吉林市友好都市提携25周年記念事業(出張報告)

更新日:2024年08月15日

吉林市と松江市の友好都市25周年記念事業として、7月21日から25日まで吉林省を訪問し吉林市長ほか面談をさせていただいた報告です。吉林省吉林市は中国の東北部にあり、人口約400万人の都市です。訪問団は、私、吉金市議会議長ほか5人で行ってまいりました。

内容としては、交流を促進していくためのトップ同士のミーティング、そして松江観光披露会と銘打って松江の観光資源の魅力を発信するセミナーの開催、また吉林市内、政府のサービスセンターほか市内各地を視察させていただきました。

まずトップ同士の意見交換ですが、王吉(ワン・ジー)市長と面談を行い、今後の交流についてお話をさせていただきました。吉林市とは5年ごとの周年行事を祝う交流を続けていますが、今後は5年後を待たずして継続・持続的な交流をさせていただきたいと話をした上で、具体的な連携の分野についても話しました。まずスポーツや文化面での青少年交流をやっていきましょうと。それと、両市とも観光が一大産業になっています。特にこの吉林市は冬の観光に力を入れており、スキーや、霧氷を見に来られる方もたくさんいらっしゃいます。そういった観光に強みがお互いありますので、観光分野で交流をしていきましょうということ。それと、先方は環境エネルギー分野、医療・介護分野等に関心を示され、松江市としても売りになっている部分があるので、そういった産業交流をしていきましょうということを確認しました。

2つ目として、「観光披露会」というセミナーを7月24日に開催しました。旅行会社など72名の方が来場され、私から松江の魅力について講演をさせていただいたほか、松江市産の日本酒や日本茶、和菓子・まんじゅうの試食、試飲、松江市の紹介パネル展示や紹介ビデオ放映も行いました。たくさんの方に来ていただいて試飲、試食をしてもらったり、また地元のマスコミも取材に来ていただき、披露会の様子が地元のテレビで放送されるなど、吉林市民にも広く発信することができました。

そのほか、市内の視察もさせていただきましたが、吉林市は中国の大規模都市の例に漏れずデジタル化が非常に進んでおりました。「サービスセンター」を訪問しましたが、日本の役所に見られるようなたくさんの人はおらず、大体の方がスマホでサービスを受けられるので、サービスセンターまで足を運ぶ必要がないという話がありました。 また、市内に「松江」という名前が冠されている道路や橋などが多数あり、吉林市と友好都市締結するきっかけになった部分を実感しました。

今後、吉林市との友好関係をさらに温め、深め、具体的な連携を進めていきたいと思っています。

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