在、仮設のフェンスが置いてある状況で、ここは一体どうなるのかといった問合せもいただいていました。ちょっと先の話にはなりますが、とてもすばらしい宍道湖の湖岸が楽しめるエリアになりますので、その頭出しと、あと皆様に今後も少し期間をいただいて、仮設のフェンスがちょっと景観を損ねるような状況にはなりますので、それも御容赦いただきたいということで共有をさせていただきます。
まず、千鳥南公園を中心とした宍道湖北岸の状況ですが、令和4年度から9年度にかけて整備する計画を立てています。宍道湖を含む河川管理をしている国土交通省が護岸を整備し、松江市が千鳥南公園の整備を進めていきます。
時系列で申し上げますと最初が、資料P24の工事箇所1松江市役所前エリアで、次が工事箇所2松江しんじ湖温泉前エリア、3つ目が工事箇所3千鳥南公園前エリアで、この順番で進めていきます。
まず工事箇所1松江市役所前エリアですが、令和7年8月に供用開始する予定で現在整備を進めています。資料P25にあるように、観覧席となるような階段を設置し、宍道湖を背景にしたコンサートやイベントなどができるエリアになる予定です。
工事箇所2松江しんじ湖温泉前エリアについては、多目的テラスを設ける予定で、市民の皆様、また観光客の皆様が水辺に親しめる集いの場とすべく令和7年11月の供用開始を目指して整備を進めます。
工事箇所3千鳥南公園前エリアは、資料P28のとおり「ちゃぷちゃぷ広場」を設けることにしております。供用開始はちょっと先で、令和10年4月を予定しています。千鳥南公園の再整備にあたっては、芝生広場、駐車場や倉庫を造ったり、またベンチや休憩シェルターを設けることも今後検討していくことにしています。
そしてこの工事の進捗にあたり、仮設のフェンスが増える状況となります。資料P30の青い部分については既にフェンスが設置されていますが、この8月上旬から令和10年3月にかけて資料の黄色い部分に新しくフェンスを設置させていただきますので、御承知おきください。
また、この千鳥南公園には現在、松が植栽として植えられています。松は76本ありますが、健全な移植できるようなものについては移植済みで、移植に適さない(弱っている)ものについては撤去する必要がありますので、こういった植栽の整理を今後行ってまいります。
皆様には工事中には大変御迷惑をおかけすることになりますが、今後この水辺のエリアの魅力が高まるような整備を国土交通省と一緒に進めてまいりますので、ご理解いただければと思います。よろしくお願いいたします。
松江城の樹木管理
これまで何回かお話をしていますが、7月24日に倒木が新たに発生しております。これを踏まえた上で、今後の対応について改めて説明をさせていただきます。
7月24日の未明に倒木がありました。場所は、松江城天守の北側に当たる場所です。オニグルミという木の幹が高さ5メートルの位置で折れ、園路に落下しました。石垣の上に立っていた木が途中から折れたという状況です。中は朽ちて腐っているということが倒木の直接の原因で、当日雨が降っていたこと、あるいは幹が最初から斜めに生えて非常にバランスが悪い状態になっていたこと、寄生植物が付着したことによって腐食したという原因まで特定できています。
この場所はたくさんの方が通るエリアでないものですから、先般の倒木があったときにも点検はしていましたが重要性がそれほど高くないと考え、優先度が高いところから順次木を切ったり、あるいは剪定を進めていく考えでした。幸いにも人的な被害、あるいは松江城の文化的な資源についての毀損はありませんでした。
今回の倒木が発生する前は、たくさんの方が通るエリアにおいて、特に倒木のリスクが高い樹木を特定し樹木診断を実施することにしていました。主要な見学エリアから外れた位置にあるものについては、この秋以降に専門家による樹木診断、そしてそれを踏まえた対応をするということにしていましたが、今回のこのオニグルミの倒木がありましたので、7月25日に新たに点検を実施しました。その結果として、伐採あるいは剪定が必要な樹木を追加的に選定し、伐採が27本、剪定が23本+1つの区域ということになりました。これをプロットしたのが資料P35の図です。図の緑の部分は、松江城天守を中心にたくさんの方が往来されるエリアで、こちらについてはあらかじめ倒木対策を取るということで進めていたところです。それ以外のエリアはあまり人が通らない場所ではありますが、点検した結果として、伐採や剪定が必要だという判断をしたところです。
今後の対応について、7月8日時点の対応を見直します。今回、再点検を経て第1段階の緊急対策を予定どおり実施してまいりますが、追加として27本の伐採を10月末までに、23本プラス1区域の剪定を8月31日まで実施することにしております。また、第2段階の緊急対策として精密診断を行い、それを踏まえた対応をしていくことにしておりましたが、秋以降に予定していたものを前倒し、診断結果に応じて速やかに対応を進めてまいります。
資料P37にはスケジュールと場所を示しています。作業中の安全確保のため、樹木周辺の立ち入り制限をさせていただきますが、できるだけ早く立入り制限をなくせるように工事を進めていきたいと思っています。ご理解いただきますようよろしくお願いします。
堀川遊覧船島根スサノオマジックコラボ船特別運航
島根スサノオマジックと堀川遊覧船のコラボ特別企画をこの夏に運航します。企画の狙いとしては、スポーツと観光を掛け算にしてみようということで、市民にとっても、また旅行に来た皆様にとっても、このプロチームをみんなで応援していこうという機運を高めていきたいと思っています。また、スサマジのファンの方にぜひ松江城周辺エリアにも足を延ばしていただこうということで、スポーツと観光の両方の魅力を掛け合わせて、さらに増幅させていこうという企画です。
運航期間は8月22日から10月6日までの46日間です。10月5日、6日が2024-25シーズンの開幕戦になりますが、このときまで運航する予定です。
今までの堀川遊覧船と何が違うのかといいますと、まずラッピングを実施します。今、ホンダさんと一緒に電動船の運航もしていますが、その電動船も含めた全船の屋根にスサマジのラッピングをします。その上で乗船場もスサノオブルーにデコレーションをし、シールやのぼり旗などの設置、また乗船場の中のふれあい広場においては特別展示も実施する予定です。
そして、船内にはスサマジのクイズを掲示しています。これに答えると、抽せんでホームゲームの観戦ペアチケットや、選手のサイン入りユニフォーム、サイン入りボールなどのスサマジグッズが当たりますので、ぜひこのクイズに挑戦してみてください。
そして交流して楽しもうということで、8月24日にはスサマジ選手が乗船する船が運航されます。また9月下旬にはスサマジの選手かアクア☆マジックが堀川遊覧船に乗ってPRするイベントを行います。詳細情報は堀川遊覧船のホームページで確認いただければと思います。堀川遊覧船に乗って、みんなでスサノオマジックを応援してまいりましょう。
生成AIで松江市のゆるキャラ制作
AI(人工知能)を使って、松江市のゆるキャラの制作に取りかかりますというお知らせです。本市で調べる限り、自治体でこういった形でゆるキャラをつくるのは初めてというふうに認識しています。
1つおわびがございます。市報松江8月号の中に「松江市のPRキャラクターデザインの募集」というものがありましたが、これは実はまだ検討段階の情報を誤って掲載してしまったものです。現在募集は行っておりませんので、大変恐縮ながらご理解いただければと思います。
新しいゆるキャラをつくっていきたいと考えているきっかけとしては、来年2025年は松江市が新しく合併し誕生してから20周年の節目を迎えます。それと同時に、松江城の天守が国宝に指定されてからも10周年という節目となります。この節目の年に向けて、誰からも愛される松江らしいキャラクターをつくり、まちの魅力を市内外に発信していく、知名度を向上させる、市民の誇り・愛着を醸成していくということを考えています。このゆるキャラができましたら、ホームページやSNS、広報媒体等で使用していくほか、グッズの作成などを予定しており、PR活動につなげていきたいと考えているところです。
今後のスケジュールですが、まずは市のほうでAIを使ったキャラデザインの作成をし、選考委員会によって複数のキャラデザインを選定します。その後、10月を予定していますが、「ゆるキャラ市民総選挙」と題して市民投票によって選定したいと思っておりますので、この段階で市民の皆様にこういった候補のキャラデザインがあるということをお示ししたいと思います。その後、この総選挙によりゆるキャラを決定し、その上で愛称を公募します。皆さんから応募いただいたものを候補として、改めて市民投票を実施したいと思っています。こうして来年の2月にゆるキャラを決めてお披露目したいと考えていますので、皆様ぜひご注目いただければと思います。
第52回松江市民美術展作品募集
半世紀にわたって市民の皆様に参加いただき楽しんでいただいている「松江市民美術展(市美展)」の作品募集です。
今回は9月6日から9日まで行います。会場は島根県立美術館のギャラリーで、入場料無料です。表彰式、ギャラリートークを9月7日に行う予定にしています。
今回の特徴として「デザイン部門」を新設します。また、若い方にたくさん参加いただきたいという思いもあり「ユース賞」を新設し、今年4月1日時点で21歳以下の方を対象に授与する予定です。また、これまで高校生年代の方の出品料を無料にしていましたが、これを広げ大学生年代までの方の出品料が無料となりますので、奮って出品いただければと思います。
作品の募集について、従来の書、日本画、洋画、写真、工芸部門に加えてデザイン部門が新設されています。対象となるのは、松江市民の方、市内に通勤通学されている方、市内の教室に通っている方です。出品料は2,000円ですが、先ほど申し上げた21歳以下の方については無料です。8月27日までに出品票を松江市文化振興課まで提出ください。この出品票は、松江市のホームページのほか、松江市文化振興課、各公民館、画材店、カメラ店などで配布しています。作品の搬入は9月3日となっています。
詳しくは松江市ホームページで情報提供していますので、こちらで確認ください。皆様のご応募、出展をお待ちしています。
島根半島・宍道湖中海ジオパーク国引きフォトコンテスト作品募集開始
島根半島・宍道湖中海ジオパーク(国引きジオパーク)のフォトコンテストを実施します。資料P56の写真は令和2年度のフォトコンテストで最優秀賞を受賞された作品です。千酌海岸の模様です。
このジオパークの魅力をエリア内外に発信するためのフォトコンテストと位置づけています。島根半島・宍道湖中海ジオパークのエリア(松江市と出雲市の全域)にある、3つの部門「大地」「動植物」「歴史と文化」を題材とする作品を応募いただければと思います。募集期間は8月1日から来年1月31日までです。応募方法は、インスタグラムの投稿かEメールでの応募に限らせていただきます。
部門ごとに3つの賞を設けます。最優秀賞、優秀賞、次世代が選ぶ特別賞を授与させていただきます。審査員としましては、プロのカメラマンの方、そして市立皆美が丘女子高校の生徒の皆さんに次世代が選ぶ特別賞なども見ていただこうと考えております。
賞品は、このジオパークの魅力が詰まった「国引きジオブランド商品」を贈呈させていただく予定です。皆様のご応募をお待ちしています。
夏休み期間中の市内学習スペース
中高生の皆さんが勉強するに当たって特に夏休み、あるいは年末年始にかけて学習スペースが欲しいという要望をいただいています。夏休みが始まりましたが、松江市が提供するもののほか企業の皆様に提供いただいている学習スペースもありますので、それを紹介させていただきます。
この夏休み期間中に利用可能な学習スペースとして、「松江市市民活動センター(STIC)」、「松江勤労者総合福祉センター(松江テルサ)」、「さんびる文化センタープラバホール」、「島根県立図書館」があります。今回、島根銀行さんが駅前本店ビルの会議室を貸していただけることになりました。利用料等は特にありませんが、中高生のみが対象となりますのでご注意ください。また、「放送大学(市民活動センター4階)」、「地域活動支援センターゆうあい」は高校生のみ利用できます。そのほか各公民館も利用できますが、公民館ごとに開設日や時間が異なりますので、事前に各公民館にお問い合わせいただきますようお願いします。
夏休みに利用可能な学習スペースを引き続き募集をしています。特に民間事業者の皆様で頑張る中高生を応援したいということがあれば、教育委員会までお問合せをいただければと思います。よろしくお願いいたします。
質疑応答
(山陰中央新報)知事公舎の活用について、7月31日に県に返した内容としては市が利用するということですか。
(上定市長)はい、にぎわい創出の拠点として利用するプランを今考えていると回答しました。具体的な機能として資料P21に掲げてるような機能を念頭に置いているということを伝えています。
(山陰中央新報)これは県の持ち物で、市が利用するとなると買い取りになると思いますが、その辺りのお話はどうなっていますか。
(上定市長)具体的に買い取りあるいは賃貸するとか無償譲渡とかいったことついては、今後の協議としており、今の段階で何か結論が出ていることはありません。
(山陰中央新報)その取得の方法について、市長としてどのぐらいをめどとか、お考えはありますか。
(上定市長)松江市の中心部でお城の周辺エリア、非常に利用価値の高いところですので、前向きに検討を進めていくことができればと思っており、特に何か手法にこだわるものではありません。まず具体的な用途を考えつつ、県と協議・検討を進めていく過程で決めていくことかというふうに思っているところです。
(山陰中央新報)県の条例では無償譲渡は原則しないという決まりがあるみたいですが、その辺りの話というのは、今日のところまでで何か県と話をされましたでしょうか。
(上定市長)条件的なところの詰めをしている状況ではありません。松江市で取りまとめたコンセプトをたたき台として、これから具体的な内容について検討を一緒に進めていくということかと思っています。
(山陰中央新報)いつ頃のオープンだとか、いつ頃までに着手されるという点はどうでしょうか。
(上定市長)時期にこだわっているものではなく、内容を詰めていく中で、それがうまくスピード感を持って進められればいいと思います。「ばけばけ」の放送も来年秋からは始まりますので、それも一つのタイミングと見据えながら、相乗効果を持って臨めるよう、観光の魅力を訴えていくきっかけになればいいと思っています。検討はできるだけ速やかに進めていきたいと思います。
松江市あるいは県も含めてですが、これを全て行政で進めていくのは難しいと思っており、民間事業者の皆様の知恵や力をいただきながらとも思っています。
(山陰中央新報)今日発表いただいた件とは関係ありませんが、7月に入って宿泊税の議論が再開され、免税点が焦点に上がってるかと思いますが、これについて市長の認識をいただければと思います。
(上定市長)宿泊税についてはパブリックコメントも含めていろいろな意見をいただいており、今月も検討委員会を開いていただく予定で、免税点についての議論を進めていただいています。そこでまとまるような形で進んでいくことを、今後のスケジュールも円滑に進んでいくことを期待するところではありますが、十分な議論をしていただいた上で皆さんが納得して取り組んでいけるようなアイデアにしたいと思っていますので、スケジュールありきではなく、むしろ一つ一つの議論を丁寧にしていただいた上で、最終的には松江市としてまた議会に諮ることになりますので、そのタイミングについても今後相談しながら検討を進めていきたいと思っています。
(山陰中央新報)これまで隠岐のほうからの意見やパブリックコメント、検討委員会の議論などいろいろあったと思いますが、市長は一連のことをずっと見ておられて、免税点は必要だと思われますか。
(上定市長) 隠岐の町村からいただいている話としては、移動目的、教育目的といいますか、部活動で島民の方が松江市にいらっしゃる場合があるので、そういったケースについて宿泊税を免除できるような形にならないかという要望だと認識しています。
一方で、具体的に島民の皆様がどういったところにお泊まりかということも教えていただき、その中で免税点を設けることによって医療や教育目的でいらっしゃった方が、結果的に宿泊税の対象から外れるという分析の仕方ができると聞いております。免税点を導入することが目的というよりは、そういった隠岐の方の希望に沿うような形でできるだけまとめていこうと思ったときに、免税点というのが一つの解決策になり得るという捉え方をしています。
(山陰中央新報)市長の認識として、徴収される事業者の業務が煩雑化されるということはお認めになっておられましたけれども、その辺りへのフォローというのは今どのように考えておられますか。
(上定市長)検討委員会の中に各旅館・ホテル組合の方に入っていただいていますので、そういった皆様との議論を深めていく必要があると認識しています。免税点を入れるということは、幾らの宿泊料であれば取る取らないということを一つ一つ確認していく必要がありますので、当然、宿泊事業者の方の手間になるということは間違いないと思います。
一方で、宿泊税は負担していただく宿泊者の皆様に最終的には便益が返ってくるような形で使い道を考えていく必要がありますが、その使い道として宿泊したいというニーズが高まるような使い方をしていけば宿泊、観光客が増えていくということになりますので、その辺りのストーリーといいますか、宿泊税を取る取らないというところの入り口部分だけじゃなくて、その後、具体的にそれを何に使っていくかについても、宿泊事業者の方にご理解いただきながら検討を進めていきたいと思っています。
繰り返しになりますが、また今月、宿泊事業者の皆さんも入っていただく検討委員会が開催されますので、その場でも意見をいただいた上で、負担になるとしてもその分メリットも感じていただけるような形でまとまっていけばいいと考えています。
(時事通信)知事公舎についてお聞きします。回答期限を延長して昨日島根県に回答されたということですが、延長とか回答に時間を要した理由を教えてください。
(上定市長)知事公舎についてまず検討の打診をいただきまして、その後、私も実際に知事公舎に行って見ています。立地が非常にいいということは確認した一方で、先ほど申し上げたような用途に制限がある部分があり、プランだけつくってそれで結局使えなかったということにならないように、検討を進めていくには具体的にやらないといけません。そういった具体的な制約がある中で、先ほど申し上げたように民間が主体で事業を営んでいくことができるかというような検討をするのに時間がかかったというのが正直なところです。
今も具体的な設計図面ができているわけではないですが、7月末ということで期限を切っていただいたところに併せて具体的な機能として何を持たせるのかについては整理ができましたので、県のほうには今回のタイミングで回答させていただいて、前向きにといいますか、利用する前提で今後の検討を一緒に進めさせてくださいという話で確認をさせていただいたところとなります。
(時事通信)島根県が松江市に利用計画を照会したときに、利用条件として表通りの塀を残すなど現在の景観を保持し活用することというのを示していたかと思うんですけども、確認なんですが、これをクリアした上で具体的に利活用を一緒に考えていくということでよろしいですか。
(上定市長)はい、そのつもりです。当然のことながら、具体的な用途によってどういうふうになるかは変わってきますので、その過程において一つ一つ県とは確認しながらやっていきたいと考えています。
(中国新聞)同じく知事公舎のことでお伺いしたいんですけれども、買取りになるのか賃貸になるのか無償譲渡になるか、これはこれから県と詰めていくということですけれども、可能性としては、市長のお考えとしてはどれも可能性がありますか。例えば無償譲渡じゃなければ利用しないとか賃貸でなければ利用しないとかそういう考えはなく、今のところはどれも可能性がある話と思っていてよろしいでしょうか。
(上定市長)所有の形態について決めているわけではありませんので、具体的な目的といいますか用途のところからアプローチしていますので、その中で必要な所有の形態がどうあるべきか、市と県との間で今後検討していくものと認識しています。ですので、今何かこの手段ということで排除なり特定しているということはありません。
(中国新聞)買取りの可能性も残っているということ。
(上定市長)可能性としてはいずれの手法もあり得ると考えています。
(中国新聞)もう1点、先ほど、いろいろな制約がある中で民間が主体で運営できるのかどうかという、そこを検討に時間がかかったということでしたが、つまり民間利用がなかなか難しいという理由で、ならば市が活用していこうという、そういう思考回路でこうなったんですか。
(上定市長)順番としては、仮に松江市がこの場所を使わない場合は、恐らく県は民間に入札に出される。そうなると実際どういった用途になるか分からないわけですよね。松江市としてみると、このエリアは非常に大切なところなので、いろんな活用の方法があると考えていまして、市民の皆さん、あるいは民間の事業者の皆さんのアイデアを取りまとめて形にできればいいと思っています。というのが、民間の事業者が自分で事業を独立的にやられるというよりは、公共的な意味合いを醸し出せる場所なので、そういった松江市の魅力を向上させていくなり、たくさんの方に、市内外の方に関心を持っていただく施設とすべく、民間の事業者さんと一緒に松江市が考えていける、その仕組みをつくりたかったものですから、今回県と一緒に検討を進めさせていただく運びとしています。
(中国新聞)最後にもう1点、コンセプトで幾つか様々な機能の可能性というのを挙げてもらっているんですが、知事公舎は広いといっても広さの制限はあると思うんですが、これらのいずれかを機能として想定しているのか、それとも複合施設的な想定なのか、どちらになるんでしょうか。
(上定市長)先ほど申し上げたとおり、まだまだこれから検討が必要ですが、180日までの宿泊を前提とすると、あと残り180日があるわけですね。そのときにいろんな用途に活用していくというのを基本に考えたいと思っていますが、結局この日が使えてこの日は使えないというようなことにならないように、年中観光客の方あるいはそういった宿泊の用途にいらっしゃる方に楽しんでいただける形にする必要があると思っておりまして、今後詰めていく話にはなりますが、ここに書いてある用途については、どれを取ってどれを取らないというよりは、取りあえずここに書いてある用途についてはすべからく検討を進めたいと思っておりまして、複合的に使うことができればいろんな用途、いろんな方のニーズにかなう施設になり得ますので、その辺りはまずは検討を進めていきたいと思っています。
(読売新聞)先ほどアイデアを取りまとめるというお話があったんですが、これは例えば意見募集とか、そういうものを市としてする予定はあるのかということを伺います。
(上定市長)まずは市のほうでプランを具体的にもう少し詰めて考えていこうというふうに思っています。市民の方に何か意見募集をするとかアイデア募集というのは、今の段階では予定をしているものではありません。
(中国新聞)倒木のところで、資料P34に書いてあることを確認したいんですけど、この倒木前の方針のところで重要木と選定しているものは、前回の会見でも説明があった10年前に診断されものを中心に重要木として選定したという認識でよろしいですか。
(上定市長) はい。
(中国新聞)今回、25日に実施されたのは、それとは別の樹木に対して検査をして、二十何本かを伐採するとされたと。
(上定市長)そのとおりです。重要木については常に特定をした上で、それぞれについての経過観察をしている状況にあります。それ以外の樹木については、必ずしもカルテ的なものがあるわけではないので、今回も人通りがあまりないということで、リスクは相対的には低かったんですけど、結果的に倒木がありましたので、それを踏まえた上で総点検をし、伐採あるいは剪定が必要な樹木を特定したということになります。
ただ、一方で、重要木についても結局精密な調査を実施したのは10年前ですので、状況はやはり変わってきていると思います。特に当時は想定できていなかったようなこの夏の暑い気候だったり、雨がたくさん降ったり自然環境も随分変わってきています。精密検査についてもできるだけ早くというので、8月の中旬には実施していくことにしており、仮に倒木の可能性が高いと分かればすぐに伐採する必要があると思いますし、そういった対応は速やかにしてまいりたいと考えています。
(毎日新聞)市営バスについてお尋ねします。資料P14ですが、4月1日にダイヤを改定されて、その減便の影響で市内が混雑して、また積み残しが発生したということですが、これはダイヤ改定する前に予想できなかったんでしょうか。
(上定市長)幾つか複合的な要因があったと思っています。ダイヤ改正前に押さえておくべき点だったと思っておりますのは、事情として2つありまして、一つは高校生の皆さんが自転車通学をするに当たって、その自転車通学願のようなものを出さなきゃいけないですね。実際にそれが認められて自転車通学できるということになるんですが、一時的に自転車で通学できない生徒さんがいらっしゃって、バスの利用が多くなるということがあります。というのと積み残しが発生したのは松江駅前なんですが、松江駅前は御存じのように、たくさんバスが入ってきますし、たくさんの停留場があるので非常に分かりにくい。初めていらっしゃった方、この4月から高校1年生になってバスを利用される方にとっては分かりづらかったということがありました。どのバスに乗っていいか分からなくて、結果的にバスが行ってしまうというようなこともあって、そのときには松江市交通局の職員が松江駅前まで来まして、そこで誘導するというようなこともありましたので、結果的に何日かで積み残しが発生するような状況は解消されたんですが、今思えば、予測できないことではないので、この反省は踏まえつつ来年度以降の特に春の対応というのは留意していきたいと思っています。
(日本海テレビ)公園の樹木の確認ですが、資料P36、第1段階の緊急対策で、もともと8月をめどに伐採する予定だった4本が8月31日までに実施で、これ時期がずれてるんですか。
(上定市長)これは変わっていません。予定どおり進めており、既に伐採したものもあるということをお話ししているところです。それに追加して今回伐採、剪定もありますといった内容になります。第1段階の緊急対策のこの樹木の伐採については変わっておりません。
(日本海テレビ)分かりました。それで資料P34ページですが、重要木の本数ですが、最初の点検では40本あって、そのうちの4本が伐採の対象になった。
(上定市長) はい。
(日本海テレビ)今30本を見守っている。これは36本じゃないですか。
(飯塚松江城・史料調査課長)重要木は当初40本ありました。これは10年前の精密診断をしたときの数です。その後10年間の間に伐採した木が10本ありまして、現在30本残っているというところで、その30本についての今後の精密診断の説明でした。
(上定市長)もともとの重要木40本を設定していて、このうちの10本についてはこれまでに朽ちてしまったもの等があって、伐採したのが10本ある。ですので、40本から10本引いた30本というのが現在の重要木としての位置づけになっていて、これらを対象にして今回8月中旬までに精密診断を実施するということです。
(山陰中央新報)水郷祭について、市のほうで売行きや売上額などは把握されていらっしゃいますか。
(上定市長)はい。水郷祭推進会議のメンバーとなっていますので、その中で商工会議所が直接的な事務局をやっており、情報の共有をさせていただいているところです。
(山陰中央新報)数をお答えいただくことはできますか。
(上定市長)今ここにあるものではないですが、山陰中央新報さんにも掲載いただいたとおり、少し前の時点で6割というところは把握をしています。
(山陰中央新報)市として1,700万円の補助金を出していると思うのですが、運営として2万5,000席の予定だった有料観覧席の席数がまだ定まっていなかったり、開催直前に新たな席を出したりということに関して、補助金を出してる立場としてどういう受け止めをされていらっしゃいますか。
(上定市長)補助金を出しているといいますか、推進会議の一員として全体を切り盛りしている立場で申し上げますと、昨年有料観覧席をかなり増やしてやってみて、その際の反省点がいろいろありました。それを踏まえて、今回もう一度見直して料金設定、エリア設定等した部分ももちろんありますし、あと新たなチャレンジをしている部分もいろいろあります。今回また席数をさらに増やしましたけども、道路管理者とか警察とか、いろんな協議を新しくしていく必要があったものですから、結果的にちょっと遅くなったということを踏まえた上で来年を考えていかなきゃいけないと考えているところです。
全体の売行きとして、去年よりは少なくとも売上げ自体が増えているということは言えると思いますが、そのあたりの分析もこれからです。まずは3日、4日を成功させてからその後数字の分析等もした上で、また来年のやり方、料金設定、あとはどの場所をどの価格で売っていくかといったところも含めて推進会議の中で検討を進めていきたいと思っています。
(山陰中央新報)今後、松江市として補助金の継続や増減など、市としてどう関わっていく予定ですか。
(上定市長)先ほどの1,700万というのは前から据え置いている金額で、それを増額していくというのは財政的になかなか難しいかなと思っています。
一方で、水郷祭は市民のためのお祭りじゃないか、有料観覧席を増やすというのは何事だというようなお叱りを受けることがありますが、水郷祭を継続的に開催しようと思ったときにやはり先立つものが必要で、予算がない中で財政負担も限界がある中で、有料観覧席を設けずして水郷祭を持続することは難しいと考えています。
実際、全国では花火大会が随分休止になっています。松江市としては、これは商工会議所も含めてですが、持続可能な花火大会をいかにつくっていくべきか真剣に考えた上で現在のプランを設定したものです。市民の皆様にもちろん楽しんでいただきたいので、有料観覧席を全て取り囲んで何かフェンスを立ててとか、そういうことは全く考えておりません。有料観覧席が広がっている分、花火も今まで2そうから上げておりましたのを今4そうから上げて、2日間で2万1,000発という今までの史上最多の打ち上げ花火にしており、無料で観覧いただけるエリアも広がっていると思っています。
ですので、松江市として今後ももちろん市民の皆さんの声もお聞きしながらですが、松江水郷祭の花火大会として途絶えてしまわないように、商工会議所を中心とする民間企業の皆様ともしっかり検討を重ねながら取組をさらに進めていきたいと思っています。
(山陰中央新報)去年有料観覧席を拡大したときに、市民の娯楽と観光振興による経済効果の両立というお話があったと思うんですが、現在の水郷祭の在り方はどのように考えておられますか。
(上定市長)市民の皆様にも楽しんでいただき、松江に対する愛着や誇りを醸成していただく機会にしていただきたいと思っています。
今回、高校生の皆さんに今後の松江市役所の使い方を検討してもらうという目的で、松江市役所から水郷祭を観覧していただくという募集をしました。たくさんの方に応募もいただいています。松江にはこんなにすばらしい花火大会があるんだ、すばらしい宍道湖という景観があるんだということを知っていただいて誇りを醸成をして、将来的に松江のことをいろいろ考えたいと思ってもらえればと考えています。
それともう一つは、やはり観光資源として大変大きな魅力がこの松江水郷祭にはあると思っていますので、全国の花火大会が少なくなってきている中で、今、西日本最大級というふうに銘打っておりますけども、今後海外に対する遡及なども含めてたくさんの方に来ていただいて、水郷祭の魅力を通じて松江の魅力、遡及力を高めていく一つの要素になればいいと考えています。
(山陰中央新報)最初に戻って申し訳ないですけど知事公舎のことで、今日発表いただいたのは、改修工事とか何かそういったことを想定されているということですか。
(上定市長)私も見に行かせていただきましたが、そのまま使える部分とかなり手を入れなきゃいけない部分もありますので、この部分は使えるとか、この部分はある程度改修をしていかなきゃいけないというところをこれから詰めていこうと思っています。ですので、具体的な改修だとか何か上屋を建てるとか、そういったところについても、今の段階で何か決めてるところはありません。
(山陰中央新報)前回の会見でも伺ったんですけれども、市長選挙の出馬のことは今どのようにお考えでしょうか。
(上定市長) 今の段階で何かというのはございません。今日も説明させていただいたようないろんな政策課題もありますので、それにしっかり取り組んでいきたいと思っています。
(山陰中央新報)判断時期について、まだちょっとお考えではない。
(上定市長) はい。
(山陰放送)水郷祭の花火と今日説明をいただいた宍道湖岸の河川改修の件で確認ですが、来年以降、この湖北地域について非常に広くフェンスが広がるということは、この湖北地域の部分で有料席をつくる際に制約ができるということになるんでしょうか。
(上定市長)制約が出てくる可能性があると思います。ただ、この部分については国土交通省さんを含めて、来年の水郷祭においてどのような形になるかということについてまだ調整をしていません。この工事は進めながらも水郷祭のときにできるだけ活用できるよう考えていかねばと思っています。
(山陰放送)来年は、2万何千席というのは物理的にできなくなる可能性もあるということですか。
(上定市長)まだわかりません。今回、南側の道路部について新たに観覧席として活用できたところもあるので、その差引きでどうなるかというようなところは、これから検討になります。
更新日:2024年08月15日