松江城天守の国宝指定10周年

更新日:2024年09月05日

松江城天守の国宝指定10周年について、3つトピックスがありますので、順次お話しします。

まず1つ目、ロゴマークの制作です。松江城のロゴマークは、現在、資料P53のものを使っています。今回、国宝指定10周年をPRするためのロゴマークを、これと組み合わせて使っていこうということで、これを作っていただいた、著作権を有するデザイン会社に制作を依頼したものです。資料P54が10周年のロゴマークになります。「1」と「0」をあしらっており、「0」の赤は宍道湖に映える夕日、黒と灰色は松江城の板壁の黒や漆喰の白、瓦の灰色などがイメージされています。金色は国宝松江城のロゴマークに合わせたイメージです。そして「千鳥城」から羽根をモチーフに、将来にわたってこの松江城を伝え、守っていくという願いを込めたものです。

これを従来からあるロゴマークと組み合わせて使っていくことにしています。今の松江城のロゴマークもそうですが、皆さんに自由に無料で使っていただくことにしており、松江観光協会のホームページに掲載していますので、いろいろなところで、関連イベント等にも使っていただければと思います。ただし、10周年記念ということなので期限を設けており、来年度末までとしていますのでご注意ください。皆さんで10周年を一緒に盛り上げてまいりましょう。

2つ目が、10周年記念のプレイベントの開催です。今回、「八雲立つ ~千鳥舞う いやさかの祈り~」と題し、尾上菊之丞さんの演出・出演、尾上右近さんの出演で、舞と和楽器の公演を行います。永久に栄えるという「いやさか」を祈念した伝統楽器による演奏と踊りが披露されるものです。出演されるのが尾上家の皆様です。日時は11月9日(土曜日)の1日2公演(12時~、15時~)、舞と和楽器の公演の後に尾上右近さんのアフタートークもあります。松江城二の丸上の段特設舞台において行う予定で、各回800人計1,600人の定員となっていますので、お早めにお買い求めいただければと思います。

3つ目は、特別版「お城EXPO in 松江」の開催が、令和7年6月28、29日に決定しましたのでお知らせします。お城EXPOは、例年、横浜で開催をされていますが、昨年は姫路で開催されました。これは、姫路城がユネスコ世界遺産に指定されてから30年の記念ということで、姫路に国宝5城を持つ5市の市長が集まりパネルディスカッション等を行いました。その際、松江城が国宝10周年になるので松江で開催したいという話をさせていただき、それが実現したものです。来年6月28、29日と、ちょっと先ですが、全国からお城ファンの皆様が松江に集まられることになりますし、また、今後、世界遺産を目指して取り組んでいく大きなきっかけにもなろうかと思いますので、皆様にもぜひご理解をいただき、またご参加いただければと考えています。

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